つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

苗代桜

2017-03-31 | 岐阜県

 東京を皮切りに、地方の桜もぼつぼつ咲き始めました。岐阜県下呂市にある苗代桜をまだ見たことがないのですが、昨日行った美容院のHさんは、小さい頃まだ無名だったこの桜に登って遊んだことがあるそうです。もう70年前から樹齢400年と言われていたのに、この雑誌の写真説明には樹齢400年。どうしてその名前になったかと言うと、この花が咲く頃苗代を作るからだそうです。かつて役場の職員だった彼女のお兄上が命名。飛騨の下呂は、岐阜市周辺のこのあたりより、ひと月くらい遅い開花です。

 彼女は岐阜市長の親族。市長のお父上が101歳で亡くなられ。昨日は告別式。私の髪が仕上がるとすぐに喪服に着替えて、告別式に参列。100歳になると岐阜市からお祝い金が出され、市長が直々届ける習わしです。はからずも市長さん自身で、ご自宅のお父上に届けられたのです。その日の新聞に載っていたようです。どちらもお慶びだったでしょうね。 下の二枚の写真は我が家のミニつばき。

 

 話題はそれますが、東芝が今大変な危機状態です。45年前夫は三菱にいたのですが、ウエスティングハウス社との契約競争のとき、東芝に負けました。そのころ何度も渡航していました。1ドル360円の時代。その時は今の東芝を誰が予想したでしょうか。三菱が負けてよかったと言うべきか・・・

 

苗代桜 雑誌より

 

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中津川より

2017-03-28 | 岐阜県

 昨日、Gさんが中津川の「詩と美術館」に行ってこられて、意外な人からの預かり物が私の手許に届きました。いつもここで紹介している歌誌・「彩雲」の主宰者田中さんが、その美術館のオーナー。いろいろ、話し合われているうちに、近隣の私のことが話題となったらしくて・・・

 世の中は狭いものです。私はまだご本人のお顔を知らないのですが・・・田中さんのギャラリー「詩と美術館」に一度行きたいと前から思っていたのですが、遠くてまだ果たしていません。預かり物は、「彩雲」と、彼の講演会の案内。久しぶりに中津川に行くのもよいかなと思っています。田中さんは高校教師。歌人。絵も描かれ、過去には個展を開催。ここしばらく発行歌誌の交換をしています。

彩雲43号より 田中氏の作品

みなみ風ほのかに匂ひぬ大いなる柩に似たる丘鎮かなり

方位図に来し方を見ゆと思案歩をまた進めん風出でし午後

意を尽くし語れど齟齬の埋められず月の「静かなる海」想ふ夜

 

 最下段の写真は、お土産に頂いた、「胞山の月」。えな山の月と読みます。恵那山(2191m) からお菓子の名前も決められたようです。山の名の由来は、天照大神がここで降誕され、その胞衣(えな)がこの山に埋められたという話によります。栗あんの入った美味しいどらやきです。老舗の川上屋のものはすべて絶品。

 

 彩雲43号

 川上屋の胞山の月

 

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放送大学入学者の集い 5

2017-03-27 | 学校

 昨日は、岐阜学習センターで放送大学入学者の集いがありました。年二度あり、春は秋より入学生も卒業生も多いです。毎回英語サークル紹介に出向くよう義務づけられています。今年から岡部学長から来生学長に交替。いつもと挨拶の内容が違います。学習の方法は縦軸と横軸を考えて学ぶほうがよいと助言されました。ただ漫然と学ぶというのではなくて・・・学生の年齢は、15歳から97歳までと幅広いそうです。

 帰宅し、自治会会議に出て、大相撲大阪場所観戦。22年ぶりに新横綱が優勝。貴乃花以来とは・・・稀勢の里は期待通りの活躍をしてくれて、集会所のテレビの前では、皆「勝った」という喜びの声。会議開始の1分前に優勝決定戦が終わりました。負傷し、テーピングをした体でモンゴル勢に二度とも勝ち、優勝とは・・・劇的でした。昨日は午前中はWFWPの総会。午後は放送大学。夜は地元の会議で超多忙の一日でした。

 

来生学長 (DVD)

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グラノーラ

2017-03-26 | わが家

 廣田先生も朝食とされているらしいグラノーラを友人から頂きました。彼女はいろいろ新しいものをネットで取り寄せられています。青汁もそうでした。この聞きなれない食品をネットで調べると、

 「ロールドオーツ燕麦の押麦)や、玄米とうもろこしなどを主とした穀物加工品と、ココナッツナッツなどを、砂糖蜂蜜メープルなどのシロップ(糖蜜)、植物油とで混ぜてオーブンで焼いたもの。さらにドライフルーツなどが混ぜられることも多い。オーブンで焼く途中に何度かかき混ぜる、もしくは焼き上げた後に破砕することで適当な塊状とする。加熱処理の有無がミューズリーとの違いといえる。

