つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

白いアンスリューム

2012-01-31 | ガーデニング
 年を越えたのですが、昨年秋北欧のホテルで撮った白いアンスリュームです。赤はどこにでもありますが、白はあまり見かけません。
 原産地の熱帯アメリカに600種類以上が分布。地面に根を下ろす地生種と、樹木などに根を張りつかせる着生種があります。園芸では用途別に葉を鑑賞するものと、花を観賞するものに分けられ、観葉植物や鉢花として扱われます。

 長い軸を伸ばしてその先に1枚の葉をつけます。表面がビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出て美しいものが多いです。形は種により様々で、大きなものでは長さ1mになります。
 花は棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)と花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)からなっています。花の本体が肉穂花序で目立つ仏炎苞は葉が色づいたものです。仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などがあり、鑑賞価値が高く切り花や鉢花として利用されるものから、地味で目立たないものまであります。厚みがあってろうのような光沢をもち、ハート型、卵形、細長くとがった形などがあります。花後に白や赤の球状の果実を房状につけ、美しい種もあります。
 アンスリウムの名前は、ギリシア語のアンサス(花)とオウラ(しっぽ)からきており、肉穂花序の姿にちなみます。サトイモ科。白は、ホワイトチャンピオン。
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福岡政行氏の講話

2012-01-30 | 社会
 昨日は、ある議員さんの新年互助会で、福岡政行氏の講話を聞きました。講師は、早大政経学部出身。白鷗大学教授。歯切れ良い口調で無駄のない40分でした。
 まず、野田政権については、春までもたないであろうという予想をされていました。野田氏が選ばれたのは、消去法。松下政経塾では最も目立たない泥鰌ということ。飲む席があると最後まで飲んでおられたそうです。支持率は下降線をたどるばかりだそうです。
 また、大阪市長の橋下徹氏は、石原慎太郎氏とその息子を呼び込み、応援を頼んだ。慎太郎氏は従い、大阪に参じたそうです。小澤氏にも頼んだのです。橋下氏は、次期参院選を狙っているということ。

 17年前の阪神大震災の時の首相は村山氏でした。この時の対応がよくなかったと言われていますが、すぐにその役割であった野中広務氏や亀井静香氏に救援物資の輸送を頼み、お金を惜しまなかったこと。西濃運輸などあらゆる運送会社に、連絡もしました。これは当時秘書官だった古田岐阜県知事が証言されています。

 それに比べて東日本大震災の時の首相の菅氏は、最初の原発が暴発した時、すぐ参じたのですが、終始怒鳴っていただけだそうです。自分は東工大を出ていて他の政治家とは違うことを強調するだけで、何の対応もしないので次の原発が暴発。収拾がつかなくなりました。すぐ消火命令を出すべきだったのに・・・これも証言されています。下の写真は、昨日の伊吹山。最下段は、頂いた議員さんの奥様の実家の老舗のお菓子。

       

             
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白いアブチロン

2012-01-29 | ガーデニング
 料理実習のあと、友人と町内のコーヒーショップに寄りました。店の入り口に白いアブチロンが咲いていました。我が家には赤いアブチロン・チロリアンランプが咲きますが、白のアブチロンは初めて。もう季節も終わっているせいか、はかなげです。
 薄い紙でできたような花弁をもつ花を、うつむきかげんに咲かせます。ひとつひとつの花はすぐ終わってしまいますが、初夏や秋は花つきがよく次々と咲かせてくれます。木立性とつる性のものがあり、株の姿以外にも葉の大きさや花の形も異なります。これは木立性。アオイ科。中央アメリカ、南アメリカ原産。

        
         カップの柄が4人とも違います

       

   
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スリランカ料理 2

2012-01-28 | 料理
 久しぶりにスリランカ料理を教わりました。前回は、2007.9.22 だったので、5年ぶりです。指導は英会話講師のEranga先生。メニューは、サフランライス、豚肉・野菜のカレー、スパイシースペアリブ、ワディです。スパイシースペアリブは絶品。ガラムマサラという肉用のスパイスを大量に使います。みりんと醤油の味付けで、にんにくも美味しくなり、保存食になります。長く炒めるだけで超簡単。これを先生がお子さんのお弁当に入られると、皆が欲しがるのでいつも多目に作られるとか・・・運動会には50本も作られたそうです。息子さんの油絵が今回市長賞で、大垣スイトピアセンターに展示されるそうです。小学生で50号の油絵とは・・・半年かけての力作。何もかも桁外れの息子さんです。

