つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

英国からのお客様

2007-10-31 | ボランティア
 昨日から三日間英国からのお客様が岐阜に滞在することになり、昨夜は歓迎会で英国人9人とホストファミリー8人の立食パーティ。東京から九州までを8日間で周り、今朝は京都へ出発。今夜岐阜に又宿泊し、明日は岡山往復。明後日は九州へとめまぐるしい計画です。
 昨日までの東京では皇居と明治神宮を観光し、今日の予定は金閣寺と銀閣寺で、時間があれば、三十三間堂も行きたいとか・・・
 歓迎パーティの会場は英国風ハウスで、岐阜では最初の建物です。写真はタータンチェクのスカートをはく男性。各家によりタータンの柄が伝承され、バッグには家紋がついていました。そういえば、チャールズ王子もタータンチェックのスカートを穿かれていた写真を見た記憶があります。彼にそのことを話すと嬉しそうでした。我家へ迎えたのは43歳の日本通の男性で、自国ではミツビシ自動車を持っていると聞き、これも嬉しいことでした。
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曲物の建水

2007-10-29 | わが家
 昨日のお茶会に使ったこの曲物(まげもの)の建水は、15年前関西から引っ越した時、お餞別にいただいたもの。秋田県出身の友人は、私にプレゼントして下さるため、わざわざ秋田に注文されました。内側は赤い漆が塗られています。曲物の建水の扱い方は、月見草に歌を一昨年まで出詠され、今は病床に臥すTさんが著された茶道のテキストに詳しく書かれています。
 曲物は、各地で作られますが、秋田の曲げわっぱが有名で、秋田杉から創られます。建水、桶、柄杓、弁当箱とか・・・Aさん、ありがとう。
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お茶会

2007-10-28 | わが家
 予定通り外国の方をお茶室に迎えました。写真はカナダ人の女性。その向こうは米国の男性です。姿は写っていませんが、英国の男性はその向こう側。女性は正座してもしびれはきれなかったようですが、男性にはちょっときつかったようです。
 私は米国人にアンドリュー・ワイエスについて聞きたかったので、尋ねると、その画家よりモネの方が好きなようでした。自国の人なのに・・・
 英国人には、ブッカー賞を獲得した小説家のカズオ・イシグロについて尋ねてみました。読んでいないけど名前はよく知っているという返事でした。下の写真はお茶を点てていただいたMさん。どうもありがとう。お疲れさま。
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町文化祭 4

2007-10-27 | 文化
 去年(2006.10.28)に続き今年も短歌教室は、町文化祭に参加しました。3回目となり出品は7名14点。書や絵手紙も習っている人は、自作の色紙や短冊です。
 テーブルには、なんとか秋らしい感じを今年も出すよう工夫しました。秋の花を2瓶に分けて挿し、写真は綿の実です。また、団栗、柿、栗の実なども並べました。タイトルの周囲にはテイカカズラの押し花をあしらいました。これは、会員の皆さんのアイディアです。他のグループも一斉に展示。年に一度の交流日です。会期は、10/27-28。
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黄瀬戸の蓋置

2007-10-26 | わが家
 改築祝いに9年前に頂いた黄瀬戸の蓋置を、次のお茶会に使おうと出してみました。銀杏の葉のともみじの葉の模様がくり抜いてあります。来客は外国人が5人、国籍はカナダ、英国、米国。日本人が20人。先日のようには私は点てず、着物姿の若いお嬢さんです。私は帯の結び役。人に着せるのも経験がないと難しいです。これも娘の成人式に着せて以来。果たしてうまく出来るかしら。
 これまでのお茶会はひな祭りの時でしたので、この蓋置の出番はありませんでした。今回初めて使います。Kさん、ありがとう。
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銀杏 2

2007-10-25 | 植物
 昨日に続いて収穫の話題です。2005.11.24の続きになります。今度は銀杏の実の写真をupしました。県庁前の通りの街路樹すれすれにバスが通りましたので、窓から撮影。殆どの木は実がなかったのですが、この木は小さいのに、もうたわわに実をつけていました。雌株なのでしょう。幼い頃、祖母が神社から実を拾ってきて、バケツの中でふやかしていたことを思い出します。悪臭がしましたが・・・イチョウ科。中国原産。
 白い実は割り目をつけ茶封筒に入れ、電子レンジで加熱していただきます。毎年知人に頂くことが多くて、自分ではかぶれるので黄色い実を拾って洗うことはしません。
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稲 2