  19世紀末期から20世紀初頭のアメリカで、それまでの典型的な豚肉と白パンのような朝食は不健康であり、科学に基づいた質素で健康的な朝食を勧める健康改革運動が起こった。この運動は科学者の権威を使った食品業界のキャンペーンだったが、ピューリタン的道徳心と結びついて菜食主義の熱狂的な流行へと発展した。そして、流行が去った後もシリアル食品はアメリカの朝食として定着した。」

 そういえば60年くらい前、新しいもの好きの伯母から貰ったことのあるオートミールを思い出しました。形も味も違いますが、シリアル食品であるという記事を見て・・・でもあの頃とは格段に進歩したもので、美味しかったです。

 下の二枚は別の友人からの頂き物ですが、手作りで絶品でした。

 

 グラノーラ

別の友人から頂いた鮒味噌

頂いた手作り福神漬け 

 

2/17アップの花が満開

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廣田先生最終講義

2017-03-25 | 学校

  昨日は、放送大学英語セミナー廣田先生の最終講義でした。厳密に言うと、まだ4月の面接授業は残っていますが、聖書の解読は終了。先生はあるときは冗談に、終わるには300年はかかるかしら、などと言われていました。一見やさしそうで奥の深いバイブルです。ひとつの項目の説明から、どんどん派生してゆく独特のやり方でした。まだ任期が残っているのに早期退職。来月面接授業が済むと、娘さん一家が待たれる旭川に向かわれます。その後は留学生の待つ、東南アジア諸国の旅へ。私も花束贈呈もそそくさに帰宅を急ぎました。孫と嫁が来てくれて食事会が待っていたのです。

 孫には当然入学祝いをあげて、嫁からは日本武道館の入学式参加チケットを貰い、当日の打ち合わせから。嫁と二人で参加します。30年前と同じように。まさか親子で東大に合格してくれるとは夢にも思わなかったのです。30年前は、母と私で出ました。受験のため正月は帰省していなかったし、先祖にも報告しなければならないので、仏壇の前で、夫が読経。母への見舞いもしてくれました。

 嫁からはスマホの操作方法がまだまだ未熟なので、いろいろ聞きました。これも奥が深いことが分かりました。今日は、墓参りをしてから名古屋の嫁の親元にも訪問。いよいよ東京に向かいます。嫁は関西へ帰宅。 親子は東西に別れてゆきます。東京で何かアクシデントが起きたら、ここから駆けつけるという約束です。 

 

贈呈した花 カランコエとミニバラ

食事会

食事処にあった古いポスター(頂き物とか)

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愛猫家

2017-03-23 | 動物

 近隣の人ですが、長く慈しんでこられた愛犬が老衰で亡くなり、ペットロスがひどくて、今度は二匹の猫を飼われています。血統書つきのためか、何となく威厳があります。応対してくれたのは、飼い主つまり当主のお母上で、品種は忘れたという返事。玄関で写真を撮らせて頂きました。私以外にも、撮影させてという来客があるそうです。動物好きの当主の愛情のかけ方は大変なものらしいです。どちらも3歳のメス。思わず「かわいい」と叫びたくなるほどで、愛猫家の気持ちは分かります。二匹目は半年ずれてこの家に来たらしく、序列はあるみたいです。猫同士では先輩が強くて、人間では、当主がトップであとは並列みたいです。

 犬より撮りにくいのは確か。とにかく思うままに勝手に動き回ります。20枚くらい撮りましたがまともなのはこれくらい。しばらく気の向くままにひっくり返ったりしていて、やがて二匹目が現れ、じゃれていたのですが、あっという間に猛スピードで階段を駆け上り、二階に消えました。

 

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小栗シゲオ個展 4

2017-03-21 | 文化

 第12回コンピューターグラフィックデザイナー小栗シゲオ個展の案内を頂いたので、昨日は、岐阜市のメディアコスモスに出かけました。一昨年オープンした市立図書館画廊での個展も二度目。テーマは、生命の讃歌。前回の2015.11.4には、メディアコスモスの南面を撮影していますので、今回は北面。どちらからでも入館できます。カラフルで楽しいコンピューター作品が壁一面に並びます。正面から撮ると照明が反射するので斜め方向から撮りました。

 1982年からいろいろな展覧会に出品。入選されています。個展は2002年から。名古屋や岐阜で開かれています。次々と作品が生まれ、とてもエネルギッシュ。もう次の11月の展覧会も決まっています。3/22まで。 

 

案内状

メディアコスモス北面

鳥年にふさわしいデザイン

いつも楽しい魚

癒される動物

ご夫婦でいつも海外旅行

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村上太胤氏の話

2017-03-20 | 文化

 一昨日は、県会議員I氏の紹介で、大垣にて村上太胤氏の講話会がありました。薬師寺管長にこのほど就任。岐阜県出身管長が三代続きます。岐阜だけに薬師寺別院があるからとも・・・前回書いた村国男依のこともありますが・・・前任の安田映胤氏も高校の同窓会講演会に招聘。そこでも著書を購入し、今回も買いました。なお、村上氏の話は、執事長時代に続いて、二度目。2010.2.1に書いています。

