1936年に開催されたベルリンオリンピックの三段跳びでは日本の田島直人選手が優勝。金メダルとともに与えられたドイツ柏(ヨーロッパオーク)の苗木を持ち帰り、母校の京都大学に植えました。
その樹は農学部グラウンドの片隅で大きく成長し、いつしか「オリンピックオーク」と呼ばれるようになり、京大のスポーツ選手を見守ってきました。ところが、去年の夏以降ナラ枯れ病に侵されたため、12月2日に伐採されてしまいました。
元気な頃の写真は撮れなかったのですが、先月京大に行く機会があったので、その跡を見てきました。
(オリンピックオークの伐採跡)
オリンピックオークは伐られましたが、その横には顕彰碑が立っています。それによると、銀メダルも京都大学の藤江正夫選手が獲得したそうで、同じ大学の同級生が金銀を独占するという快挙を称えていました。
(以前、京都フラワーセンターで撮影したヨーロッパオークの葉)
ヨーロッパオークは日本で言えばミズナラ。私が通う栃の森でも、たくさんのミズナラがカシノナガキクイムシによるナレ枯れ病に侵されています。この害虫は市街地の、しかも外国産のナラにも侵入するんですね。恐るべき繁殖力です。
伐採前のオリンピックオークはこちら
その樹は農学部グラウンドの片隅で大きく成長し、いつしか「オリンピックオーク」と呼ばれるようになり、京大のスポーツ選手を見守ってきました。ところが、去年の夏以降ナラ枯れ病に侵されたため、12月2日に伐採されてしまいました。
元気な頃の写真は撮れなかったのですが、先月京大に行く機会があったので、その跡を見てきました。
(オリンピックオークの伐採跡)
オリンピックオークは伐られましたが、その横には顕彰碑が立っています。それによると、銀メダルも京都大学の藤江正夫選手が獲得したそうで、同じ大学の同級生が金銀を独占するという快挙を称えていました。
(以前、京都フラワーセンターで撮影したヨーロッパオークの葉)
ヨーロッパオークは日本で言えばミズナラ。私が通う栃の森でも、たくさんのミズナラがカシノナガキクイムシによるナレ枯れ病に侵されています。この害虫は市街地の、しかも外国産のナラにも侵入するんですね。恐るべき繁殖力です。
伐採前のオリンピックオークはこちら