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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

浮雲

2025-08-28 | 映画・TV・演劇
 先ごろ見た「放浪記」と同じ原作者で、同じ監督の「浮雲」も録画していました。この時代のものは懐かしいです。
【監督】成瀬巳喜男,【出演】高峰秀子,森雅之,岡田茉莉子,加東大介,山形勲,【原作】林芙美子,【脚本】水木洋子,【音楽】斎藤一郎

巨匠・成瀬巳喜男監督が林芙美子の小説を映画化、男と女の宿命的な愛と悲劇を描く代表作。戦争中、ゆき子はインドシナで既婚者の富岡と出会う。終戦を迎え、富岡は妻と別れると約束して日本へ戻るが、帰国したゆき子は富岡が妻と別れていないことを知る…。落ちぶれてゆく富岡を演じる森雅之、富岡を愛し、寄り添い続けようとするゆき子を演じる高峰秀子、名優2人の演技と成瀬監督の演出に圧倒される映画史上にさん然と輝く傑作。もうこういう時代のものを見る人は少ないかもしれないですが、なぜか郷愁にかられます。
ところで阪神の快進撃が続き、昨日はDeNAに2:1で勝利。4連勝になりました。例年なら高校野球で甲子園を明け渡す時、連敗しますが、今年は違います。
写真はたまたまカメラを庭の白百日紅に向けたら、飛行機雲が。

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放浪記

2025-08-14 | 映画・TV・演劇
 NHKBSで、1962年制作の林芙美子の自伝的映画「放浪記」を録画していたので視聴しました。昔原作は読んでいるのですが、忘却の彼方です。あんなにどん底であったとは知らなかったです。詩人だったことも。
昭和の初期。林ふみ子は行商をしながら、母と駄菓子屋の二階で暮らしていた。彼女が八歳の時から育てられた父は、九州から東京まで金を無心にくるような男だった。隣室に住む律気な印刷工安岡は不幸なふみ子に同情するが、彼女は彼の好意を斥けた。自分を捨てた初恋の男香取のことが忘れられないのだ。母を九州の父のもとへ発たせたふみ子は、カフェーの女給になった。彼女の書いた詩を読んで、詩人兼劇作家の伊達は、同人雑誌の仲間に入るようすすめた。まもなく、ふみ子は本郷の伊達の下宿に移ったが彼の収入だけでは生活できず牛めし屋の女中になった。ところが、客扱いのことからクビになったふみ子は、下宿で日夏京子が伊達にあてた手紙を発見した。新劇の女優で詩人の京子は、やがて伊達の下宿へ押しかけてきた。憤然と飛び出したふみ子は、新宿のカフェーで働くことにした。その間にふみ子が新聞に発表した詩を高く評価した人達があり、彼らは京子をつれてきて、ふみ子に女同士での出版をすすめた。伊達と別れた二人の女は、ふしぎなめぐり合わせの中で手を握り合った。こんなことからふみ子は福地と結婚したものの、貧乏と縁がきれない・・・(成瀬巳喜男監督、ふみ子-高峰秀子、伊達-仲谷昇、福地-宝田明)

ところで昨夜の阪神は広島に2:0で勝利し、M26となりました。

写真はまだまだ咲きつづく入谷朝顔

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博士と彼女のセオリー

2025-08-04 | 映画・TV・演劇

 2014年制作の米国映画「博士と彼女のセオリー」をたまたまNHKBSで録画していたので視聴しました。有名な科学者ホーキング博士の半生。あんなにドラマチックな人生だったとは知らなかったです。

 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という難病を抱えながらも最先端の研究に励み、現代の宇宙論に多大な影響を与える車椅子の天才科学者スティーブン・ホーキング博士の半生と、博士を支え続ける妻ジェーンとの愛情を描き、ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインが第87回アカデミー賞で主演男優賞に輝いたヒューマンドラマ。ジェーンが記した自伝を原作に、ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・マーシュ監督をメガホンをとった。ジェーン役は「アメイジング・スパイダーマン2」のフェリシティ・ジョーンズ。物理学の天才として将来を期待される青年スティーブン・ホーキングは、ケンブリッジ大学在学中、詩を学ぶ女性ジェーンと出会い、恋に落ちる。しかし、直後にスティーブンはALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症。余命2年の宣告を受けてしまう。それでもジェーンはスティーブンと共に生きることを決め、2人は力を合わせて難病に立ち向かっていく。

