つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ダールベルグデージー

2011-08-30 | ガーデニング
 夏の茶事で訪問したIさんのお庭で撮ったダールベルグデージーです。名前が分からずネットに尋ねました。直径1cmほどのかわいい花。鮮やかな黄色の花と、やさしげな葉が魅力。初夏から晩秋までたくさん花を咲かせますが、雨が多いと開花が鈍りぎみになります。葉は細い切れ込みの入った線状の葉を密に茂らせます。やや垂れ気味になる株は自然にこんもりするので、摘心の手間はかからないようです。全体の印象は黄色の細葉系といった感じです。キク科。中央アメリカ原産。

 下の写真は、やはりIさんの家にあった薄いピンクの百日紅。この色は珍しいと思います。

          

               
                8/25の茶事の記事に紹介しそびれた自然石のつくばい。菊石がみられます。
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健康診断

2011-08-28 | わが家
 夫の在職中は大学からの紹介により、病院で健康診断が受けられたのですが、退職してからは私立学校共済事業団から健康診断の案内が来ます。場所は名古屋市内のNGパレスホテル。(写真上) 一昨日二人で出かけたのですが、男女に分かれ女性は時間が遅いため、ホテル周辺を歩いてみました。普段名古屋に出ても小さいお寺に寄ることはありません。

 歩いて2分のところに真言宗の福生院がありました。早朝から参拝されている人も見かけます。ビルに囲まれた狭い土地に、お堂がひしめきあっています。地蔵尊、干支を守る仏像が安置されている六角の塔、四国88カ所を模した塔、お稲荷さん、ぼけ封じの観音さま、弘法大師像、それに名古屋にあった第六連隊の慰霊碑までも・・・皆さんに倣い、参拝しました。

 駅前の「大名古屋ビルヂング」は、30数年たち老朽化のため来年取り壊されるので記念に一枚撮影。肝心の「ビルヂング」の文字が信号塔で隠れてしまいました。これをどうして「ビルディング」としないのか、ずっと気にしていました。タクシーの運転手は、「偉い学者さんはこれが正しいと言っている」と言のです。短歌の文語体にこだわる私たちの結社では、ラジオと書かずラヂオと書きます。確かにbuildingのd、これをビルジングは変ですが・・・
 30年以上ずっと他の都市から来た人に時代遅れと笑われているのではないかと気になっていたのですが、取り壊されるとなると・・・

 血液検査などの結果は後日ですが、一応異常なしでした。

             
              大名古屋ビルヂング


福生院                                   干支を守る仏像が安置されている塔


午年なので勢至菩薩を参拝                        検査後に頂いたトマトジュース

       
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フレンチブルドッグ 2

2011-08-27 | 動物
 前回(8/18) フレンチブルドッグを紹介したとき、元NHKペット相談の講師、武部先生がコメント下さったのに、トラブルが生じたらしく書き込めなかったそうです。申し訳ないことでした。他の方からも指摘があり、ご迷惑をかけています。その後メールで、この犬に関する詳しい情報を教えて頂いたので、報告します。その日のzooeyさんのコメントに、

「フレンチ・ブルやパグ犬は近年増えてきたように思います。
いわゆる『ぶさかわ』で可愛いのですけど
鼻が低いので放熱がしにくく、
去年の日本の猛暑で熱中症で死んだ犬は
殆どこの犬種だったのだそうです。」

が投稿されましたがそれに関するものです。
 横浜市獣医師会の武部先生の「動物に対する人間の思い上がりを考える」というテーマのA4の4枚の論文には、こんなことが書かれています。名古屋で講演された原稿の抄録。下の新聞記事も参考までに・・・

「自然(あるいは神)は、その意に適した生き物を、適者生存と自然淘汰という原則の中で創造し、進化させてきました。ところがその反面、人間は自分たちだけのために、自然(あるいは神)の意に逆らって、動物たちを拘束し、さらに手を加えて利用してきたことも事実です。

 例えば犬科の動物であれば,オオカミをはじめジャッカルやコヨーテ、キツネなど彼らに似た姿格好が、ごく自然の形態であり、適者生存の姿といえます。ところが,オオカミを先祖とする犬のなかには、人間によって手を加えられ余りにも変造された結果、先祖のオオカミとは全くと言ってよいほど似ても似つかぬ、かけ離れた姿格好になってしまった犬種が存在していることも事実です。このような犬種のなかには、人間による興味本位のお陰で、おかしな格好に変造されたがために、生まれながらにして身体的な不幸を強いられ、苦痛を味わわされている犬たちがいます。

