極月の挨拶

　歌仲間のO氏(元甲南大教授)から極月(12月)の挨拶が来ました。
　「拝啓　黄落山眠の候となりましたが　ご清祥の御事と拝察申し上げます　さて　小生　今春閉門山居致しましたので　以降は勝手ながら年賀等時候のご挨拶も欠礼させていただきたく　永年にわたるご高教に何らお応えすることなくご高恩にお報いすることなきままのご無礼はまことに心苦しい次第でごさいますが・・・・・・・・・
　　2006年極月晦」
　
　O氏はこの春大学を退官されたところで、65歳。すでに閉門山居とは実に彼らしい生き方です。次の歌集を期待したいものです。(写真は庭の白侘助)

悼・Tさん

　夫の元部下・Tさんが、48歳で妻子を残して亡くなられ、神戸での告別式もすみました。式に出た夫が持ち帰った、喪主である父君(元京大教授・故人も京大出)の「御会葬御礼」を読むと、また悲しみが甦ります。よく家にも遊びに来てくれて、あんなに明るかったのに・・・(合掌)

　　　　　　世の中の情景が
　　　　　　慌しく流れる中
　　　　　　今日の日は
　　　　　　時が止まっているような
　　　　　　思いがいたします
　　　　　　今は　ただ悲しく
　　　　　　なにひとつ手につかぬ
　　　　　　日々でございますが
　　　　　　皆様よりいただいた
　　　　　　あたたかいお言葉
　　　　　　故人と過ごした在りし日の
　　　　　　想い出を胸に
　　　　　　これからの人生を
　　　　　　歩みたいと存じます
　　　　　　本日は亡　長男H儀葬儀に際し
　　　　　　遠路わざわざ・・・　
　　　　　　・・・・・・
　　　　　　・・・・・・
　　　　

　　　　　

手嶋氏の作品のある医院

　わが町のNクリニックで定期健診を受けるようになって、もう10年を越えました。婦人科ですので、一般の健康診断と婦人科検診が一度ですみます。N先生は私と同じG大学の医学部出身であり、今年から岐阜県医師会の会長です。開業医では始めてとか・・・　医院のデザインは岬建築設計事務所。2006.4.25に書き込んだ、手嶋脩氏の作品が各所に見られます。これは3点のうちのひとつ。どのプレートも効果的にはめ込まれています。プレートの手前に簡略なテーブル板が置かれています。もう一枚は受付の上方にあり、あとは階段の横の隙間にさりげなくはめ込まれています。写真は、先生の娘婿さんが歯科医を開業されてる2階部分。　

奈良より

　奈良の前田様から、短歌とともに大和・曾爾高原の初雪の写真が送られて来ました。10日ほど前、高原の「お亀の湯」に行かれた時のものです。「かぎろひ」を撮影しようと早起きされたようですが、目的の写真は撮れなかったとか・・・しかし、10年以上前に見事な「かぎろひ」をすでに撮影されています。
　私が兵庫県にいた20年ほど前、彼は姫路郵便局の副局長で、奈良から単身赴任されていました。その頃、紹介してくれた友人と、奈良を案内していただきました。今は毎年短歌誌「月見草」に歌を寄せて下さいます。

ヴァイオリン・コンサート 2

　2004.12.12にも紹介した角田育代さんのヴァイオリンコンサートが催されてから、何日か過ぎました。彼女は先天性白内障というハンディを乗り越えて、ヴァイオリニストや大学講師として活躍されています。トークも好きらしく、解説をして下さるので、クラシックが身近になります。
　エルガーの「愛の挨拶」を聴くのは20年ぶりでした。バッハの「シャコンヌ」の演奏は緊張のため大変疲れるそうです。13分の独奏ですが、ピアノの伴奏がないからとか・・・あと「ユーモレスク」、「モーツァルトのアダージョとロンド」、「ベートーヴェンのヴァイオリンソナタNo5と春」などなどでした。
　演奏中の撮影は禁止のため、写真は今日クリスマスプレゼントとして贈られた、苺・博多の「あまおう」。　
　

手作り化粧品

　手作り石鹸を作られるmakaさまは、手作り化粧品も作られることは、12/13に書き込みました。嬉しいことに、このほど千葉の彼女から化粧水とクリームが送られて来ました。　早速試して見ました。ナチュラルな使用感です。それもそのはず、化粧水は、卵のうす皮をホワイトリカーに漬け込み、精製水とグリセリン、クエン酸、ゼラニュームが入っていて、クリームの方は、ホホバオイル、蜜蝋、ラベンダー水が入っているそうです。しばらくはゴージャスな気分に浸れそう・・・どうもありがとうございます。

公民館短歌会 16

　今年最後の公民館短歌会。まず、今年度の総集編である、短歌通信「月見草18号」を配布しました。今日のメンバーの掲載歌が最も多いのも当然のことで、毎月提出されているからです。会員の皆さんには、いつでも寄せて下さいと申し上げているのですが、決められた期日がないと、なかなか作れないようです。かくいう私も、結社「高嶺」と「岐阜県歌人クラブ」紙の締切日にようやく提出しているという有様ですから・・・
　なお、来年度は、町の広報誌に3首短歌掲載を依頼されています。これから選歌です。写真は毎月の短歌会会場の公民館玄関。

今日の作品より

認知症介護のセミナー受くる吾知識は増せど気持ちは晴れず　　Fさん

怖い国

　北朝鮮という国は相変わらず、世界中を手こずらせています。六カ国協議も核実験で1年以上延びていましたが、ようやく12/18再開されました。しかし、核を放棄する気配はありません。
　先日のセミナーでは気になることを耳にしました。北朝鮮の兵器の照準は日本に合わせられていて、それも原発だというのです。それと、米軍基地。まず、1998年8月にテポドンが日本上空を通過。そして、2006年7月にミサイル発射実験。さらに、2006年10月に核実験を強行・・・ 一体これからどうなるのか見当もつきません。中国が密かに北朝鮮を植民地化するつもりらしいとか・・・(写真は我家のもみじ)

シェ・ドーム

　昨年12/26に天井画を紹介しつつ、岐阜市内のコーヒーショップをupしましたが、今年は実名を出しました。今年のクリマスデコレーションは去年よりバージョンアップで、更にゴージャスです。この聖母子像は、ヨーロッパのオークションで求められたとか・・・聖母マリアのベールは昔からの約束通り、青色に描かれています。まだ他にも油絵が数多く飾られています。日本人の作品はありません。レトロの照明器具もすべて舶来で統一され、エミール・ガレのランプもあります。コーヒーカップもアンティーク。ケーキもお店で焼かれ、出来立てで、フレッシュ。お味も申し分ありません。

韓国の法事

　今年のバザーにはいろいろな国の女性が集まりました。ヨルダン、韓国、シリア、インドネシア、バングラディシュ・・・
　国によって慣習も異なり、韓国の法事の話を聞くと、日本より先祖を敬うことにかけては上のようです。
　日本の仏教では、一周忌、三周忌、七周忌、十三周忌・・・神道では、五回忌、十回忌、十五回忌・・・と営まれます。ところが韓国では、毎年亡くなった人の命日にめいめい営まれるそうです。長男に嫁いだ人は、一年に何度も法事をしなければなりません。命日を忘れていても親戚がやってくるので、接待しなければならないとか・・・
　日本人のもとに嫁いだその韓国女性は、日本は法事が楽で吃驚りしたそうです。