 春には中高一貫教育の私立入学が決まっています。日本の厳しい塾にも通い合格。当初は英国留学予定でしたが、親元で育てたいらしく、日本の私学と決まりました。岐阜市内の中学ですが、開校以来外国人の入学は初めてで、学校側も期待しているようです。

      
       食材の数々

            
             バスマティライス

                
                 レンズ豆

      
       スパイシースペアリブ

          
           野菜・豚肉のカレー 水の代わりにココナツミルクを入れます

      
      右奥はワディ(つぶしたレンズ豆とミンチを混ぜてスパイス味にして丸めて揚げる)
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ガマズミ

2012-01-27 | ガーデニング
 昨年11/7に撮影したガマズミです。武蔵が修業したと言われる、八百津町大仙寺の庭にありました。ガマズミは野鳥のエサばかりではなくて、酸味があるので果実酒にもなるそうです。ガマズミは日本全国に分布する落葉低木。落葉した後で、樹の名前は判定しづらく、ネットに問い合わせました。この日は、歌人クラブの小旅行でしたが、歌人の誰もが分からなかったのです。スイカヅラ科。下の写真は、ガマズミの花。(ネットより)

          
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特殊東海製紙株式会社 2

2012-01-26 | 岐阜県
 昨日は、岐阜市にある特殊東海製紙の岐阜工場見学に行きました。友人のHさんが定年まで勤め上げた会社で、同窓会のメンバーと訪問。2011.9.28 の三島工場の続編です。三島の時と同じく、資料館長・技術顧問の杉本さんの説明がありました。彼は展示室のディスプレイや模型製作を担当。デザイナーの杉浦康平氏とチームを組んで技術開発もされていました。角川文庫の表紙もここで作られています。特殊な紙質の厚紙を苦労して開発しても、中国人などが写真を撮り、そっくり真似てニセモノを作り、安く販売するのにたまりかねて、特許申請をされました。紙で特許を取っているのはここだけとか・・・前回と同じようにおみやげを頂きました。最下段の特殊な厚紙とメモ帳です。名刺でもプリントしようかと思います。

         
    スティーブ・ジョブ氏著書の見返しも制作

        
        岐阜工場で特許がとられている厚紙

    
     上の紙の左から二枚目ですが、岩のような表面にするため岩に似せてまず石膏が彫られます
     杉本さんが半年かけて彫られたもの

             
             杉浦康平氏の助言により作られた特殊な厚紙

    
    杉浦康平氏はブータンにも出かけられ、切手のデザインもされました ブータンの手すき紙は日本の和紙に似ています

          
           杉本さん制作による紙の製造工程模型

    
    おみやげ
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マガモ

2012-01-24 | 動物
 カモを至近距離で見たことがないので、池の端でエサをもらっているマガモを思わず撮りました。餌を食べるのに夢中で逃げなかったのです。お江の墓のあるお寺に行った時、山県市の伊自良湖に寄ったときのもの。冬はワカサギ釣りのメッカ。名古屋から一時間半で行けるということで・・・この日は、10/31でワカサギ釣りは解禁でしたが、まだ人は少なかったです。最下段の写真はネットから。

    

           
            伊自良湖
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ビブルヌム 2

2012-01-23 | 植物
 スイカヅラ科のビブルヌムです。昨年秋、デンマークで撮影したのですが、名前が分からなくて問い合わせている間に年を越えてしまいました。ところが名前をサイトで教えられ、以前ギリシャでも見たことがあることに気づきました。あちらではそれほど珍しくないのに、どうして気づかなかったのかとはがゆいです。2011.4.1 にもupしているのですが、これは花中心。実は黒の他に赤もあるとは知らなかったのです。