 敢えて譬えるとすれば、短頭種の代表であるブルドッグが挙げられます。頭が大きく、口吻が極めて短く(鼻がペちゃんこで)、足の短いずんぐりした体形は、確かに愛嬌があり、思わず微笑んでしまう雰囲気はありますが、解剖学的あるいは形態学的な面からみますと様々な欠陥が示唆されています。
 頭が大きいために、自然分娩が難しく、殆どが帝王切開で生まれてきます。口吻が極めて短くなったがために、目の下など顔中に皺が多くなり、不潔になりやすくなります。また上顎が短くなったために、軟口蓋(口の中の上顎の奥にある柔らかい天井部分)が後退し、垂れ下がって気道を塞ぐ格好になります。つまり、空気の出入り口の前に分厚いカーテンがぶら下がっているようなものですから、呼吸がし難く、常に息苦しい生活を余儀なくされているわけです。その証拠に、ブルドッグをはじめ、短頭種は凄い鼾をかきます。まるで、隣の部屋に恰幅の良いオジサンが寝ているかのようです。

 また犬は呼吸によって体温を調節します。体温で熱くなった呼気を外に出して、涼しい空気を体内に吸い込むというわけです。車でいえば、効率の悪い空冷式なのです。従って、このように呼吸がし難い犬は、体温調節がうまく働かず、暑い夏には熱中症になりやすくなります。」

     

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中東今昔エピソード

2011-08-26 | ボランティア
 一昨日は、お茶会の後、WFWP岐阜第一連合が主催したティタイムセミナーに参加しました。テーマは、中東平和を願って「中東今昔エピソード」。講師はWFWP会員のHさん。彼女は、ボランティアでリビアに近いマルタに暫く住んでいたのです。おりしも、その日はリビアのカダフィ体制が崩壊したニュースも流れ、タイミングのよいセミナーでした。
 彼女が中東にいた1997年ころは、隣国へ移動するのもままならない状況でした。イスラエルへ渡航したという証拠のスタンプがパスポートに押してあっただけでも入国すら出来ない国もあったのです。そんな中で彼女は、WFWP中東女性会議にも参加しました。彼女は英語が堪能なため会議に出ても、自由に話し、サダト大統領の娘さんとも記念写真を撮っています。WFWP中東女性会議は、今年で15回目を迎え、開催国はギリシャでした。

 リビアからの参加者とも交流されました。リビア人と一緒に写真も撮られていますが、この人たちはカダフィに反逆した人たちですから、いずれ新聞に出るかもしれないと言われていました。写真は国連会議のときのもの。リビアには、過去にはローマ皇帝もいたそうです。

 最下段の写真の左側の人は、セミナー参加者の一人で、Hさんの知り合いです。たまたま飛行機の隣席でした。彼女は、ミスインターナショナルの代表。思わず私が、「芸能人になってテレビに出たらどうですか」と、声をかけると「もうコンテストでテレビには出たのです」という返事。背丈は170cmとか・・・彼女は韓国に留学していて、いじめにあった時、トルコ人に助けられたそうです。この日は、トルコも中東女性会議が昨年開催された国ということで話題になりました。親日国のひとつです。

      
       カメリア・サダトさんと

          
             リビア出身のローマ皇帝

      
       リビア人と

            
              トルコでの中東女性会議にて

       
        リビアのトリポリ

             
             参加者と


           
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夏の茶事

2011-08-25 | 文化

 昨日は、思いがけず裏千家師範のIさんから、夏の茶事に招待されました。何年振りでしょうか。私の作法もあやしいのですが、お気楽にどうぞと言われて・・・25年前に友人が茶室を作り、釜開きに招いてくれて以来です。この時は藪内流でした。
 まずつくばいで手を洗い清めて、にじり口から入り、お床拝見。軸は妙心寺の高僧によるもの。茶席に坐り、干菓子の金平糖を振出から頂き、次は主菓子でもう一服。やがてお昼の懐石を頂きます。
 お膳の料理も撮りたかったのですが、亭主が嫌がられましたので、初めて頂いた食用ほうづきだけ撮影。フルーツの味がしました。そうめん南瓜も初体験。とても美味しかったです。福井で購入された鯖寿司も絶品。高山の小茄子の煮付けもほどよい味付け。吸い物に入れてあったとうがんも自作のもの。極小とまとも自作。庭園の隣は菜園です。

