週末、日本野鳥の会の研修会に参加するため、1泊2日で仙台に行ってきました。これまで鳥見ツアーで長野県や新潟県、北海道にも何度か遠征しましたが、東北に足を踏み入れるのは初めて。
研修会が終わった日曜の午後、仙台から1時間ほど列車に揺られて伊豆沼まで足を延ばしました。目当てはガンの群れ。
日本には約23万羽のガンが渡ってきますが、その95%が宮城県で越冬します。中でも伊豆沼は、いわば“日本のガンの聖地”。最寄り駅に着くまでの車窓からも、田園のあちこちに群れが見られ、期待がどんどん膨らみます。
はやる心を抑えてとりあえず伊豆沼へ行くと、30羽ほどのオオハクチョウが、オナガガモやキンクロハジロを従えながら優雅に泳いでいます。関西で出合うことはほとんどなく、これほどの数のオオハクチョウを見るのは私も初めてです。
ガンは昼間は周辺の田んぼへ餌を食べに出ているので水面にはいません。オオハクチョウの声を背にして、ガンを探しに田園地帯へ向かいました。しかし、だだっ広い農耕地を1時間歩いてもそれらしい姿がありません。研修会で地元のバーダーから聞いた「歩いて探すのは厳しいかも…」という言葉が頭をよぎります。
最終便で宇治に着くために残された時間はあと2時間。しかし、双眼鏡で1km先を望んでも鳥影はありません。「やっぱり徒歩では無理か…」と諦めてUターンしたその時、背後の上空から「コー、コー」という聞き覚えのある声が聞こえてきました。
ガンだ! しかも「見てください」と言わんばかりに、すぐ近くの田んぼに舞い降りました。その数ざっと30羽。順光になる位置まで回り込んで、じっくり観察・撮影しました。
「まだ見ぬカリガネやシジュウカラガンが混じっているかも」との期待はすぐに消えましたが、無心に餌をあさるマガンたちと私だけの至福の世界にどっぷり浸ることができました。
27羽のマガンに「ありがとう」と告げて帰路に就きました。観察道具を片付けて駅まで歩く途中、10羽ほどの別の群れが飛んできて近くの田んぼに降りました。さすが“日本のガンの聖地”、私にとっては大満足の東北デビューとなりました。
研修会が終わった日曜の午後、仙台から1時間ほど列車に揺られて伊豆沼まで足を延ばしました。目当てはガンの群れ。
日本には約23万羽のガンが渡ってきますが、その95%が宮城県で越冬します。中でも伊豆沼は、いわば“日本のガンの聖地”。最寄り駅に着くまでの車窓からも、田園のあちこちに群れが見られ、期待がどんどん膨らみます。
はやる心を抑えてとりあえず伊豆沼へ行くと、30羽ほどのオオハクチョウが、オナガガモやキンクロハジロを従えながら優雅に泳いでいます。関西で出合うことはほとんどなく、これほどの数のオオハクチョウを見るのは私も初めてです。
ガンは昼間は周辺の田んぼへ餌を食べに出ているので水面にはいません。オオハクチョウの声を背にして、ガンを探しに田園地帯へ向かいました。しかし、だだっ広い農耕地を1時間歩いてもそれらしい姿がありません。研修会で地元のバーダーから聞いた「歩いて探すのは厳しいかも…」という言葉が頭をよぎります。
最終便で宇治に着くために残された時間はあと2時間。しかし、双眼鏡で1km先を望んでも鳥影はありません。「やっぱり徒歩では無理か…」と諦めてUターンしたその時、背後の上空から「コー、コー」という聞き覚えのある声が聞こえてきました。
ガンだ! しかも「見てください」と言わんばかりに、すぐ近くの田んぼに舞い降りました。その数ざっと30羽。順光になる位置まで回り込んで、じっくり観察・撮影しました。
「まだ見ぬカリガネやシジュウカラガンが混じっているかも」との期待はすぐに消えましたが、無心に餌をあさるマガンたちと私だけの至福の世界にどっぷり浸ることができました。
27羽のマガンに「ありがとう」と告げて帰路に就きました。観察道具を片付けて駅まで歩く途中、10羽ほどの別の群れが飛んできて近くの田んぼに降りました。さすが“日本のガンの聖地”、私にとっては大満足の東北デビューとなりました。
鳥たちが、待ってくださってるのを察知してくれたような、良かったですね~。
事前にいろいろ情報を調べて、「多分ガンが見られるだろう」と当りをつけて出向きましたが、最初は諦めムードになりました。
でも、ラッキーでした。