 これは、コペンハーゲンの人魚姫の像の近くの公園で撮影。観光客の多くは人魚姫に集まっていて、こんな植物に気を留める人はいなかったです。そう言えばこの近くにカササギもいて、随分楽しめたのでした。(2011.11.1)
 植物の同定は本当に難しいです。似ていても微妙に異なる場合があります。
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「はやぶさ」に学べ 日本の危機管理

2012-01-22 | 学校
 先日、放送大学で学生による講話がありました。テーマは、「はやぶさ」に学べ日本の危機管理。講師は奥田さん。(写真上) 以前にも宇宙のお話をされました。
 一昨年、小惑星探査機「はやぶさ」が、「イトカワ」に着陸して帰還しました。姿勢制御装置や化学推進エンジンの故障、通信の途絶など数々のアクシデントを克服したのです。地球帰還を前に帰還に欠かせない4基のイオンエンジンのうち、最後まで作動していたDが自動停止。再稼働出来ないことが分かり、絶望的な記者会見もなされました。このとき万事休すと思われたのでした。
 ところが、イオンエンジンAとBのクロス運転が成功し、危機一髪のところで軌道に乗せて帰還。60億キロも離れた小惑星から微粒子も採取され、研究機関に送られて分析が進んでいます。世界初の快挙で、これまでで地球以外の天体の物質を持ち帰ったのは、アメリカの月の石だけ。ギネスブックにも掲載されました。

 探査機「はやぶさ」は、2003.5.9に打ち上げられ、2005年夏に「イトカワ」に到達。2010.6.13. 22:51に地球に大気圏再突入。6年余に及ぶ60億キロの旅を終えました。交信するにも片道16分かかります。数々のトラブルをクリヤーした「はやぶさ」のプロジェクトマネージャーの川口淳一郎博士は、対談で、「人生において時にはリスクをとる勇気が必要だということを、はやぶさは教えてくれました」と言っておられます。

 小惑星を目指した理由は、小惑星の多くは火星と木星の間にあり、惑星の誕生するころの記録を比較的よくとどめている化石のような天体であることから・・・そのサンプルを持ち帰ることにより、惑星が誕生するころの太陽系の様子が分かり、それらより地球を知ることにつながるからです。

 昨年から今年にかけて、「はやぶさ」が3社によって映画化。また、川口教授の対談が、WFWP機関誌ハーストーリー1月号に掲載されています。

    
   「はやぶさ」(飛行時)
 
        
        「イトカワ」は長さ500m程度 10億年後に消滅?
       
      
      「はやぶさ」(回収時)

     
      「はやぶさ」と川口教授



ハーストーリー 1月号
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公民館短歌会 72

2012-01-21 | 短歌
 昨日もとても寒い日で、関東地方は初雪だったようでしたが、こちらは雨。氷雨が降って冷えましたが、いつものように短歌会を開きました。この日ようやく「月見草23号」を皆さんに配布できました。下の写真は、月見草会員Sさんと、Kさん(兵庫県)からの頂きもの。
 昨日とりあげた百人一首は、

わたの原こぎ出でてみれば久方のくも居にまがふおきつ白波 法性寺入道前関白太政大臣 
 百人一首の作者で最長の名前です。藤原忠通のことですが、父にうとまれ、長男であるのに相続されず次男の頼長に・・・ところが天皇家のいさかいで兄弟は敵味方になり、忠通側が勝ちます。弟は戦死したので、長男の忠通に相続権が戻り、父親は隠遁します。

 親子のいさかいは、天皇家に始まりました。鳥羽院と息子の崇徳院が不仲。鳥羽院が亡くなると、崇徳院と後白河院との間で争いが生じ、保元の乱が勃発。このお二方に別々についた兄弟は敵味方となり、崇徳院に味方した弟は戦死。崇徳院は讃岐に島流しとなり、憤怒に燃えて都を呪いつつ崩御。白河院は、今年のNHK大河ドラマ「平清盛」にも出ています。12世紀の戦乱の中に生きた藤原忠通でした。

昨日の一首 昨年の皆既月食を詠まれました。

天空に月欠けてゆき間近にはオリオン星座輝きてをり   Fさん

     

   
    赤穂の塩味饅頭
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