昨日は午前中は岐阜大学松井教授門下生夫妻の集い。午後は杉山先生の今年の最終講義で慌ただしく過ごしました。年一度のこの集いは、5夫婦10人の健康を感謝し、よもやま話。会場はいつもの各務原市の「ぶるうすかい」。多くのお年を召した人でにぎわっていました。私たちも全員70-80代の高齢者ばかり。20年前は元教授らしく専門用語など飛び交いましたが、今は普通の老人の話題。毎年10人これからも欠けずに何年集まれるでしょうか、とりあえず来年の予定を決めて別れました。
その足で駅前の岐阜大学サテライト会場に向かい、夫とは別行動。今年最後の杉山先生の講話は、「岐阜の食と農林業」。前回に続き、岐阜オンリーの存在について。これまであまり意識しなかったことですが、認識を改めました。広葉樹と落葉樹の北限であることとか・・・関ヶ原あたりが東西文化の折衷点であること。関西弁と関東言葉の境界線とか・・・いろりとかまどの境界とか・・・来年も開講されます。
二次会で今度頼んだのは紅茶。真向かいに元岩手大学農学部教授のE先生がおられましたので、先日金山駅で友人と買った、ずんだ餅のうまさと宮沢賢治について話しました。あのお餅は10年前に東北旅行にてホテルで出されて以来でなつかしかったです。E先生も「あれは日持ちがしないから岐阜では手に入らない」と言われていました。金山駅では時々全国の名産が手に入ります。賢治の童話のすばらしさとその妹さんの話に及びました。賢治は盛岡高等農林学校つまり、岩手大学農学部に学んでいました。 E先生は愛知県のお生まれですが、縁あり、岩手大学に奉職されていたのです。一日中雨でしたが夜には上がりました。雨の多い今年の10月です。
「ぶるうすかい」の食事
デザート
杉山先生
この日は紅茶
先日金山で求めたずんだ餅
20年前の冊子を頂きました。短大学長時代のもの。この頃先生と知り合いました。でも父の教え子でしたので賀状は残っていました。