つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 142

2017-10-30 | 国内旅行

 奈良の前田様から旅だよりが届きました。メールは以下のとおりです。

 「台風21号・22号と相次いで本土に襲来しましたが、被害はなかったでしょうか?10月に入って雨続きでうんざりですが、26・27の二日間だけポッカリ快晴の日があり、この日を待っていたかのように、御嶽山に行って来ました。近鉄特急で名古屋に出て娘と合流し、娘の運転する車で王滝村に向かい、昭和59年の長野県西部地震の際に、王滝川が土砂で堰きとめられて出来た自然湖に行きました。湖面には沢山の枯れ木立が林立し、(上高地の大正池とは比べ物にならぬ程多い)周辺の紅葉とのコラボは神秘的でした。26日は開田高原の「つたや季の 宿風里」に泊まり、露天風呂付の部屋を予約してくれていたので、翌朝5時過ぎに起きて露天風呂に入り、御嶽山の夜明けを眺めました。ロープウェイで御嶽山の7合目(標高2,150m)まで登りましたが、冠雪した乗鞍・穂高連峰や木曽駒ヶ岳が真近に眺められ、中央アルプスや北アルプスも遠望出来る大パノラマが展開されていました。帰路車中から眺める御嶽山は時々白い噴煙を上げていました。過去に登った乗鞍・穂高・木曽駒などの山を、上から目線で眺めるのは初めてです。」

追記;

 実は10/19に夫が急遽検査入院という事態になりました。この10日間、病院と我が家を往復し、ブログを書けませんでした。検査はしばらく続きます。普段病気と無縁の生活でしたので、あわてています。ゴルフ、同窓会、旅行、刀剣鑑定会、謡曲、茶道すべてキャンセルしました。当然私の同窓会も放送大学もお休みです。検査は、心電図、MRI、CT、エコー、そして胃カメラ・・・日々採血も・・・まだ続きそうです。脊髄液も採取しました。日々点滴です。輸血までしました。若い頃何度献血したでしょうか。80近くなりはじめての輸血です。最初の頃の献血はフルコースのご褒美でしたが、年が経つにつれてトマトジュースになったそうです。30年前、私も一度だけ献血したのですが、チアノーゼになり止めました。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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食物から食品へ

2017-10-19 | 学校

 一昨日は、午前中は長屋門への来客への接待で、午後は岐阜大学のサテライトキャンパスに出かけました。昨年に続いて、杉山先生の「食物から食品への変化」についての講話です。まず本のタイトルが時代とともに変わってゆきます。

 どうにもならないことの一つに、食材、食品の監督官庁がバラバラであること。食料、食材は、農林水産庁。食材流通、食品流通は、運輸省。食品加工、経営は、通商産業省。食品衛生は、厚生労働省。消費者問題は、消費者庁。食育は文部科学省。関税は外務省です。鶏卵を例にとれぱ、たまご生産は、農林水産省。飼料輸入関税は、通産省・外務省。たまごの包装加工は、通産省。衛生基準は、厚生労働省。などなど・・・となります。どうしようもなく、無駄が多いように思われます。

 食品添加物はアトピー、アレルギーを引き起こします。糖尿病は、昭和30年に比較すると、平成20年は26.8倍。気管支喘息、小児アトピーの原因は、食品にあるが指導はなし。和食を導入すると、これらを80%治したというデータがあります。食品廃棄物が2780万トンもあることも問題です。フランスでは、食品廃棄禁止法があります。飢餓人口10億人、肥満人口10億人。これも地球規模の大問題です。 

 

杉山先生

庭のシュウメイギク

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長屋門展示室 24

2017-10-18 | わが家

 昨日は、長屋門に東京からのお客様を迎えました。たびたび記事を書いている「あけび」の歌人の墨さんと、その友人のTさん。Tさんは、高校時代の国語の先生のご子息で岐阜在住。在学中は全く気づきませんでした。奥ゆかしいお人柄だったせいでしょう。何と彼も歌人。声は旧師とよく似ておられます。3人は大いに盛り上がりました。墨さんはTさん宅に宿泊。前前日はあけび短歌会の全国大会で大阪泊。羨ましいことに最近できたという与謝野晶子記念館にも行かれたそうです。千利休の旧宅にも・・・

 墨さんとは高校同窓会後、お住まいの東京で会う約束でしたが、彼は海外旅行が多く、私が上京の連絡をしてもいつもお出かけ。もう80カ国渡航されています。年内に二カ国渡航予定。まさか岐阜へお越し下さるとは考えていなかったのですが、長屋門の展示室は興味深そうでした。彼のご先祖さまも庄屋。古文書も残されていて市に委託され、解読がすすんでいるようです。

