半分、青い。

　NHK朝の連続ドラマ、「半分、青い。」が始まり、一ヶ月。岐阜弁も指導者がよいのか、柔らかい部分だけ取り入れられて耳に心地よいです。いつも主人公のすずめが言う「やってまった」という言葉もこちらの特徴を捉えています。撮影地は、恵那市岩村町など。我が家からはかなり離れていて、長くご無沙汰です。1970年代からそのままの雰囲気の商店街が今も残っているのでしょう。高校はどうやら可児市や土岐市で撮影したようです。もうすぐ上京するような気配。すずめの書くまんがは、どうやら、くらもちふさこさんの「いつもポケットにショパン」がモデルらしいです。まだスタートしたところですから、話の転換はこれからあるようです。すずめの片耳が聞こえないのは、脚本家の北川悦吏子さんご自身と共通のようです。

　すずめが律の部屋の窓の下でいつも彼を呼ぶ あの笛は、富山の砺波彫刻作家が作られたもの。NHKから突然笛の注文が入り、何にするのかと思っていたら、ドラマで分かったそうです。

　今のところドラマでは紹介されていないのですが、岩村には日本三大山城のひとつ、岩村城がありました。今は石垣だけですが・・・そこの女城主のおつやは、信長の叔母。女城主は直虎ばかりではないのです。

　岐阜がロケ地となったのは、ハワイと飛騨高山が登場する2002年の「さくら」以来16年ぶり。いずれも岐阜県中心部でなくて、周辺地です。

 　

ネットより

4/29付け中日新聞

地震の予言

　何気なく、you tubeを渉猟していたら、外国人が日本の地震とかの災害の予言をしているサイトを発見。詳しく見ることにしました。この人は東日本大震災を的中させた実績があるので、捨ててはおけません。
　まず、6月に東海地震があり、7月には富士山噴火があり、今の形すら変わってしまうそうです。そして、8月には東京から40km西の地点で大震災があると言うのです。どこかははっきりしないのですが、計算では八王子あたりが該当します。果たして起こるのでしょうか?起こらないとしても心の準備は必要です。
起こっても動じないようにしなければなりませんね。

　別の情報ですが、村井俊治東大名誉教授もネットで地震の予知情報を発表しておられます。予言ではなく実測によります。日本中各地点の高低差とひずみを計測。上下が5cm以下変動したら大丈夫ですが、7cm以上変動する地点は危ないそうです。その方法で東日本大震災を予言できたのに、自信がなくて公表しなかったら、本当に起こってしまった。これは人のために発表すべきと考えられ、近年の地震予知情報をネットに書かれています。的中率は高いようです。

　写真は瓦工事中の我が家。ひと月かかって終了しました。最初瓦屋さんがやってきて、水漏れがあると言われ、ビデオ撮影で分かり、見積もりをしてもらいました。本当に水でダメになった部分があるのは前から気になっていたのです。築20年ですから。当時と漆喰の組成が今は進歩していて、しばらくは、いいようです。さらに離座敷には、ハクビシンかアライグマの入れそうな穴があり、ビデオを見てびっくり。修理を頼んだ次第です。地震の被害も軽減されるとよいのですが・・・

 

美女と野獣

　友人の娘さんは、春休みの終わる頃、ディズニーランドに行き、たっての希望である、「美女と野獣」のお姫様の黄色い衣装を着ることができました。友人も、記念写真を取り、たのしいひとときを過ごされました。小学生高学年になると衣装のサイズがあわなくなり、ダメになってしまうそうです。

　希望通り黄色いドレスでご満悦だったようです。貸衣装と言っても買い取る形。靴もつけ毛も化粧セツトも・・・

　シンデレラは水色、白雪姫はブルーと黄色のツートンカラーとかに、ドレスの色は決まっていて、希望の衣装を前もって申し込み、ディズニーランドのホテルに泊まらねばならないそうです。入念に化粧をしてもらい、髪も自分のものはまとめて内側にくるんでおいて、つけ毛をするそうです。この準備に相当かかっても、娘さんは嬉しかったことでしょう。衣装だけ撮影させて貰いました。娘さんのよい思い出になることでしょう。

 

美女と野獣の美女のドレス

 

ボタンも、もう終わりましたが・・・

 

