樹樹日記

じゅじゅにっき。樹木と野鳥に関する面白い話をご紹介します。

ブログが縁で

2013年05月16日 | 野鳥
昨年の秋、京都大学の宇治キャンパスで行われた樹木セミナーに同じ町内のYさんが参加されていて、「いつもブログを拝見しています」と声をかけていただきました。
「ブログでは本名を名乗っていないのになぜ私と分かるのですか?」と尋ねると、玄関のカツラを記事にした際、その写真でわが家と分かったとのこと。樹木や鳥などに興味を持たれ、宇治でその系統を検索して当ブログに行き当たったそうです。
以来、熱心な読者になっていただき、過去の記事もほとんど読まれたそうで、驚くやら、ありがたいやら、冷や汗やら…。
その後、一緒に鳥を見に行くようになり、ある時はご夫婦一緒に、ある時は娘さん2人のご家族4人で出かけました。そして、先日はご主人と2人で大阪南港野鳥園と淀川でシギチ三昧してきました。
幸運にも、南港野鳥園ではサルハマシギに出会えました。私にとっても初めての鳥。最初は「ウズラシギ? ミユビシギ? コオバシギ? エリマキシギ?」と迷いましたが、スコープでクチバシが下に曲がっていることを確認してやっと同定できました。



そのほか13種類のシギやチドリを見た後、午後は淀川の海老江干潟へ。鳥の種類も数も南港野鳥園よりも少なかったものの、Yさんには初見のオオヨシキリが2羽鳴いていました。
私は南港野鳥園では遠くて撮れなかったコアジサシが比較的近くで撮影できました。



匿名のブログからこんな意外な出会いも生まれるんですね。
Yさんは樹木の名前もいろいろ覚えられたようですし、日本野鳥の会京都支部の会員にもなっていただきました。私にとっては身近なところに同好の士が生まれたわけです。
yamboさん、次は近場のサンコウチョウを見に行きましょうか。
コメント (4)
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