NHK-BSに「木造駅舎の旅」という5分番組があります。私は鉄チャンではありませんが、木チャン(?)なので、その番組のサイトで発見した気になる駅を見るために南海電車に乗って大阪南部まで行ってきました。
これ、浜寺公園駅。美しいでしょう? おしゃれでしょう? しかも、私鉄では最も古い駅なんですよ。
東京駅や日本銀行本店を設計した辰野金吾と当時大阪で活躍していた片岡安によって明治40年に建てられました。103才の現役、いや現駅です。
案内看板によると、木造平屋建ての鉄板葺きで、柱の骨組みを壁に埋め込まず装飾として活かすハーフティンバー様式や、鹿鳴館の2階ベランダに用いられたのと同じような玄関の柱が特徴とか。
(こんな現役の柱、他ではもう見られないでしょう)
(白とグレーと薄い青で塗り分けてあります)
昔は鉄道に一等席・二等席・三等席があって待合室も区分けされていたようで、旧一・二等待合室は現在ギャラリーとして使われています。
(旧一・二等待合室を利用したギャラリー)
木チャンに嬉しいのは、駅舎本体だけでなく、下りホームの待合室や手すりなども昔と同じように木製のままであること。地下の通路は駅の東西を行き来する地下道として併用されていますが、その仕切りも木製です。全体に白いペンキを塗って、駅舎の配色に合わせてあります。
(今は使われていませんが木製の改札口)
(地下通路の仕切りも木製)
以前、京阪電車の新線が木の駅であることをご紹介しましたが、昨年その4駅がグッドデザイン賞を受賞しました。ちなみに、13年前に私鉄初のグッドデザイン賞を受賞した宇治駅はコンクリート打ちっぱなし。無機素材から有機素材へ、時代の変化を象徴しているようです。
明治時代にグッドデザイン賞があれば、浜寺公園駅は間違いなく受賞していたでしょうね。
これ、浜寺公園駅。美しいでしょう? おしゃれでしょう? しかも、私鉄では最も古い駅なんですよ。
東京駅や日本銀行本店を設計した辰野金吾と当時大阪で活躍していた片岡安によって明治40年に建てられました。103才の現役、いや現駅です。
案内看板によると、木造平屋建ての鉄板葺きで、柱の骨組みを壁に埋め込まず装飾として活かすハーフティンバー様式や、鹿鳴館の2階ベランダに用いられたのと同じような玄関の柱が特徴とか。
(こんな現役の柱、他ではもう見られないでしょう)
(白とグレーと薄い青で塗り分けてあります)
昔は鉄道に一等席・二等席・三等席があって待合室も区分けされていたようで、旧一・二等待合室は現在ギャラリーとして使われています。
(旧一・二等待合室を利用したギャラリー)
木チャンに嬉しいのは、駅舎本体だけでなく、下りホームの待合室や手すりなども昔と同じように木製のままであること。地下の通路は駅の東西を行き来する地下道として併用されていますが、その仕切りも木製です。全体に白いペンキを塗って、駅舎の配色に合わせてあります。
(今は使われていませんが木製の改札口)
(地下通路の仕切りも木製)
以前、京阪電車の新線が木の駅であることをご紹介しましたが、昨年その4駅がグッドデザイン賞を受賞しました。ちなみに、13年前に私鉄初のグッドデザイン賞を受賞した宇治駅はコンクリート打ちっぱなし。無機素材から有機素材へ、時代の変化を象徴しているようです。
明治時代にグッドデザイン賞があれば、浜寺公園駅は間違いなく受賞していたでしょうね。