昨日、慰安婦の話題にふれたので、その続きを・・・千田夏光の慰安婦フィクション小説が、日本をおとしめることになりました。この小説を読んだ医師親子が嘘の記述が多いのに驚き、本を出版。本当のことを知ってほしいと、今は亡き医師、麻生徹男氏が、「上海から上海へ」と、その娘さんの婦人科医師、天児都さんが、「慰安婦と医療との関わりについて」を出されました。でも最初の千田の本がベストセラーとなり、多くの人が曲がった情報を知ることになりました。
1500枚もの写真を撮影されたのは麻生医師。その写真を使用するにも直接申し出をせず、出版社に頼んだりして取得し、掲載。千田は今も天児医師の前に姿を現しません。事実とかけ離れた小説が大使館にまで配布され、世界中に広まりました。朝日新聞は一度も写真の使用許可を得ていないのに勝手に使用しました。
あの嘘の吉田書簡のことが世の中に出るころ、問題の小説は発刊。資料としたのは、ゴーストライターのオーストラリア人ジョージヒックスの書いたもの。資料には慰安婦についてありもしないでたらめを書きたててありました。慰安婦を針のむしろに寝かせて殺したとか、麻生医師が慰安所を作ったとか・・・
小説を読んだ人から麻生医師に非難がゴウゴウと来るので、彼は誤解を払拭したいこともあり発刊。幸い今は医師の著書が英訳されているし、一時よりはバッシングがましになったようです。2000年のソビエト崩壊を境にして本も受け入れられるようになったそうです。でもいったん広まった嘘の情報はなかなか消えるものではありません。下のYouTubeは50分ほどありますが・・・前半だけでも見てほしいです。
朝日が書いた吉田書簡の吉田は反日の韓国人ですが、千田は日本人。日本人が自国をおとしめる本を書くのは嘆かわしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ahIU5D8Vtlk