 40年くらい前子供たちが小学生の時、PTAで高田好胤氏を呼び、講演会が開かれました。写経用紙も求め、初めて般若心経を書いて奉納しました。そして忘れた頃に、薬師寺から金堂の落慶法要招待状が届きました。そういう地道な行いが、薬師寺の伽藍が次から次へと増える理由かと思います。

 管長はさすがにお話もうまく、今回も退屈しなかったです。龍谷大学同窓会長も兼任されているので、卒業式の一昨日挨拶されたようです。9歳で岐阜のお寺から薬師寺に入られ、橋本凝胤や高田好胤の厳しい修行に耐えてこられました。朝はうすいお粥。昼は古いそうめん。夜は酒粕以外何もない粕汁。すっかり痩せられ、29kgの小学生でした。今は70歳で70kg。ウズベキスタンの古都サマルカンドなどにも巡礼の旅をされています。玄奘三蔵の足跡を訪ねておられるのです。政治家からのお呼びもあり、東京にも行かれます。

 最近は、お経を唱えているのに、仏壇の前に座らず、高校野球放送を聞いている家庭もあり、それに直葬が多くて、遺骨さえいらないというケースもあり、嘆かれていました。うるさいと言われてもおばあさんはそれをとめる役割があるとか・・・帰りは、40年前のように写経用紙と著書も購入しました。

 今回のアピールは、寺の後継者募集。母子家庭の親子を受け入れたいとか・・・離婚後生活難になっている親子がかなりあると聞き、「どうぞ」という訳です。

 

 大垣 ソフトピアジャパンで

サイン入り

 

写経セット

当日配布された一筆箋

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綱町三井倶楽部でオフ会

2017-03-19 | 国内旅行

 15日は、3人で一年ぶりのオフ会でした。場所は綱町三井倶楽部。昨年秋からの計画が母の事で伸びていました。朝からアクシデントで、なんと三島静岡間が停電。新幹線はトンネルの中でストップ。これまで何度も上京しているのに初めてのこと。照明が突然1灯となり、静かにブレーキがかけられてゆき、ストップ。本も読めなくなりました。周囲はスマホで連絡をとっていました。勿論私も。「原因を調べています」というアナウンスが続く間は不安がいっぱい。やがて、照明も明るくなり、ゆっくり動き出したときはほっとしました。25分で済んでよかったです。富士山撮影どころではなかったです。

 約束の時間には間に合いましたが、朝妹のところに寄る計画が夜になりました。新幹線アクシデントのため、中途半端の時間に東京駅に着いたため、皇居東御苑で時間つぶし。3人ともほぼ同時刻に約束の地下鉄麻布十番駅に到着。さすがに綱町三井倶楽部は、コンドル設計の文化財だけあり何もかも魅力的。築100年。料理の味も絶品。また冥土のみやげができました。リンクしている姪のzooeyさんのおかげです。夫君が三井系に勤務。会員制で、一般は入れません。同じ設計者である旧岩崎邸ととてもよく似ています。内部の装飾もすばらしいし、6000坪の庭園には、鯉のいる広い池とたくさんの松の木。寒い日でしたが寒さを忘れました。同行のtonaさんのご主人も三井系の重鎮だったのに、未訪のようでした。

 建物の右が近代建築のオーストラリア大使館。左がイタリ大使館。以前テレビで知ったことですが、イタリア大使館は大名のお屋敷跡。かつて赤穂浪士の10人が切腹したところ。その記念のしるしが立っていることが紹介されていました。

 三時ころ別れて妹見舞いに池袋をめざしました。妹は、孫の大学のことを話すと、「アタマイイネ」などと言ってくれました。マダラボケなのですが、舅が東大出なのでこういう話題には反応します。次は来月武道館の入学式の後に来るね、と約束。帰宅は9時をすぎてしまいました。

 

前菜

チュニジアより美味しいクスクス

デザート

帰りの新幹線弁当

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公民館短歌会 129

2017-03-18 | 短歌

 昨日はまだまだ寒くて、公民館の暖房の設定も28度にして短歌会を開きました。万葉集は前回の続きの第16番歌。歌に入る前に、前日の放送大学のテキストを使用。10年前に公民館の皆さんはすませていますが、復習によい教材なのでこれも使うことにしました。細かいことは10年もすれば誰でも忘れます。それに新しい会員さんのためにも丁度よかったのです。

 午後は、先週放送大学の国語セミナーで、急病のため休まれた山田先生の補講がありました。余談が楽しみな講話です。50年前の東京オリンピックの時ロシアの選手の胸や背中には、CCCPという文字がありました。ロシアに行っても分からなかったのですが、昨日教わりました。エスエスエスエール。ソビエト社会主義国を意味するらしいです。読み方は、英語の先生にも教わりましたが意味はまだでした。

 彼岸の入りなので仏壇にだんごをお供えしました。頂いただんごはとても美味しかったです。今年はいつも私が買うものよりグレードアップ。 

 

 持ち寄りお菓子

彼岸だんご

九州からの頂きもの

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