ところで阪神は昨夜はお疲れが出たのかヤクルトに8:1で完敗。残念でした。
写真は我家のハイビスカス




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PLAN75

2025-07-31 | 映画・TV・演劇
 以前録画しておいたNHKBSの「PLAN75」を先日見ました。高齢者を扱っている映画は気になります。スタッフの中にフランス人とか、出演者にはフィリピン人のタガログ語も話されます。超高齢化が進んだ近未来の日本で、75歳以上の高齢者が自らの生死を選択できる制度<プラン75>が施行されます。夫と死別した78歳のミチはある日、高齢を理由に仕事を突然解雇され、住む家も失いそうになってしまい、<プラン75>の申請を考えるが…。名優・倍賞千恵子が、制度に翻弄されながらも気丈に生きようとするミチを熱演。監督・脚本を手がけ、これが初の長編映画となった早川千絵は、カンヌ映画祭で特別表彰されました。
ところで昨夜の阪神は広島に5:0で勝利し、連勝記録を伸ばしています。ついに優勝マジック39が点灯しました。

写真は、整体師のNさんより頂いた手作りお菓子自家製アイスと、ガトーショコラと、そのカード。(本職はイラストレーター) カードの裏にはお菓子のメニューが書いてあります。




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ペギー・スーの結婚

2025-07-28 | 映画・TV・演劇
 HHKBSで「ペギー・スーの結婚」を録画していたので、また、この映画を見ることにしました。数年前にも見たのに、忘れていたこともあって。ペギー・スーは、高校時代に出会った夫・チャーリーの浮気が原因で、今は別居生活を送っています。ある日、ペギー・スーは高校の同窓会でクイーンに選ばれ、興奮のあまり卒倒、25年前にタイムスリップしてしまいます。心は大人のまま高校生に戻ったペギー・スーは青春をやり直そうとしますが…。キャスリーン・ターナーが現在と過去のペギー・スーを熱演。見ていると今が果たしていつなのかわからなくなり不思議な気持ちになります。未来がどこまでで過去がどれなのか。何世代か先の未来から過去に移動する場面もあるのです。
ところで昨日も阪神は、DeNAに7:1で勝利し、連勝しています。

写真は食事処「糸」に置いてあったとっくりらん


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映画・国宝

2025-07-24 | 映画・TV・演劇
 周囲の知り合いが大抵褒めるので、友人と映画・国宝を見てきました。多くの賞を獲得しているだけあり、さすがの力作でした。吉沢亮と横浜流星は歌舞伎の基本を徹底的に習得したのでしょう。歌舞伎の家に生まれたわけでもないのに大したものです。休憩がなくても退屈しない3時間でした。
 吉田修一の同名小説を原作に、歌舞伎の世界に生きる男たちの50年にわたる栄光と狂気を描き出す衝撃作。

写真は佐渡でご一緒したKさんに頂いた紅型染めの鯉の滝登りを額装したもの


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蒲田行進曲

2025-07-22 | 映画・TV・演劇
 有名な蒲田行進曲という映画をこれまで見ていなかったこともあり、NHKBSで録画していました。35年前、東京・大田区にいたこともあり、蒲田はよく行きました。ところがこの映画のことは知らなかったのです。新選組にも関連していてる大部屋の悲哀の映画とは・・・大部屋の役者を平田満がうまく演じていて、マドンナ役の若き松坂慶子もぴったりの配役。驚いたのは歌を歌っていたのが中村雅俊とは、想像していなかったです。1980年の映画ですが、スピーディで退屈しなかったです。
 土方歳三役でその主役を張るのは倉岡銀四郎だった。彼には、自分を「銀ちゃん」と呼んで慕うヤス(平田満) という大部屋役者がついていた。2人は、スターと大部屋という奇妙な組み合わせでありながら、それ以上に奇妙な関係を持っていた。銀四郎の恋人であり、その子を身ごもった女優・水原小夏(松坂慶子)を、彼は出世のためにヤスに押し付けたのだ。
ところで昨日の巨人阪神戦は、阪神は9回裏で6:5の逆転負け。残念でした。
写真は一鉢からまた別の色が咲いた入谷朝顔


