つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

絵手紙 32

2015-02-26 | わが家
 Yさんご夫妻から、奥様作の絵手紙が来ました。先日の教会での古川館長講演会に行ったお礼です。こちらこそお礼を言わねばならないのに・・・
 館長さんがクリスチャンであることは、この日まで知らなかったです。西洋美術はキリスト教と深い関係があり、館長さんは、大変碩学であり、放送大学の論文の指導を受けたことがあります。こちらがお礼をいうべき立場でした。

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喜寿祝い

2015-02-25 | わが家
 子供達から夫に喜寿の祝いが届きました。還暦の時と同じくJTB旅行券。17年前は、沖縄に行ったような・・・ついこの間首里城に行ったような気がするのですが・・・とにかく健康で迎えられたことが感謝です。どこに行くかは決めていないのですが、歌のタネが出来そうで嬉しいです。
 カードは、広げると立体的になります。

    

          
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県美術館長のお話

2015-02-24 | 文化
 夫の友人の教会で、県美術館・古川館長のお話があると聞き、日曜日、夫と出向きました。テーマは、「最後の晩餐と織部」。近々館長は、日比野克彦氏にバトンタッチされるということをニュースで知りました。古川氏は県美術館創設にも関わっておられ、32年の勤務を終えられます。それまでの長い道のりを聞くだけでも本一冊書けそうです。カラスウリの絵を描く画家でもあります。驚いたことは、東京芸大に進学することを決意されたのは、高校三年生。それまでは医学部をめざしておられたのです。

 岐阜県美術館がオープンして32年。その間、館長が12人変わり、12人目の古川氏が12年間勤められました。どれだけ深い関わりかよく分かります。

 ダヴィンチの最後の晩餐のイエスの口元は、若い頃彼が作った彫刻「少年キリスト」の口元とそっくりであることは初耳でした。さすがに彼はクリスチャン。観察が鋭いです。その彫刻は、6年前日本でも公開されたとか・・・最後の晩餐は、ヨハネ福音書(18-32)に基づいて描かれていると聞き、もう一度聖書を読み返してみたいです。

 証拠の書類は焼却されているのですが、古田織部、蒲生氏郷、織田有楽斎(うらくさい)(信長の弟)はクリスチャンであったこと。織部が親子とも家康に切腹を命ぜられたのは、キリスト教が権力者にとり、脅威であったことも納得できます。自分の立場が脅かされるのです。高山右近はよく知られていますが・・・
 有楽町は知られているように有楽斎の屋敷があったところです。犬山にある国宝の茶室・如庵は彼が創ったもの。このジョアンが、ヨハネに通じることは意外な指摘でした。 

       



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山崎方代

2015-02-23 | 短歌
 先日の放送大学心理学サークルのテーマは、歌人の山崎方代。(ほうだい) 短歌の世界では知られた人でした。1914年山梨県右左口郷(うばくちむら) 生まれ。8人きょうだい。尋常小学校卒業ころから短歌を学ぶ。農業と歯科技工士をしたりして、職業を転々とする。

 昭和16年27歳で召集。インドネシア、チモール島で負傷し、右目失明。昭和21年復員。定職にはつかず傷痍軍人恩給で生活。短歌はどこの結社にも属せず、44歳で歌集自費出版。61歳で角川の「短歌」で第一回愛読者作品部門賞受賞。71歳で肺がんのため死去。生涯独身。

 私が短歌雑誌でよく見た姿は、放浪の歌人のイメージ。死後もよく取り上げられました。でも本当は放浪はされなかったのです。短歌も嘘が許される世界。でも方代の場合は、「嘘つきほうだい」とささやかれるほど虚の部分が多かったようです。

代表的作品

わからなくなれば夜霧に垂れる黒きのれんを分けて出でゆく

手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲りて帰る

ふるさとの右左口郷は骨壺の底にゆられてわがかえる村

 この日は、会食の日で、先生を囲み、皆さんと頂きました。場所は、梅の花。


玄関近くのお雛様

            
             部屋には啓翁桜が・・・

    
     湯葉中心のヘルシー献立

             
              お豆腐のサラダも絶品

    
     アツアツの焼売も

              
               デザート
     

     
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第23回岐阜県文芸祭

2015-02-22 | 短歌
 私の元へは、全国から短歌大会の募集要項が送られてきます。今年、遠いところでは、鹿児島県の国民文化祭から。その度ごとに公民館歌会で、皆さんに出品を促しているのですが、なかなか出されない中で、鈴木さんが提出。岐阜県文芸祭に初入選されました。昨日はその表彰式。はじめて参加し、大層盛大であることに驚きました。 
 
