先ごろ見た「放浪記」と同じ原作者で、同じ監督の「浮雲」も録画していました。この時代のものは懐かしいです。
【監督】成瀬巳喜男,【出演】高峰秀子,森雅之,岡田茉莉子,加東大介,山形勲,【原作】林芙美子,【脚本】水木洋子,【音楽】斎藤一郎
巨匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の小説を映画化、男と女の宿命的な愛と悲劇を描く代表作。戦争中、ゆき子はインドシナで既婚者の富岡と出会う。終戦を迎え、富岡は妻と別れると約束して日本へ戻るが、帰国したゆき子は富岡が妻と別れていないことを知る…。落ちぶれてゆく富岡を演じる森雅之、富岡を愛し、寄り添い続けようとするゆき子を演じる高峰秀子、名優2人の演技と成瀬監督の演出に圧倒される映画史上にさん然と輝く傑作。もうこういう時代のものを見る人は少ないかもしれないですが、なぜか郷愁にかられます。
ところで阪神の快進撃が続き、昨日はDeNAに2:1で勝利。4連勝になりました。例年なら高校野球で甲子園を明け渡す時、連敗しますが、今年は違います。
写真はたまたまカメラを庭の白百日紅に向けたら、飛行機雲が。
