樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

京都御苑の冬鳥

2015年03月02日 | 野鳥
しばらく前、京都御苑へ冬鳥観察に行ってきました。
今の時期、この都市公園で大きな群れを形成しているのはイカルかアトリ。地面に降りてカエデの種を食べ、人が近づくと一斉に樹上に逃げるという行動を繰り返しています。同じ仲間なので、食性も行動もよく似ています。
下はアトリの大群。よく見ると、餌を食べるというよりも、落ち葉をかき混ぜているだけの個体もいます。表面的には集団と同じ行動をしながら、実際には別のことをしている不真面目なヤツなのでしょう。私自身も覚えがあります(笑)。



昨年はトラツグミが少なくて結局見つけられなかったのですが、今年はあちこちで遭遇。合計7羽を確認しました。
下の動画では大きなミミズを引っ張り出しています。人が近づいたので、樹上に“お持ち帰り”してゆっくり食べていました。



目当てのミヤマホオジロやアオバトには出会えなかったものの、「そろそろ帰ろうかな」と思った頃にルリビタキの成鳥オスが出現。これまで京都御苑ではメスタイプには何度も出会っていますが、青いルリビタキは初めて。



いつもの散歩コースでも初めて青いルリビタキに出会ったので、今年はハッピーになれるかな。
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2 コメント

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Unknown (guitarbird)
2015-03-02 14:17:46
こんにちわ
トラツグミが撮れるのはいいですね。
こちらまだ葉がない時期に来ることは来ますが、警戒心がかなり強くてなかなか撮れません。
アトリは先週から増えてきました、といってゼロだったのが数羽という程度ですが。
ルリビタキはあとひと月かな、こちらで見られるのは。
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そちらでは (fagus06)
2015-03-03 07:24:53
トラツグミは珍鳥なんですね。
北海道と本州では野鳥の生息状況がかなり違いますね。
そちらでは庭にウソが来るようですが、こちらでは考えにくいです。
だから自然は面白いとも言えます。
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