しぼりの椿

シンビジウム

ハイチ報告と二胡の演奏

　昨日は、大垣でWFWPハイチ報告と二胡の演奏会がありました。ハイチボランティア報告は、2017.9.14と、2015.5.2と、2015.11.19にも書いています。尾尻さんは1994年から支援しておられます。最貧国が更にM7の地震にみまわれ、王宮も更地のままです。支援も焼け石に水ですが、少しずつ学校建設から取り組んでおられます。聞き逃せないと思ったことは、国交もないのに中国が侵入していること。何の目的でしょうか。

　報告の後は、大垣周辺に住まわれる3人の女性の二胡の演奏を聞きました。二胡を聞くのは25年ぶり。リーダーの佐藤さんによる楽器の説明から始まりました。トルコが発祥とは知らなかったです。前回はモンゴル人の演奏だったので、モンゴル発祥と思っていました。ところがペルシャから西と東を広まり、日本にももたらされました。バイオリンと同様、弓は白馬の尾。弓は紛失しないよう楽器の中に収納出来ます。楽器の先端は、ニシキヘビの皮。反対側は音が出るよう透かし柄。ギターのようなコードはないので自分で指の位置を決め、調整しなければなりません。物哀しい音色でした。25年前の奏者はモンゴル人男性でしたが、今回は華やかな日本女性。義弟はこれを習おうとした矢先、亡くなりました。 大垣では何と言っても金蝶園のいちごもちと、友人が推奨するのでおみやげに買いました。苺大福より美味しいです。

 

ハイチ報告

 

佐藤さんによる二胡の説明

アンコールは夜来春

 プログラム

金蝶園のいちごもち　

公民館短歌会 140

　昨日も、昼間はもう夏のような日差しでしたが、いつものように短歌会を開きました。万葉集は第22番。前回の21番ほど知られていないので、皆さん読みにくそうでした。壬申の乱で苦労した十市(とおち) 皇女に同情の声もあります。何しろ壬申の乱では、父親と夫が戦い、夫が敗北。一緒に自害したと思っていたら、父に従い大和に戻ります。しかし、三年後に急死。祟ったのではないかとも思います。

河上のゆつ盤むらに草むさず常にもがもな常をとめにて　　　　　十市 皇女の刀自の歌　　　　

　この日は食事会の日でもあり、交流を深めました。国会議員や知事のセクハラ問題が話題となり、皆さんの若き日の話も吐露して下さいました。中学の教師にはとんでもない男が少なからずあることに驚愕しました。私もかつて逃げ場のない満員通学バスと、電車でのことを思い出すと、今でも怒りがこみあげ、戦慄が走ります。そうそう映画館で後ろの席から不気味な吐息を吹きかけられたこともあります。こういう輩は今も許せません。怖くて何も抵抗できなかった自分が不甲斐ないです。今月の歌には大いに盛り上がりました。Hさんは唯一男性会員。こういう歌が作れる人は次回にもどうぞ、ということで、どなたかに期待したいです。

今月の一首

初恋は胸にしまひて居しはづが遠き旅路で君の名を呼ぶ　　　　Hさん 

 

前菜

主菜

デザート

認知症について

　昨日の放送大学の心理学セミナーのテーマは、「認知症」。担当はTさん。これから益々日本に増えていくであろう認知症は、高齢になるとどうしても考えなげばならない課題です。いろいろ調べて下さり、更に高齢ドライバーが受けるべき検査にも挑戦。検査内容は、あらましは夫から聞いていましたので、想像はしていたのですが、そんなにすいすい出来る問題ではありません。16枚の図を見せられ、頭に入れておきます。しばらく別の問題を解いてから、絵の内容をどこまで記憶しているかをテストします。こういう問題は子供の方が得意のように思います。トランプの神経衰弱のようなものですから・・・

　講話に入る前に、録画しておられたNHKTVの「ポンコツになった母だけど」を視聴しました。独身のタクシー運転手が、認知症の83歳の母親を介護しつつ作った短歌がある賞を受賞。その高山邦男さんの物語。大変な日々ですが、母を看取る優しい目があります。早大出で、ある会社に勤務していたのに、競争がいやになり退職。運転手になりました。こういう人生もあるのかと、驚きを禁じ得ませんでした。

 

認知症の定義

脳の健康度チェックリスト。自分はどれに該当するか○をつけます。多い人は危険。この図が、立方体と五角形と認識できれば、解答できます。図を描くだけですから・・・この続きは、時計の絵を描き指定された時間の針の位置を記入。その前に今日の暦を質問されます。

