日本一長寿の樹に続いて、今日は世界一長寿の樹。
その樹はアメリカ東部のホワイト山という山中に生えているイガゴヨウマツという樹で、樹齢は4600年。下の写真はアッテンボローの『植物の私生活』という本を写したものですが、記事には「骨の折れる調査が続けられ、何本かは4600歳だと断定することができました」と書いてあります。写真を見ると空洞があるので、縄文杉と同じく中の木片を放射線炭素法で調べたのでしょう。

(世界一長寿とされているイガゴヨウマツ)
ギネスブックにも「世界一長寿の樹」として記載されています。しかし、前回も書いたように空洞のない立木は放射性炭素法で樹齢が計測できませんから、このイガゴヨウマツ以上に長寿の樹が他にあるかも知れません。
屋久島の縄文杉を世界一長寿の樹として誰かが報告したらしく、ギネスブックには「日本から紀元前5200年生まれの樹の報告があった」という記録が残っているそうです。信憑性に問題があったのか、結局は世界一と認定されなかったようです。
前回の大王杉(樹齢3000年)にしても、このイガゴヨウマツにしても紀元前から生き続けているのです。おそらく地球上で最も古い生物でしょう。水野晴郎じゃないですが、「いや~、木ってホントに素晴らしいですね」。
なお、「世界一高い樹」で日本の樹に触れませんでしたが、「日本一高い樹」は私の知る限り3本あります。いずれもスギで、秋田県の「きみまち杉」は58m、高知県大豊町の「杉の大杉」は60m、山梨県身延山にある杉も60m。それぞれが「日本一」と主張しているようです。
その樹はアメリカ東部のホワイト山という山中に生えているイガゴヨウマツという樹で、樹齢は4600年。下の写真はアッテンボローの『植物の私生活』という本を写したものですが、記事には「骨の折れる調査が続けられ、何本かは4600歳だと断定することができました」と書いてあります。写真を見ると空洞があるので、縄文杉と同じく中の木片を放射線炭素法で調べたのでしょう。

(世界一長寿とされているイガゴヨウマツ)
ギネスブックにも「世界一長寿の樹」として記載されています。しかし、前回も書いたように空洞のない立木は放射性炭素法で樹齢が計測できませんから、このイガゴヨウマツ以上に長寿の樹が他にあるかも知れません。
屋久島の縄文杉を世界一長寿の樹として誰かが報告したらしく、ギネスブックには「日本から紀元前5200年生まれの樹の報告があった」という記録が残っているそうです。信憑性に問題があったのか、結局は世界一と認定されなかったようです。
前回の大王杉(樹齢3000年)にしても、このイガゴヨウマツにしても紀元前から生き続けているのです。おそらく地球上で最も古い生物でしょう。水野晴郎じゃないですが、「いや~、木ってホントに素晴らしいですね」。
なお、「世界一高い樹」で日本の樹に触れませんでしたが、「日本一高い樹」は私の知る限り3本あります。いずれもスギで、秋田県の「きみまち杉」は58m、高知県大豊町の「杉の大杉」は60m、山梨県身延山にある杉も60m。それぞれが「日本一」と主張しているようです。
私は鳥と樹以外の生物のことはよく知らないのですが、千年単位の長さで生きている生物って他に存在するのでしょうか?
草本とかシダも地上部は枯れても、地下の根は生きているわけですから、寿命という意味では長いですよね。熱帯などでは地上部も枯れずに生き続ける植物があるかも知れないですね。
いや~、話が広がってしまった。