樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

シギチシーズン終了

2021年09月30日 | 野鳥
8月初旬から通い始めて昨日まで計10回、シギやチドリを観察するために近くの巨椋(おぐら)干拓地に通いました。昨日はほとんどの田んぼの水が抜かれていて、採餌する場所がなくなったので、もうシギやチドリはやってこないでしょう。
これまでシギ・チドリを2回掲載しましたが、そのほかのハイライトシーンをご紹介します。まず、トウネン。今年は見る機会が少なかった。以下は2回目の出会い。5羽が忙しく採餌していました。



次はタシギ。この鳥も、いつもは5羽~10羽の小群を見ることができますが、今年は単独のことが多かった。この場所には5枚の休耕田がありますが、撮影時(9月21日)には他の4枚は水が抜かれていて、最後の1枚。アオアシシギ、コチドリ、サギ類が集まっていました。



この干拓地で見られるシギで、私がいちばん好きなオグロシギにようやく出会えました。毎年2~3個体渡来しますが、今年はこの1羽のみ。それでも、他に誰もいないので、1対1でじっくり交歓できました。



昨日、今年最後のつもりでひと回りしてきました。シギやチドリは少なくなりましたが、ノビタキが増えてきました。この鳥が目立ち始めると、この干拓地のシギチシーズンは終了です。また、来年に期待したいと思います。
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2 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2021-09-30 07:42:47
エサ捕り、百発百中かどうかなと、拝見しながら思いました。水深によってくちばしの長さの違い、鳥の種類ですね。
>干拓地のシギチシーズンは終了
巨椋干拓地、毎年の繰り返しの水管理なのでしょう。シギやチドリたちがずっと過ごせますようにです。
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kazuyoo60様 (fagus06)
2021-10-01 11:24:02
将来はここで北陸新幹線延伸工事が行われるようです。そうなれば、鳥もやってこなくなるのではないかと心配しています。
すでにこの干拓地内で測量をやっているようです。
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