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シャイン

2025-06-10 | 映画・TV・演劇
 この「シャイン」というオーストラリア映画は、先月、NHKBSで録画していました。ピアノコンサートによく行く私は目を離せられない映画でした。実在の天才ピアニスト、デイビッド・ヘルフゴットの半生を映画化し、主演のジェフリー・ラッシュが第69回アカデミー賞主演男優賞など数々の賞に輝いた伝記ドラマ。オーストラリア、メルボルンで暮らすデイビッドは、音楽家の夢に破れた父に幼少時からピアノを厳しく教え込まれ、その才能を開花させます。しかし英国留学の話が出ると、父は彼が行くことを反対します。それを無視して出かけたのはよいですが、最高の演奏をしたのち、精神に異常をきたします。悲劇的な結末に茫然としました。ピアニスト本人も出演し、ラフマニノフのピアノ協奏曲第三番は超人的な演奏でした。

写真はハイビスカス 30年前から育てていたものが枯れたので購入


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タモリX山中伸弥博士の命の神秘・ポツンと一軒家・阪神惜敗

2025-05-16 | 映画・TV・演劇
 昨日は、日曜日に録画していた、「ポツンと一軒家」と、NHKスペシャル「タモリX山中伸弥博士の命の神秘」を見ました。今回の一軒家は岐阜県。詳しい地名は画面になかったのですが、どうやら奥美濃か郡上周辺で取材されたらしく、スタッフに名物の「ホウバ寿司」をふるまっていました。これは他県にはないおいしいお寿司です。大きな朴(ほう) の葉に包まれて出されます。大きな朴の葉を乾燥させて、甘い味噌を挟むと、飛騨の名物の「朴葉味噌」となります。
 「命の神秘」の方は、人間の老化の例として指揮者の小林研一郎氏が取り上げられていました。彼はもう85歳。40年前姫路でのコンサートの時は、コバケンとも言われあんなに若かったのに。その年齢でベートーヴェンの曲を、8時間も継続して指揮されました。終わったのは23:30。途中医師の診察を受けながらの命がけの指揮には驚きました。
 ところで昨夜の阪神対DeNA 戦は、1:0で阪神は惜敗しました。クリーンアップがそろって無安打に終わり、残念です。むこうの投手がよかったのでしょう。辛うじてセリーグ首位は保っていますが。

写真は庭の芍薬




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炎上・金閣寺・阪神連勝

2025-05-12 | 映画・TV・演劇
 先月、録画しておいたNHKBSの「炎上」を見ました。三島由紀夫の「金閣寺」を映画化されたもの。原作を読んだのはあまりにも昔で、詳しくは忘れています。僧により放火されたことぐらいです。ネットで当時のことを調べると、三島流にアレンジされていることが分かりました。私が最初に金閣寺を見たのは、付属中学の修学旅行の昭和31年。焼失後、昭和30年に再建されたばかりですからまばゆかったはずです。その点ラッキーでした。当時岐阜市の中学生は大方東京でしたが、付属中だけ、関西でした。それから何度か金閣寺に行きましたが、もう古びていました。放火した犯人は映画では即自殺となっていたのですが、実際は刑務所に収監され、結核で死亡。母親の事件後すぐの自殺は、映画も事実も同じでした。父親は早く亡くなっていて母子家庭でした。母親が悲惨です。
 ところで昨日は、阪神が中日に連勝。1:0のよい試合でした。セリーグトップを維持しているのに地元の放送は、アナウンサーと解説者が中日贔屓で、ヒーローインタビューも中継しません。そういうことから、あまり観戦しなくなったように思います。昨日は母の日。バッドは赤色、アンダーシャツはピンクでした。
写真は庭の牡丹


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