ぎふ橋を発行されていた市原さんから、ぎふ橋51号より早わらび1号が継承されたということで、このほど新装の歌誌「早わらび」が送られて来ました。名前を改められたようです。何名かの会員さんを知っているので引き込まれました。表紙絵の作者は会員Sさんのご主人。金華山がうまく収まっています。彼は水彩画教室講師。
主宰者の歌
若き日に花札の紙漉きしわれトランプ騒ぎに沸々還る
金(きん)ではなく金(かね)でもなくて近ごろは金(キム)と読ませる大きな活字
今度はと危ぶみいしに免許証更新検査に視力またパス
同じ頃、短歌誌「あけび」1月号も送られてきました。表紙絵は昨年と同じのため割愛。墨さんのラオス旅行の歌のみ紹介します。すでに一部は昨年11/9に書いていますが・・・
目の前の大河メコンにあがりたる鯉も鯰も並ぶ朝市
信仰心篤き民ならんあまたある寺院の手入れ清清として
フランスは何残せしやこの国の民のためなるレガシーの無し
今日は好天なら3年ぶりに皆既月蝕が見られるはずですが、午後から曇ってきましたので、危ういです。