昨日は、大阪音大同窓会岐阜支部「幸楽会」のコンサートが、サラマンカホールで開催されました。もう49回目です。初回から出演されているピアニストの久野さんからチケットを頂き、友達と出かけました。昨年(8/8) と同じく、テノール、ソプラノ、ピアノ、アンサンブル、ピアノデュオとバラエティに富んでいました。
目を引いたのは、和服姿での蝶々夫人の「ある晴れた日に」のソプラノ独唱。薄いクリーム色の無地の着物にオレンジの半襟と帯がすてきでした。草履もオレンジ色。ロングドレスの場合は靴の色は見えにくいですが、和服の場合草履が目立ち、色合わせが効果的でした。彼女のソプラノも素晴らしかったです。久野さんは、下段のちらしの上から三枚目の写真。昨年のようにピアノデュオでプリモをされました。昨年は、サンサーンスでしたが、今年はシューベルト。
テノール独唱では、何十年ぶりかに、信時潔の歌曲を聴きました。ドイツ流の和声と日本的なものが融合しています。
下のプログラムの写真は、ザルツブルグのミラベル宮殿。久野さんがオーストリア旅行で撮影されたもの。私も10年前に、同行した友人も2度出かけています。私は忘れかけていたのですが、友人が思い出してくれました。(プログラムにはどの宮殿か記されていなかったのです)
ザルツブルグは、オーストリアとドイツの国境に面した17世紀バロック建築が数多く見られる珠玉の街、モーツァルト誕生の地としても知られています。映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台にもなったミラベル庭園は、「ミラベル(美しい眺め)」の名の通り、一年中草花が咲き誇る美しい庭園です。庭園の一画にある宮殿は、17世紀の大司教ディードリッヒによって建てられたバロック建築の宮殿で、「大理石の間」はかつて幼少のモーツァルトが演奏会を開いた場所であり、世界で一番美しい婚姻の間と称された麗しい空間です。
追記; 昨日聴きに行かれた田島さんから、今日の午後写真が送信されましたので、追加upします。プロクラム終了後全員ステージに登場された場面。田島さんも私も加納高校同窓会幹事ということで、久野さんからチケットが送られました。なお、昨日は、はじめて久野さんの奥様ともお目にかかれました。
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ミラベル宮殿
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田島さんから送信されたステージの写真