つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

2007-07-31 | わが家
 昨日の夕方、久しぶりに虹を見ました。最近は旅の途中とか、車窓からとかで、自宅では10年ぶりでしょうか。今回初めて2階から撮影。美しい7色は再現出来ませんでしたが・・・
 虹は、何故虫偏なのか? 長く不思議に思ってきたので語源を調べてみると、中国ではこの虫は蛇をさすようです。工は、貫くことで、つまり空を蛇が貫いていることとか・・・
 英語では、rainbow。bowは弓。さしずめ雨の弓というところでしょうか。
 ♪Somewhere over the rainbow~♪・・・この歌を思い出します。
 よく目をこらすと、外側にもう1つの虹がうっすらと見えていましたが、写真には写っていません。外側の虹は、赤橙黄緑青藍紫の順が逆になっています。
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川崎小虎と東山魁夷展

2007-07-30 | 岐阜県
 岐阜県美術館で、川崎小虎と東山魁夷展が開催されています。夫のすすめで昨日出かけましたが、期待以上でした。東山魁夷は神戸で学校時代を過ごしたため、神戸で以前大規模な展覧会があり、もう見ていましたし・・・ところが、岐阜生まれの川崎小虎の奥深さは東山以上と感じました。このお二人の組み合わせは、義理の親子関係にあり、小虎の長女は、東山魁夷と結婚しています。
 この写真は美しい日本画の屏風(囲碁)ですが、小虎の作品は、これとまるで画風が異なる「うどんげの花を植える女」も描いています。斬新な手法で・・・この他にも多々そういう作品が見られ、東山を精神的には凌駕していると思いました。
 小虎の長男も次男も孫娘も日本画家で現在活躍中です。8/26まで。
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オカトラノオ

2007-07-29 | ガーデニング
 この「岡虎の尾」は親類のもので、聞くと、茶花にも重宝されているとか・・・垂れ下がって咲くすがたが虎の尾に似ていることから、そう名づけられたようですが、実際の大きさは猫の尾ほどです。丘虎の尾とも書きます。これも今年はそろそろおしまいです。飽きない花といえるでしょう。サクラソウ科。日本・中国原産。
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蹴鞠免許状

2007-07-27 | 岐阜県
 放送大学仲間の立木さんのご先祖は、蹴鞠(けまり)の指導者であったことを聞いていたので、以前から資料を見たい旨を伝えていました。これはその資料の1つ。彼のご先祖は、芸州(広島)から濃州(岐阜)に移住されたようです。
 写真は本巣郡北方町文化財に指定されている、蹴鞠免許状。立木家に伝わっているものです。北方町の円鏡寺は、9世紀嵯峨天皇の勅命で空海が建立。町の歴史は古く、都の影響を受けていたこの地にご先祖は移住されたようです。別邸内に七間四方の蹴鞠場を設け、多くの門人に指導されていました。宮廷文化が19世紀の初め、この町に開花したのです。
 放送大学教授で蹴鞠歴史の研究をされている渡辺先生が、東京から資料を見るため北方町までやってこられたそうです。彼は一言も漏らしていないのに・・・
 
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ひとりしずか

2007-07-26 | 短歌
 短歌の先輩・棚橋先生が、ご主人を亡くされ、追悼集「ふたりしずか」を発刊されました。早くに頂いていましたが、こちらもupが遅れてしまいました。
 先生の和歌とご主人の絵が中心です。先生はこれまで6冊の歌集を出版。この中からのアンソロジーと、歌にふさわしいご主人の絵が添えられています。正に夫唱婦随。お二人とも教育者でした。
 出版はふたりの時は「ふたりしずか」、どちらかが先立った時は「ひとりしずか」と決められていたようです。既に「ふたりしずか」は、上梓されています。下の絵はご主人筆による「ふたりしずか」。