 下段の二枚の写真は、墨さんがお持ち下さった、あけび会員の菅井さんからのもの。ここで菅井さんの「わたしの万葉集」を紹介しましたので、ご本人から頂いて下さいました。彼女は京都下鴨の医師夫人。書も素晴らしいので紹介します。(彼女の記事は、昨年8/20, 9/28, 12/24)

 

展示室のお二人

菅井さんの著書

能筆です

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日本人シンガーの英語

2017-10-17 | 学校

 日頃フォークとか、ポップスとか、ロックはあまり聞かないので気にもとめていなかったのですが、先日の放送大学の英語で、日本人歌手の英語は、シンガーによってかなり違うことが分かりました。

 Can you celebrate?   という英語はありえない、というか、基本的ミスの構文とか・・・小室哲哉さんの英語はダメだそうです。celebrateは他動詞なので、次にmy weddingなどの目的語が必要になります。

 山下達郎、サザンオールスターズ、ドリカムの英語は正しいそうです。サザンオールスターズの桑田佳祐さんなどは青山学院でみっちり学んでいるのでしょうね。ドリカムのお二人は、NYで生の英語を身につけたのでしょう。

 ところで一昨日のバス旅行では、帰りに見たDVDが唐沢寿明の「杉原千畝」。英語の先生は彼の英語を褒めておられました。高校中退ながら努力してマスターされたのでしょう。成績の関係で中退したのではなくて、芸能界に入る目標があったためでした。以前米国で制作されたモノクロの同名の映画をみたのですが、こちらがリアル。杉原の日本のためのスパイ活動も描かれています。大戦に突入する前から彼は、「大戦突入を避けねばならない、日本は焦土化する」と訴えていました。軍部は無視したのが間違いでした。

 

柿は太秋 梨のようにさわやかです 頂き物

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興福寺と春日大社へ

2017-10-16 | 国内旅行

 雨の一日、昨日は放送大学研修旅行に参加。久しぶりに奈良へ出掛けました。行き先は、興福寺と春日大社。いずれも30年ぶり3度目。雨の日曜日で、観光客は観光バスの人だけだったのでしょう。大変空いていました。興福寺の宝物館が耐震工事中のため、阿修羅像とか、有名な仏頭とか、華原謦は、別棟に展示。ロープが幾重にも張りめぐらされ、行列のはずが、並ばず入れました。

 30年前はそれほどマスコミでも騒がれていなくて、宝物館もガラガラで阿修羅像の周囲に人がいませんでした。脱乾湿造のため軽くて、幾度の火災にも、その度に持ち出されたため、今日まで無事残りました。膨大な量の国宝の大部分は、現在東京上野の国立博物館で展示されていますが、最も知られている阿修羅像などは、こちらに残されています。ちらしは、来年の予告ですが、今、興福寺では、これらの1300年前の天平時代の仏像を見ることが出来ます。法相宗の本山で格の高いお寺です。すべて撮影禁止のため、ちらしを載せました。

 春日大社は、30年前は宝物殿に入らずじまいでしたので、今回の国宝の特別展示は素晴らしかったです。国宝が18点、重要文化財が12点も展示され、有益な一日旅でした。昨年新しく国宝殿も改築。甲冑と刀剣があれほどのレベルとは知りませんでした。徳川美術館の刀剣が日本一と思っていたのですが、春日大社のものは、時代が更に古く平安時代です。帰り道、やぶさめの練習をされている女性を見かけたので、撮影。これは、ガイドさんも初めてと言われていました。

雨の興福寺

 

中央下が華原謦(かげんけい)です

この仏頭も東京に行っていないので見られます

春日大社

雨で人影はありません

国宝館ちらし

だ太鼓のみ撮影許可

 

やぶさめの練習

 

 

 

 

 

 

 

 

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放送大学後藤先生を囲んで

2017-10-14 | 学校

 木曜日は、放送大学の英語の後藤先生との食事会を開きました。毎年開いていますが、ここ3年ほど記録していません。同じお店で同じメンバーなので、書かなかったのでしょう。メニューも似たようなものですが・・・4年前と少し変わりました。セミナーの時間は余談をしないので、こんな時しかお話できないこともあります。私の手前に座られたIさんは大垣市の人。ご自宅から200mのところに壬申の乱のルート跡があるそうです。

 壬申の乱は、大友皇子の大海人皇子 の皇位をめぐる争いですが、何しろ皇族の内紛で叔父と甥との戦いですから、教科書にはあまり書かれていません。大海人皇子が勝利して天武天皇になるのですが、Iさんの近くにその皇族に一夜を提供した村長宅跡があるそうです。そこで子をなしたということは、若い女性を提供したのでしょうか。何しろ1400年前の歴史の裏側のオハナシ。詳しいことは不明です。Iさんは、蘇我稲目にご縁のある古いお家柄とか・・・