 茶室もすばらしく、網代の天井、床柱はなんと、黒柿。これには驚きました。ほんの少しでも高価なのに・・・茶花は、ひさご型の竹かごにヨウシュヤマゴボウ、ハンゲショウにトレニア。どれもお庭に咲いているものです。

 Iさんは、茶道の先生をされていると同時に、母乳乳児相談室も屋敷内に建てて、若いお母さんも指導しておられます。 

 友人と心豊かな半日を過ごさせて頂き感謝です。

 

2020.3.6に追記

http://niceartworkwebwrfactory.xyz/index.php?main_page=product_info&products_id=42784

5年も返信が遅れてしまいまして申し訳ありません。

作者は
妙心寺派管長の梶浦老大師のものでした。

(コメント頂いたpicosa様に返信しましたがうまく書き込めず記事の追加となりました。)

 




茶室玄関にさりげなく置かれていたからすうり              黒柿の床柱

            
             お軸 (百千億のいのちにもかえがたし吾が母の顔吾が母のいのち)

       
       ギヤマンの夏茶碗 水差しの蓋は南瓜の葉

   
   食用ほうづきの手前は極小とまと



    

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長屋門展示室 15

2011-08-24 | わが家
 昨日は、前々日お越し下さったオーストラリアのBさんの再訪です。今度はカメラを忘れずに持参して・・・
 英会話ももっと楽しんで貰おうと、英会話教室の仲間二人を誘いました。上の写真左は従妹。真ん中はGさん。彼の奥様は来られなかったので、今回は4人で2時間ほどの会話となりました。

 彼の話の中で驚いたことは、英国は戦勝国なので第二次大戦の後は生活は戦前と変わらないと思っていたのは大変な間違いで、日本の戦後と同じで貧しく、砂糖は殆ど摂取出来なくて子供たちは甘いものに飢えていたそうです。靴が乏しくて子供靴のサイズが合わなかったり裸足もあったそうです。敗戦国だけのことかと思っていたのに・・・戦勝国も国費を使い果たし、疲弊していたようです。
 ロンドンもドイツ軍の空襲にやられたけど、今はうらんでいない。友達もいるということでした。

 ストーンヘンジの質問をしたら、その石の遺跡よりもっと古い木造のウッドヘンジというものの存在も教えられました。石を丸く点在させたストーンサークルは知られていますが、ストーンラインというものもあり、直線に石が並べられ、その遺跡は何十キロも続いているそうです。これは何の記録もなく、ミステリーめいています。3mもの岩が直立になっている場所もあり、いつどうやって立てたのか記録もなく、これも謎のようです。

 英国人の宗教のことも聞きたかったので尋ねて見ると、バイブルは知識として読んでいるだけでクリスチャンではないという驚くべき返答。クリスチャンの友人にバイブルの矛盾点を指摘し、質問すると誰も答えられないと言うのです。ソドムとリベラのことなど・・・何でも科学で解決するのだそうです。こういう外国人は初めてでした。

 私たちがもっと驚いたのは、オーストラリアの家の庭には、手作りの3mもある、鳥居が二つも建てられていること。製作する大工さんは見たこともないので、Bさんが説明し、釘も使わず組立て、赤い塗料が塗ってあるそうです。日本式庭園に・・・

 Bさんは英国は過密だからと、オーストラリアに移住された訳ですが、私はまだ未訪。Gさんはそこへ何度も渡航されているので、とりわけ会話がはずみました。

 今回はお抹茶も体験してもらいました。彼には、皆さんと同じ普通の濃さに点てたところ、美味しいと言って飲んでくれました。外国人にはいつも薄めに点てるのです。

 下の写真は、前回と色違いの歌舞伎柄の赤い足袋ソックスもおどけて見せてくれたBさん。
        

   
   庭のマンデリラ・ルビースター(記事は2006.9.30)
   
         
         頂きものの手作りシフォンケーキ

   
    これも頂きものの鮎菓子
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トワエモア

2011-08-23 | 文化
 昨日は、誘われて明治大学マンドリン倶楽部大垣公演を聴きに、市民会館に行って来ました。3年に一度大垣で公演会が開かれます。学生の公演を聴いたのは47年ぶり。学生時代聴いたのは、慶応のコンサートで、その時のゲストは中原美紗緒だったと思います。大学によって特徴があり、明治は何といっても創始者の古賀政男の存在が大きくて、曲目にも影響しています。来年はベトナム公演の予定があるそうです。