 小説、児童文学、随筆、詩、短歌、俳句、川柳、狂俳、連句、飛騨美濃じまんの10部門に分かれ、表彰状を授与。各室に移動し、批評を受けます。今回は3000点もの応募が33都道府県と海外からもありました。年齢も9歳から98歳までと幅広く、短歌は907首です。
 作品集は338ページ。小説もあるので厚いです。美濃飛騨じまんがおもしろかったです。

 表彰式の後は、短歌部門の部屋に鈴木さんと移動。批評は辛辣な場合もありますが、気にしない方かいいようです。絶対的なものでないので・・・もう一人月見草会員の牧村さんも入選。ご主人と来られていたので撮影しそびれました。

 主催者の挨拶は、ハーバード大学の学生は日本文学では、かつては三島由紀夫の人気が高かったけれど、今は、村上春樹。ないものねだりを言うと、この10部門のほかに評論部門も欲しかったそうです。友人に故篠田一士がいたこともあり・・・

 連句の審査専門委員名簿に、大野こう士さんの名を見つけてくぎづけになりました。こうは、告偏につくりは鳥の文字で変換できません。全国的に活躍されている隣町笠松町の評論家。やはり評論部門も要りますね。関西にいた30年前からお名前は存じていたのですが、まさか隣町とは・・・

  

               
                喜びの鈴木さん
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公民館短歌会 106

2015-02-21 | 短歌
 立春をすぎてもまだまだ寒い日々ですが、昨日は予定通り短歌会を開きました。近日中にアップする予定の山崎方代の短歌の話を、万葉集に入る前に触れてみました。歌の世界では有名なのですが、公民館短歌会の教材としてこれまでとりあげなかったこともあります。放浪の歌人と言われ、奔放なところは、山頭火に似ています。でも虚の歌が多くて、本当は放浪はされていなかったのです。

 最下段の写真は、帰りがけにSさんから頂いたカレープラント。ハーブの一種でカレーの香りがします。彼女は、今日開催される県文芸祭短歌部門に歌を応募し、入選。表彰されることになっています。

今月の一首

一本の消えさうで消せぬ蝋燭にほほ膨らます九十一歳    Kさん

     
      Fさんの沖縄諸島めぐりのみやげ 紅芋タルト

           
            カレープラント
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冬の茶事

2015-02-20 | 文化
 4年前の8/25に、裏千家師範Iさんから夏の茶事を学びましたが、一昨日は、冬の茶事に招待されました。茶器も茶釜も料理も前と違うのは当然ですが、変わらぬ心のこもったおもてなしを受け、感謝の一日でした。忘れていたお点前も思い出しました。

 全部の料理は載せていないのですが、この他に、筑前煮も、すり身のしんじょうもあり、どれも絶品の味。教えて頂いたことは、筑前煮は、煮る前に炒めること。お造りの昆布〆は、3日前から仕込まれていて、味がよく浸みて美味しかったです。一文字ごはんの中のグリンピースは、冷凍されていたと思えない程よい香り。汁物の中味は、近くで採取された菜の花のつぼみも・・・
 食事の後はお薄。お菓子も申し分のないもので、3人とも久しぶりに命の洗濯をさせて頂きました。


堆朱の左には、喫茶去の文字 来客を歓迎するという意味  初体験の道明寺納豆茶

      
        まず煙草盆のある待合へ
        香墨が置かれています

                  
                   加藤幸兵衛作の香合 琵琶

            
             左は一文字ごはん 向こうはお造りの昆布しめ

     
       自然薯と山芋をおろして揚げて味付けしたもの これも絶品

            
              早春らしいお菓子

         
          直接お点前を拝見して復習 炉縁は黒柿

                  
                   お軸は春を先取りして立雛
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アフガニスタン大使館アドバイザーの話