 各務原市にある村国座(歌舞伎座) は天武側に味方した岐阜の豪族、村国男依(おより)に関連しています。

玄関の季節の飾り

サラダとつくね

松茸ごはんとゆばの吸い物

デザート

入口の鯉

 

先生から頂いたお菓子 まゆはけを俤(おもかげ)にして紅の花

これも頂いた温麺

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手作りお菓子 5

2017-10-12 | わが家

 今月もNさんから頂いた手作りのモンブランとカスタードプリンです。プリンは焼き物の小壺の中。プリンの上に四角いパンプキンのお菓子が乗せてあります。モンブランの栗の下にはもう一つ栗がしのばせてあり、絶品でした。これまで頂いた中で最高の味でした。いつも感謝です。栗の上には金粉がかけてあります。この壺のことは聞いていないのですが、Nさんは陶芸もされています。

 ここ二ヶ月ばかりの間に皇帝ダリアが大きく育ってきました。台風で倒れたのですが、戻して支柱でささえています。 最初の苗の100倍はありそうです。

 

モンブランとプリン

育ってきた皇帝ダリア

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奈良だより 141

2017-10-10 | 国内旅行
 奈良の前田さまから第32回国民文化祭の記事が送られてきました。国民文化祭も国際的になりました。以下はメール。
 
 「奈良の地で開催されている国民文化祭で、10月7・8日の両日 《天香久山の麓 橿原の地へ集え ちはやぶる強者たち》小倉百人一首競技かるた全国大会が橿原市で開催されました。国内都道府県に加え、フランス・タイ・中国・アメリカ+ハンガリー連合の51チームが参加する国際色豊かな大会でした。一日目の予選リーグ戦に続き、2日目は決勝トーナメントが行われ、1位 東京(初優勝) 2位 福岡 3位 千葉 4位 愛知 となり、平成21年から続いていた福井県の九連覇はなりませんでした。」
 
 
 
 
 
 

 

 

 

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今年最後の上京 2

2017-10-08 | 国内旅行

 二日目は、創立3年目という新宿の中村屋サロン美術館へ。新宿へ出るのは何年ぶりでしょうか。相変わらずどこもかしこも工事中。オリンピックに向けてのものと思われますが、55年前の東京を思い出します。あの時は、1964年東京五輪に向けての工事中で、鉄板の上を車が走りガタガタとやかましかったこと。学生時代、上京した時でした。

 中村屋もすっかり変貌。3年前改装されたそうです。前のレストランの壁にあった古典的装飾パネルが今は、美術館入口にあります。でもこれも撮影禁止。ここでは食事はしないで、8/6に書き込んだ、浅草の「駒形どぜう」にしました。200年前と同じ内装。ざぶとんに座ります。江戸の大火も、関東大震災も、第二次大戦も無事くぐり抜けてきたとは、奇跡のような建物です。初体験のどじょうはまずまずの味でした。地下鉄浅草駅も工事中でした。

 中村屋サロン美術館の大方の作品は、「描かせる女の魅惑」がテーマであるため、女性像。笠間日動画廊所蔵の作品が多かったです。強烈に印象が残るのは、鴨居玲の裸婦。背中だけなのに・・・主な彫刻展示はそのまま。萩原守衛(碌山)のものです。この作者の彫刻作品は、25年前、信州安曇野にある碌山美術館で見ています。今は寝たきりですが、その時は母も連れて行きました。善光寺参りのついでに寄ったのです。 

 

美術館カタログ

描かせる女の魅惑のちらし

駒形どぜう このあとご飯と泥鰌の味噌汁と漬物が出ました

 

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今年最後の上京

2017-10-07 | 国内旅行

  妹のことで区役所と税務署に用があり、上京してきました。二日目には雨に降られたのですが、一日目は曇空でも富士山のシルエットが何とか見られました。一日目の用を早く済ませて、20年ぶりに宮内庁三の丸尚蔵館に行きました。前回(8/31)は閉まっていたのです。今回も金曜日は閉館というので一日目に。テーマは、「古代の造形」。仁徳天皇陵から出土された埴輪など。さすがに宮内庁所蔵のものだけあり、どれも一級品。いつも素晴らしいものばかりです。

 4時半には閉鎖されるため、急いで東御苑を回りました。秋の実が美しく映えています。柿も実っています。それを撮影していると外国人らしい人も撮っています。Where do you come from?と聞くと、何とデンマークという返事。私も10年前にいったところ。それを伝え褒めると、Thank you! ご主人と二人で、日本12日の旅をされていました。日本の近代陶芸に関心があるらしく、ちらしも見せてくれました。Have a nice day! と別れました。 いつもここは、日本人より外国籍の人が多いのです。

 

新幹線窓の後方から

三の丸尚蔵館ちらし

岐阜の蜂屋柿もありました

コムラサキシキブ

 コムラサキシキブの白

ホテル入口の装飾 

ホテル9階の窓から

朝食は和食で

 

 

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