ひっそりと小暗き柿の木の下に夫とひとつの日傘をたたむ

二百億光年の宇宙にただ一瞬君に添い来し真実をもつ

共に歩く夫ありてまた歩き出す二人三脚の緒を解く日まで

温みある御骨をことこと抱き帰る生病老死終えし軽さを

読みさしの夫の論語に「子曰く、噫、天、予を喪せり」と






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岐阜俳句

2007-07-25 | 
 毎年、知り合いの岐阜県俳句作家協会事務局長・辻房子さんから「岐阜俳句」誌が贈られてきますが、紹介が遅れました。326ページ。昨年創刊50年。表紙はネパールの曼荼羅図。題字は書家による篆字作品です。
 房子さんは、今年2/13にupした辻太さんの奥様です。県俳句協会理事。下は彼女の作品。句歴は60年ほどと聞いています。ご夫婦とも教育者でした。

地獄絵を見む蜩を宙に聞き

爽やかに剥落はいま始まりぬ

甘藍の大小となく日に傾ぎ

手花火を囲へば草のこゑがする

鵜の声の錆びたるも朝風忌かな

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久野治歌集

2007-07-24 | 短歌
 久野治先生から歌集が贈られて来ました。御歳84歳。織部研究により、「岐阜県芸術文化顕彰」受賞。歌集のタイトルも、「黒織部」。岐阜県歌人クラブ叢書89篇。(拙歌集・領海を越えては、叢書86篇でした)
 タイトル文字も久野先生がデザインされています。特徴ある楷書の文字のお手紙は、常に原稿用紙。年賀状も碁盤の目のような枡の中にきちんと収められ、一字たりとも過不足はありません。陶器を詠まれた作品が中心ですが、巻頭の歌は、年賀状に常に書かれているお孫さんの歌です。

菜の花の合い間をぬって戯れる岐阜蝶追いて由香子遊べり

赤志野の壺肌いっぱい筆はしる葦の葉ずれの音もさやかに

たわむれに指ではじけば瀬戸黒の茶碗澄みたる音をひびかす

冷え枯るる心しずかに手の平でぬくめよ草庵雪夜茶碗は

遥かなるペルシアの空か海の色トルコ青にいのちを燃やす
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合歓の木

2007-07-23 | ガーデニング
 ねむの木は、比較的木が大きくなるため庭にはあまり植えられません。これは知人の家のもので鉢植え。鉢植えでもかなり育っています。6月から9月頃まで可憐な花を咲かせます。似た花にオジギソウがありますが、これは触れるとすぐ葉を閉じます。ねむの木は、夕方になると葉が下に垂れます。マメ科。
 美智子皇后さまが高校生の時、作詞された「ねむの木の子守唄」は、今は曲がつけられ愛唱されていることはよく知られています。
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名鉄岐阜駅 2

2007-07-22 | 岐阜県
 7/14名鉄岐阜駅が、リニューアルオープンしました。まだ古いデパート部分が残り、解体工事は続きます。
 前より間口も階段部分も幅広くなり、広い屋根も透明で斬新です。二階の改札口近くには、「名鉄新岐阜駅のパネル展」の写真展示。
 名鉄電車の歴史は、明治31年名古屋の市電に始まります。後に美濃電気鉄道と合併し、今の名鉄になりました。下のパネル写真は懐かしい駅舎と車両ばかり。何しろ中学校から大学まで10年間利用しましたし・・・25年のブランクはありましたが、今も通過地点です。
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紫芋

2007-07-20 | 料理
 Gさんから紫芋を頂きました。これまでは紫芋はさつま芋しか知りませんでしたが、これは、紫馬鈴薯です。切り口も薄紫。茹でると少し薄い色になり、サラダにすると、一味変わった一品になります。
 右の二個は、赤い馬鈴薯。こちらは皮だけ赤くて、中身は普通の馬鈴薯と同じですが、どちらも早く茹で上がり、美味しくいただきました。ありがとうございます。
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