先日、栃の森に行ってきました。昨年の12月は選挙の仕事で参加できなかったので半年ぶり。青空の下、ようやく展開しはじめた若葉で目を洗いながら、気持ちよく歩くことができました。
都心とは季節が1カ月半ほど遅く、例年よりも少ないながら森の奥にはまだ雪が残っています。
この時期は5月6月に比べると目立つ花が少ないものの、木立の奥や崖の上などを丹念に探すと、春を迎える花がひっそりと咲いています。
まずは、キブシ。森に入るまでの林道のいつもの場所で、いつものように、縄のれんのような花をぶら下げていました。
斜面ではヒサカキが、顔を近づけて覗き込まないと見えないくらい小さな花を付けています。
小川沿いや斜面のそこここに咲いているのはムシカリ、別名オオカメノキの白い花。鮮やかな色があるわけではないのに、まだ冬枯れの景色の中ではひときわ目を引きます。
森の中ではカエデの仲間が小さな花を広げています。最初に見つけたのはイタヤカエデ。
カエデの中で最も目立つのはハウチワカエデ。花自体は小さいですが、赤紫の花弁が10個ほどまとまっているので、遠目でもすぐにそれと分かります。
この森にはイヌシデ、アカシデ、クマシデ、サワシバのシデ4種類が自生しています。イヌシデとアカシデの識別は難しいのですが、今の時期は一瞥すれば花穂が赤いのはアカシデと分かります。
帰路の林道で、斜面の灌木に隠れるようにして咲いているウスギヨウラクを見つけました。ツツジの仲間ですが、ほのかな色の小さい釣鐘のような花を咲かせています。
このほか、アセビ、クロモジ、キンキマメザクラ、ヤマザクラ、ウリハダカエデ、イヌシデ、クマシデ、ヤマヤナギなど20種類以上の樹の花を観察することができました。
カラフルな花を見るのも楽しいですが、隠れるように小さく咲いている花を探し出すのも面白いですよ。
都心とは季節が1カ月半ほど遅く、例年よりも少ないながら森の奥にはまだ雪が残っています。
この時期は5月6月に比べると目立つ花が少ないものの、木立の奥や崖の上などを丹念に探すと、春を迎える花がひっそりと咲いています。
まずは、キブシ。森に入るまでの林道のいつもの場所で、いつものように、縄のれんのような花をぶら下げていました。
斜面ではヒサカキが、顔を近づけて覗き込まないと見えないくらい小さな花を付けています。
小川沿いや斜面のそこここに咲いているのはムシカリ、別名オオカメノキの白い花。鮮やかな色があるわけではないのに、まだ冬枯れの景色の中ではひときわ目を引きます。
森の中ではカエデの仲間が小さな花を広げています。最初に見つけたのはイタヤカエデ。
カエデの中で最も目立つのはハウチワカエデ。花自体は小さいですが、赤紫の花弁が10個ほどまとまっているので、遠目でもすぐにそれと分かります。
この森にはイヌシデ、アカシデ、クマシデ、サワシバのシデ4種類が自生しています。イヌシデとアカシデの識別は難しいのですが、今の時期は一瞥すれば花穂が赤いのはアカシデと分かります。
帰路の林道で、斜面の灌木に隠れるようにして咲いているウスギヨウラクを見つけました。ツツジの仲間ですが、ほのかな色の小さい釣鐘のような花を咲かせています。
このほか、アセビ、クロモジ、キンキマメザクラ、ヤマザクラ、ウリハダカエデ、イヌシデ、クマシデ、ヤマヤナギなど20種類以上の樹の花を観察することができました。
カラフルな花を見るのも楽しいですが、隠れるように小さく咲いている花を探し出すのも面白いですよ。