Hさん差し入れの抹茶寒天　既製品のホイップも加味され美味しかったです

庭のボタン

五縁展

　ギリシャ旅行で知り合った杉山さん御夫妻から、「五縁展」の案内が届きました。ご主人はボールペン画、奥様は大和絵を描かれます。2011.11.29 と2015.9.29にも紹介しています。あの当時は、御夫婦で二人展をされていたのですが、今回は陶芸家と画家を誘われ、4人となりました。記事を書いた3年後、コメントが入り、この五縁展を待っている人があることが分かりました。このページを見て、展覧会に行って下さるとよいのてすが・・・はがきの宛名の文字を見て下さると分かるように、几帳面の方らしい筆跡です。ご主人は建築士が本職。きっと美しい完璧な青写真を作られると思います。

 

 

スペシャルセミナー 7

　ほぼ8年ぶりにスペシャルセミナーについて書く事にしました。講義を直接聞いた訳ではなくてDVD。でも以前お目にかかっているので違和感はありません。向田先生はたくさんの伝記を書かれていて、お話にもよく出ますが、石井十次という元医師の存在をこれまで知りませんでした。宮崎県の生まれですが、岡山で孤児院を創設。日本の孤児院の創始者です。彼は医師でしたが、キリスト教の博愛精神から、最初1人孤児を預かりますが、いつの間にか10人から300人となり、医師免許を返上。医学関係の書物を燃やしてしまいます。それからは大原孫三郎の支援も得て、孤児の世話をしているうちに、1300人となりました。

　彼の他に岡倉天心とか、永井隆の伝記も挙げられましたが、心を打つ内容ばかりでした。永井隆については、長崎の鐘が鳴るという歌と、「この子を残して」という著書しか知らなかったのですが、話を聞くと、この人も自己犠牲の一生でした。伝記のあとは、いつものように死後の世界、つまり霊界のある話で締めくくられました。

 

 

母の病院に行く道で撮影したハナミズキ

こちらは晴れた日

名鉄笠松駅のこと

　毎日のように利用している地元の名鉄笠松駅について知っていると思っていたのに、まるで分かっていませんでした。正しいことを調べようともしなかったし、亡父の情報も間違っていました。国鉄の駅を誘致したいのに、人力車組合が反対して取りやめになったという話を信じていました。国鉄は別のルートとなり、後日名鉄が笠松駅を敷設。似たような理由で国鉄が早く敷設されなかった話が、岡崎にもありました。

　実際の理由は、地元反対ではなくて、技術的な難しさと、経費がかさむこと。実は国策からでした。1930年に漸く名鉄の鉄橋ができて、名古屋に直通で行けることになりました。それまでは、木曽川に架けられた木の橋をバスに乗り換え渡ったようです。木橋では鉄道は無理だったのです。笠松駅は以前は、今の西笠松駅。鉄橋建設には勾配とカーブは難敵で、はじめは別の位置に橋が架けられたようです。今も川に橋の痕跡が残りますが、これが木橋の跡とは知りませんでした。濃尾震災で落下した橋の跡と思い込んでいました。

　この日の清水武氏(元名鉄役員) の講演は不都合で聞けなかったため、人にレジュメを頼んでいました。二ヶ月前のことでした。

　明治22年、(1889年) に東海道線が開通するまでは、東京にゆくためには、笠松湊から船で桑名に下り、四日市経由で汽船に乗るしかありませんでした。横浜に三溪園を創設した岐阜市出身の青木富太郎(後の原三渓)は、東京に遊学していた頃、このコースで上京していました。笠松湊は、今も当時の石畳が残ります。

 

レジュメの表紙

もう終わりに近いウンナンオウバイ

 

 

 

エランガ先生の息子さんは歌手

　英会話のエランガ先生の息子さんのサチン君が、以前(2015.8.11) シャンソン歌手としてデビューし、オペラ出演したことは紹介しています。また7月に「パリ祭」が公演されることになり、東京での練習に突入。けいこは厳しく、サチンくんは、一番若くて先輩より先に行かなければならないと思い、9時集合のところ、7時ころ行くと、もう美川憲一などは来ているそうです。有名スターから常時年下にはの差し入れがあり、どれも豪華。添えられる水もこだわりの名水らしいです。別の世界の話を聞くようでした。サチン君はフランス語で15分くらい歌う場面もあるようです。彼以外はほとんど全部プロ。彼は東京の大学生。体育の授業で水泳は、北島康介選手にも習うとか・・・

　3年前、オーディションに合格してからはアマチュアながらプロに近い道を進んでいて、その厳しさも分かったようです。

 

 

 サチン君は右側縦列の一番下

この日のファッションは黒のレース地のコート