昨日は、岐阜県チェコ友好協会主催の、チェコ大使との交流会に誘われ、8年前に訪問したチェコを懐かしく思い出しました。スタートは、大使の講話から。パワーポイントで日本とチェコとの関係を学びました。日本人が最初にチェコに居住したのは、よく知られる青山光子さん。クーデンホーフ光子さんです。オーストリア・ハンガリー駐日大使と1893年に結婚。日本最初の国際結婚と言われています。ボヘミア(チェコ)に広大な土地を持つ伯爵だったのですが、夫君は急死。多くの子を残し、その後苦労された話は、どこかで読んだことがあります。確執はいろいろあったようですが、お子さんの一人は、EUの先駆けである汎ヨーロッパ運動の創始者。
これまで知らなかったことは、あの原爆ドームがチェコ人のヤン・レツルによって設計されたことです。
東京五輪のチャスラフスカは、記憶していますが、長野五輪でチェコのホッケーが優勝したことは忘れています。今でもチェコでは、「ナガノのホッケー」と称えているようです。
一時間後、食事会。大使に私が8年前書いたチェコ旅行のブログの記事(2005.9.5~9.10) を見て頂きました。拙い英語で話しながら・・・彼女は、日本語は全く話されません。スライドは日本語でもスピーチは英語。通訳者つきです。
友人の画家が描いたチェスキークルムロフの絵も見て頂いたらとても喜ばれました。渋谷区広尾の大使館に新幹線で帰られる時刻のこともあり、二時には発たれ、慌ただしかったのですが・・・岐阜の他にチェコと交流している地域は15あります。
似たイベントが、2009.4.19にもあり書きこんでいます、岐阜にハンガリー大使を迎え、知事ご夫妻も出席されましたが、あいにく昨日は所用で欠席。代理は県職員でした。
この日、同席した岐阜大学のチェコ人留学生Eさんとも交流。彼女は渡航前に独学で、英語の教材を使い、日本語を習得。奨学金を貰い、日本の歴史を学んでいます。なぜか古代史が好きで、奈良を訪問して、感動したのだそうです。自分でも思うし、周囲からも「変わっているね」と言われるとか・・・今後も日本の大学院で学びたいそうです。
チェコから3人同期生が留学していて、一人は大阪弁を学ぶため、阪大、一人は京都で日本文化を学ぶため京大とか・・・あなたは何故岐阜大? 聞くと、関ヶ原の戦いの場所であり、信長がこの辺りを統治し、戦国時代にも関心があるから、という返事でした。
カテジナ・ファイアルコヴァー チェコ大使 領事も女性です
モダンな洋装姿のグーデンホーフ光子さん
食事会での挨拶
季節の野菜とアボガドのテリーヌ
岐阜ならではの鮎料理 鮎のコンフィ炙り焼き 百合根のソース
デザート
誘って下さったI氏とともに 左から二人目がEさん