 大垣公演特別ゲストは、トワエモア。このペアの歌は45年ぶりに聴きました。25年のブランクがあったのに、それを感じさせないのはもともと実力があったからでしょう。25年間一人は、音楽プロデューサーで、もう一人はソロアーティストとして活躍。ひたすら磨かれてきたように思いました。活動再開して13年。白鳥さんは、とても60代とは思われません。泡沫タレントとは違います。

 同窓会でも昔美貌だった人が衰えるのは常なのですが、この二人は逆で、以前にもまして輝いているように感じました。撮影禁止のため、上も下もプログラムより。表紙は濃い紫色でしたが、スキャンの性能が悪いのか、灰色になってしまいました。


プログラムより
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長屋門展示室 14

2011-08-22 | わが家
 昨日は、突然外国人3人の来客がありました。国際交流をしている近所のSさん宅に泊まっている人たちです。一人はフランス人のGさんで、Sさんのフランス語の先生。あと二人はイギリス生まれですが、オーストラリアに移住されている、Bさんご夫妻。日本語も日本贔屓でしばらく滞在しておられたので少し話せますが、3時間の会話は全部英語。上の写真の左端は、Sさん。彼女は英語とフランス語が話せます。おかげで非日常的な楽しい半日を過ごせました。

 Bさんはロンドンに生まれられたので、大英博物館などは遊び場みたいで何回も子供のころから入られたそうです。愛読書は英訳の五輪書。新渡戸稲造の武士道も読まれています。私は日本語版で読みましたが・・・五輪書を書いた武蔵は、日本人の中では一番好きで、武蔵の絵も好きだそうです。オートバイも好きでホンダに乗っておられ、レーサーでした。車はトヨタ。歌舞伎も大好きで、何とその柄のソックスも見せられました。(最下段の写真)
 せっかくなのでシェークスピアの話もしました。少し・・・歌舞伎もシェークスピアも深いところでつながりがあるそうです。
 映画の話に及び、何を見たかと聞かれるので、少し古いが「カサブランカ」と返答。彼は15歳で見たと笑いながら言いました。私より2歳年下ですから・・・

 英国のチャールズ皇太子はどうなるのですか、と聞いてみたら、国民は誰もチャールズには期待していないので、エリザベス女王(2世)の後継者は、ウィリアム王子だと、言われていました。エリザベス1世は、凄く逞しく強い人であったことも強調されました。これは映画にもされ知っていたのですが・・・

  奥様の趣味は多くの言語を習得することで、母国語の英語の他に、日本語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語も話せるそうです。それに和服の着付けも出来て、外国人でのコンクールでは優勝。着物も持っておられ、ご主人の袴もあるそうです。

    
    展示室のBさん


左端がGさん 右二人はBさんご夫妻

     
      和室はエアコンがききにくく奥様は赤い上着を脱がれました

           
            歌舞伎の柄のBさんのソックス

             

            

   
 
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中国の筆

2011-08-21 | わが家
 90歳のお誕生日に創られた、連詩を浄書したお礼にと、Aさんから中国みやげの筆と墨を頂き、恐縮しています。あれから東日本大震災被災者へのメッセージも寄せ書きしました。被災地にある放送大学へ岐阜からプレゼントしたのです。寄せ書きの中心にも筆で浄書しました。上の写真の硯箱は、20年前まで習っていた木彫りの作品。でもこれは先生に作って頂いたという方が正しいです。塗装も先生。飛天が笛を吹いています。先生は姫路市の方で故人。仏像彫刻を習っていたころのもの。


中国の筆


中国の墨


寄せ書き
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コーヒーの実 2

2011-08-20 | わが家
 8/3に紹介したGさんが栽培されたコーヒーの実が焙煎され、昨日は試飲会に呼ばれました。日本初の国産コーヒーです。発芽のことから聞きましたところ、輸入されたコーヒー豆は日数が経っているせいか、発芽しなかったようです。ご自分で豆を採取し、蒔かれました。その苗を、寒い冬の日は昼夜絶やすことなく暖房されて、長年丹精こめて育てられたのです。
 Gさんの名前をとってコーヒーに何か命名した方がいいねと、この日招かれたTさんと話し合いながら頂きました。

 味も香りもとてもよかったです。日本一贅沢なコーヒーでした。奥様お手製のグレープフルーツゼリーも甘みが抑えてあり、とても美味しく頂きました。

        
         種から育てられた豆を収穫し、焙煎されたコーヒー

               
                お手製のグレープフルーツゼリー
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