2015-02-19 | Weblog
 一昨日は、岐阜市在住のアフガニスタン大使館アドバイザー・バシール氏の話を聞きに岐阜商工会議所に出向きました。日本に留学されていたので、流暢な日本語。奥さんは日本人で、お子さんもあります。
 アフガニスタンは、旧ソ連の侵攻により辛酸をなめた時期があり、そのころは国は疲弊。日本もかなり復興に支援金を出しています。これは皆さんの税金からと、感謝の言葉もありました。1979.12.27、ソ連の侵攻が始まり、それから悪夢の20余年。2001.12.5に、ドイツのボンで和平交渉。暫定政府ができ、ようやく復興が始まりました。そのころは平均寿命45歳。(2011年は63歳) どんなに酷かったか想像できます。

 気候は日本に似ていて、今は冬。今年は少な目ですが雪が降り、春には自然の中にチューリップの群生も見られるとか・・・果物も豊富でドライフルーツを各国へ輸出。このあたりはトルコに似ています。ラピスラズリの産出は世界トップクラス。

 私はこの国のバーミヤン石窟の仏像が破壊されたことが報道されたとき、とても残念に思っていましたので、質問時間に尋ねてみました。修復計画はあるのかと。あの美しい姿は二度と戻らないことが無念です。憎きタリバン。

 バシール氏の回答は、平山郁夫先生の考えは、破壊のままでいいというものだったらしいのですが、仏像の腕の破片など見つかっているので、記念館のようなものを近くに建設予定とか・・・
 カブール博物館は、日本からの援助によって建設されたそうです。

      
       旧ソ連の遺した戦車の残骸に乗るバシール氏

   
    自生しているチューリップ
   
        
         美しい山々

    
     惜しまれるバーミヤン石窟仏像

         
          日本から支援されたカブール博物館

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健康講演会

2015-02-18 | わが家
 一昨日は、いつもの健康講演会に名古屋の友人宅まで出かけました。いつも大阪から来られるOさんの講演には示唆を与えられます。上の写真は、昼食会に出された手作りの健康料理。玄米のおにぎりもすべて美味しかったです。

 昨日の記事に関連しますが,昭和42年あたりに、「スポック博士の育児書」が日本中で読まれました。私も遅れをとってはいけないと読みました。ところがその時代に生まれた子供が中学生になる頃、荒れてどうしようもなくなりました。日本中の学校が大荒れ。不登校も出てきます。
 あの育児書を読む前は、明治時代から続いていた子供をおんぶし、スキンシップをしながらの育児。ところがその育児書には反対のことが書いてあります。どうやら子供達が実験台になってしまいました。今、スキンシップがどんなに大切か見直されているようです。

 
 メインテーマは人体にどれほど水が必要かということ。生まれたての赤ちゃんは、80%が水。幼児は70%。青年期は65%。ところが高齢になると50%になってしまいます。

 水が、1~2%欠乏すると、意識障害、例えば熱中症になる可能性が高く、
 2~3%欠乏すると、微熱。
 5%欠乏すると、運動機能低下。
 7%欠乏すると、幻覚症状。徘徊。統合失調症。
 10%欠乏すると死に至るそうです。

 一日水分を1500cc取るのが理想的のようです。

  
   友人宅の八重アマリリス

           
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カウンセリングの話 3

2015-02-17 | 社会
 一昨日は、1/20に続いて、又向井先生のカウンセリング体験談を聞きました。
 前回にも書きましたが、カウンセリングのことでも日本は米国に遅れをとっています。米国は、教師の他に各学校にはサポーターが置かれていて、いじめなどの問題が起きた時、解決する手助けをするのだそうです。先生と同等の報酬が与えられ、身分が保証されています。欧州も東南アジアも・・・

 日本では、教育委員会が反対するので、サポートする人を置くのは難しいようです。日本でもそういう組織があれば、神戸の酒鬼薔薇も現れなかったし、今回の名大生の殺人事件は起こらなかったでしょう。佐世保の女子高校生殺人事件も・・・米国で教育を受けた「パッくん」がはっきりテレビで話していたそうです。

 先生の話では、アインシュタインも、エジソンも、カフカも、ヘルマンヘッセも、ピカソも、夏目漱石もいくらかの精神障害があり、それが素晴らしい業績や、たぐいまれなよい作品を生み出しているのだそうです。もし、ヘッセがカウンセリングの指導により安定剤を飲んだとしたら、あの感動的な詩は生まれなかったそうです。
 

        
         友人から頂いた讃岐のだし

               
                留守の間に届いていた夫への誕生祝
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