2007-10-24 | 岐阜県
 9/8にupした稲が実りました。これは先週撮影したもので、今は殆ど刈り取られています。最近は電気乾燥が多く、かつてのように稲架にかけてある光景はあまり見られません。これも岐阜県特産の「ハツシモ」。
 昔は88回の手間がかかると言われていたお米もコンバインで瞬く間に刈られ、稲刈りの風景も見られません。しかし、毎年車田だけは、人の手によって刈られ、テレビや新聞に報道されます。田植えのシーズンも同様です。機械で田植えする時代ですから、これもニュースになるのでしょう。現在車田は、岐阜県高山市と佐渡と長谷にしか残っていません。岐阜県無形文化財。収穫したお米で餅をつき、神社に奉納されます。なお、車田というのは、円形の田で、田植えは円の中心から、稲刈りは外周から始めます。下の写真は9/16付、中日新聞より。
高山城3代目城主 金森重頼の歌

見るもうし植えるも苦し車田のめぐりめぐりて早苗取るかな
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LONESOME 隼人

2007-10-22 | 
 リンクしているzooeyちゃん(トールペイントの部屋10/1)の影響で、「LONESOME 隼人」を図書館から借りて来ました。朝日新聞の歌壇ではよく知られていて、米国で終身刑に服している、郷隼人氏の歌とエッセイ集です。朝日を購読していた頃、注目していましたが、獄死の恐怖を短歌によって昇華している人、というくらいにしか思っていませんでした。
 しかし、読み始めると人間的な面が感じられ、無期懲役囚であることを忘れます。例えば、食事に出たトマトの種を独房で蒔き、肥料は鳩の糞を拾って育て実を成らせたり、グッピーを飼ったり・・・名前は無論ペンネーム。
 感心したのは、よく学び、月見草と宵待草の区別が出来ていること。このことで日本から手紙を出した人のことが書かれていますが、それはあの森田氏(2004.7.4up)ではないかと推察しています。森田氏からも聞きましたし・・・
(余談ですがなぜか昨日は閲覧703pvアクセス130ipでした)

歳時記を繰りて学びぬ花の色黄の待宵草白の月見草
名はあらず十字架に番号あるのみの白が寂しき囚人墓標
老い母が独力で書きし封筒の歪んだ英字に感極まりぬ
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人間国宝 荒川豊蔵展

2007-10-21 | 岐阜県
 岐阜県美術館開館25周年記念展「人間国宝荒川豊蔵」ー緋色を求めてー志野にかけた半生ーを夫の勧めで見に行きました。岐阜県多治見市生まれの豊蔵は、36歳の時筍の絵つけの志野焼の茶碗を名古屋の関戸家で見て、同じ年に岐阜県可児市の古窯跡で、同じ筍の絵の志野焼の破片(桃山時代)を発見しました。彼はその奇遇を喜び、その場所に竹の苗を植え、今は大きな藪になっています。そこが豊蔵の作品の出発点になっています。自身で焼いた筍の絵の茶碗は奥様に贈呈されました。(写真)
 作品の素晴らしさもさることながら、交友の幅広さにも驚きます。陶芸に入るきっかけは、北大路魯山人の窯のある鎌倉に誘われたことのようです。しかし、その発見により、美濃に戻りました。ある時は、奥村土牛とともに薄墨桜のスケッチしたり・・・彼は絵が得意で好きだったのです。前田青邨、熊谷守一、小山富士夫、奥村土牛とも茶碗の合作をしています。なお、彼は人間国宝第一回認定者です。11/4まで。
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作品2

2007-10-20 | わが家
 リンクしている「日々さんぽ」のコスモスさんと以前約束したので、30年前に描いた6号の油絵をupすることにしました。未熟で恥ずかしいですが・・・
 もう絵筆を捨てて長い年月が過ぎてしまいましたが、作品を見る目だけは残っていると思っています。描くほどに才能がないことが分かり、早く止めて正解でした。一応スイトピーを描いたつもりなのですが・・・部屋に掛けたことはありません。再開予定も今のところありません。作品2としたのは、2005.7.6にやはり人に勧められてupした作品1(かな書)に続くということで・・・
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