つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

篠田桃紅

2007-03-30 | 岐阜県
 岐阜県出身の書家・篠田桃紅先生の筆による字幕タイトルで始まる、NHK朝のテレビ小説「君の名は」も明日で終わります。1991年の再放送で、昨年4月よりBS11で一年間放映。1年連続ドラマでスタートしましたが、30年くらい前から年2本のペースです。しかし、「おしん」と「君の名は」だけは、1年ドラマでした。
 写真は篠田先生の墨象作品「月」(1978)。一昨年関市で撮影しました。関市は、お祖母さまの出身地。篠田先生は、篠田正浩監督の近い親類です。墨象とは、水墨の抽象画のこと。海外でも個展をされています。日本の美術館はもとより、イギリスの大英博物館はじめ各国の美術館にも作品が収蔵されています。
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月草

2007-03-29 | わが家
 長屋門展示室には、江戸時代の歳時記もおいています。内容は、それほど今と変わらないと思います。残念ながら先祖の作った俳句は残っていません。
 八月の「月草」を開きますと、その項目には露草と思われることが記載されています。月見草短歌会としましては、月草も気になる存在でした。この記載内容も以前から承知していましたが、改めて確認しました。

 写真は、今日長屋門展示室を訪問下さった書家S先生から頂いた品の箱書。さくらの模様の用紙に達筆で「心ばかり」と書かれています。芳名録は、和綴じの毛筆用のものにお願いしました。
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養生訓

2007-03-28 | 
 貝原益軒の「養生訓」も、長屋門展示室においています。写真は第7巻・薬。先祖は、健康にも関心があったようです。第七巻の抄訳を一部upします。(講談社・学術文庫より)

薬量
薬剤の量は、日本人の体型に合わせて中国の医学書を参考にして決める。
中国の人は、日本人より壮健で胃腸が強いので、薬の量は中国の人よりも少ないほうがいい。
日本には中国のように薬の材料が多くなく、輸入しているものなども多いので価格が高くなる。それゆえに、薬の量を少な目にしている。
日本の医者は中国の医者よりも劣るので、誤診したときに多くの薬を服用させていると問題である。それゆえに少な目にしている。
などと言われて、日本の薬剤の量は中国のものよりも少な目になっている。

 今や日本の医術は世界のトップクラスですが、この時代は中国より学んでいて、体格も劣っていたようです。
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町立南保育園卒園式 2

2007-03-26 | 学校
 今年も、可愛い園児たちの卒園式に来賓として出席しました。この子たちは4月より、岐南西小学校にすすみますので、毎年そこの校長先生が挨拶をされます。3/23に紹介したS先生のお言葉も、今日が最後。一部紹介します。
 「皆さんが4月から通う西小学校には、もう25年も続いている約束があります。それは、"あじさい"です。」
 「あ」は、挨拶をしましょう。
 「じ」は、時間を守りましょう。
 「さ」は、最後までやりとげましょう。
 「い」は、いつも仲良くしましょう。

 大人にも守って欲しい約束ですね。
 文字通り、校庭にはあじさいの花もたくさん植えてあります。(写真は卒園式入口)
           
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稚児行列

2007-03-25 | わが家
 蓮如聖人御遠忌500年を記念するお寺のイベントの1つ「稚児行列」に、孫が参加しました。左の写真は役稚児と言って特別の役割を与えられているため、多少緊張して衣装の着付けを息子にして貰っているところ。
 私は7歳の時参加。長男は1歳で出ました。この地方では一世代に一人参加すると縁起がよいとされています。参加人数は300人ほど。その中で役稚児は23人。特別の読経に参席し、1時間ほどかけてお寺まで練り歩き、参拝し、内陣の中で、金属製の皿に載せた散華をしずしずと運び、僧侶に渡します。僧侶が散華を撒き終わると、お皿を役稚児に戻します。一般は練り歩いた後、参拝し、帰宅です。
 散華の呼び方はこの宗派では、御葩(おはな)。蓮の葉をかたどった紙に、仏教的な絵が描かれています。(写真下)

