昨日と一昨日、放送大学でドイツ語教授から「シューベルトの歌」の講義を聞きました。遠くは岡山、富山、近くは三重、愛知と岐阜以外の人の聴講がかなり多かったです。私は他県に聴講に出かけたことはありませんが・・・
学生時代ドイツ語の授業の中で、シューベルトの歌曲を教えて頂いたこともあり、選択しました。久しぶりにドイツ語の美しい響きに触れました。
「菩提樹」は近藤朔風による名訳がありますが、事実と少し異なります。「泉にそいて繁る菩提樹・・・」泉に沿ってかなり繁っているというイメージですが、原語は、Am Brunnen vor dem Tore, Da steht ein Lindenbaum, ・・・木は一本しかありません。直訳では、、門外に井戸があり一本の菩提樹が・・・しかし、意訳され門も略されています。門がその頃はどんな意味があったのか、という時代背景も説明され、ビデオでフィッシャーディースカウの歌も聞かせて頂きました。(写真上)
他に、魔王、ます、アヴェマリア、子守歌、さすらい、野ばら、セレナーデ・・・これらの解説を聞き、デースカウの他にアメリング、ヘルマンプライなどの美声も聴くことが出来、実に快い二日でした。若かったシューベルトは、ゲーテの詩にも多くの曲をつけました。その楽譜をゲーテに送りましたが、そのころゲーテは、大詩人であり、ワイマール国の首相のような立場であり、その楽譜を見ずシューベルトに送り返したとか・・・ピアノもないので聴くこともなく・・・
下の写真は末永先生他の訳書、「なじかは知らねど」。在庫の本を皆に下さいました。どうもありがとうございます。ローレライの作曲者の伝記です。ヘルマンプライの序文がついています。
なお、本日はブログ開始満5年となりました。5年前のgoo加入者は、6千でしたが、昨日は104万でした。
学生時代ドイツ語の授業の中で、シューベルトの歌曲を教えて頂いたこともあり、選択しました。久しぶりにドイツ語の美しい響きに触れました。
「菩提樹」は近藤朔風による名訳がありますが、事実と少し異なります。「泉にそいて繁る菩提樹・・・」泉に沿ってかなり繁っているというイメージですが、原語は、Am Brunnen vor dem Tore, Da steht ein Lindenbaum, ・・・木は一本しかありません。直訳では、、門外に井戸があり一本の菩提樹が・・・しかし、意訳され門も略されています。門がその頃はどんな意味があったのか、という時代背景も説明され、ビデオでフィッシャーディースカウの歌も聞かせて頂きました。(写真上)
他に、魔王、ます、アヴェマリア、子守歌、さすらい、野ばら、セレナーデ・・・これらの解説を聞き、デースカウの他にアメリング、ヘルマンプライなどの美声も聴くことが出来、実に快い二日でした。若かったシューベルトは、ゲーテの詩にも多くの曲をつけました。その楽譜をゲーテに送りましたが、そのころゲーテは、大詩人であり、ワイマール国の首相のような立場であり、その楽譜を見ずシューベルトに送り返したとか・・・ピアノもないので聴くこともなく・・・
下の写真は末永先生他の訳書、「なじかは知らねど」。在庫の本を皆に下さいました。どうもありがとうございます。ローレライの作曲者の伝記です。ヘルマンプライの序文がついています。
なお、本日はブログ開始満5年となりました。5年前のgoo加入者は、6千でしたが、昨日は104万でした。