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歓送会 2

2007-03-24 | わが家
 今年も、夫の大学の学生歓送会を家で開きました。去年は、皆の顔をupしてしまいましたが、個人情報をいろいろ言われる時代ですから、今回は卒業生の赴任先の北海道みやげにしました。桜餅の味で、中身はゼリー(葛?)で美味しく頂きました。餡も入っています。TKくん、ありがとう。
 今年の卒業生の一人は就職も決まり、もうすぐ卒論発表というのに、左ひじを粉砕骨折。卒論発表は教授たちが病院に聞きに出向き、ベッドの上でされました。
 何とか腕の屈伸も出来るまで回復し、就職も無事パス。一時は腕切断で、就職取り消しかという危機もあり、周囲をヒヤヒヤさせましたが・・・ご両親も心配して電話をかけてこられました。よかったね、KKくん。
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岐南西小学校卒業式 2

2007-03-23 | 学校
 自治会長の夫代理として小学校卒業式に出るのもこれで最後です。校長先生ともおなじみなれたのに、今年定年退職されます。登山の大好きな大らかなS先生、さようなら・・・お元気で・・・
 「君が代」が最初に唄われ、式は粛々とすすみました。「仰げば尊し」も「蛍の光」もなく、学校独自の歌と「ふるさと」が唄われました。
 心して聞くと、特に3番は卒業式にふさわしいと感じました。

      ふるさと   高野辰之作詞
    3 志を果たして
     いつの日にか帰らん
     山は青きふるさと
     水は清きふるさと

 写真は、今も現役の二宮尊徳像。私がこの学校を卒業した時から、これはそのままです。最近尊徳の業績をテレビで知り、再評価しています。何故か校門の門柱が一本だけ、これも明治の創立当初のまま残されています。
 
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黒椿

2007-03-22 | ガーデニング
 昨年秋いただいた黒椿が咲きはじめました。月見草会員のKさんのご実家が道路の都合で立退きにあい、たくさん集められた椿の行き先がないため頂いたのです。
 凡そ40本ですが、移植の際、思い切り剪定をしたので今年は全部の花は見られません。黒椿は初めて写しました。他にも珍しい花がありそうで楽しみ・・・
 椿という文字は中国にはなく、中国では山茶花と書くそうです。いつからか、椿と山茶花が入れ違ったようです。椿という文字は、日本で作られました。
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アスパラガス・スプレンゲリ

2007-03-21 | ガーデニング
 今年は、何故かアスパラガス・スプレンゲリの実がたくさんなりました。そんなに珍しい植物でもありませんが、我家のものは、30年前米国人女性のペンフレンドから贈られた種が発芽したもの。英語と疎遠になるのも寂しいので、文通を始めましたが、種切れでこの人とは中断。英国の方は今も続いています。
 ついでに書くと、熟年ドイツ人夫婦とはメル友です。日本旅行中に電車の中で、英語で尋ねられ、「この電車でOKよ」と英語で答えたのがきっかけで・・・メールはよちよちドイツ語を交えた英語です。5年は過ぎたでしょうか。
 あの米国人との交流はなくなりましたが、このアスパラはとても頑強で、冬でも青々としていて、活花に葉がほしいとき役に立っています。
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れんげ草

2007-03-20 | 植物
 今年は蓮華草も早く咲き、これは先週撮影したものです。もう終わりかかっていました。昔は土を肥やすため、あちこちの田に作られていましたが、今は捜すのがむつかしくなりました。化学肥料になったからでしょう。花の形が蓮に似ていることからこう呼ばれます。田一面に咲いているすがたは美しく、寝転んでみたくなったりして・・・岐阜県の県花。別名・ゲンゲ(紫雲英)。中国原産。マメ科。
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