つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

女性合唱団・コールファンシエール

2004-11-28 | 文化
 岐阜では歴史のあるこの合唱団に従妹が所属し、コンサートに出演するというので、応援を兼ねてサラマンカホールへ出かけました。もう11回目と回を重ね、レベルもますますアップし、衣装も三回替え、ここに写真を紹介出来ないのが残念です。撮影禁止のため・・・演出もよかったのに・・・
 ミサ曲、日本のうた、山頭火の俳句をテーマとしたうたと三部に分かれていました。久しぶりに山頭火の俳句を思い出しました。評伝も・・・
 書家の友人が山頭火をテーマにして作品を作っていたのも思い出します。創作意欲をかきたてる俳人のようです。

分け入っても分け入っても青い山
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徳川園と蓬左文庫

2004-11-27 | 文化
 名古屋市の徳川美術館に隣接する蓬左文庫が改築され、同時に徳川園も今月オープンしました。
 家康の遺品や、尾張徳川家の初代義直以下の遺愛品を中心に、1935年東京に創立された徳川美術館は、戦争時名古屋に疎開し、現在に至っています。源氏物語絵巻は余りにも有名で、1/4は東京の五島美術館ですが、残りはすべて名古屋にあります。
 今回は運良く、橋姫と宿木(2)を目にすることが出来ました。8日間しか展示されません。東京にいた頃、10分くらいで行けたため、五島美術館には何度も行きました。
 徳川園の龍門の滝(写真)は壮大で、市内にあるとは思えません。かっては江戸屋敷にありましたが、すべてなくなり、近年早稲田大学構内から遺構が発掘され、石が名古屋に運ばれ庭園が甦りました。広大な池を中心とした池泉回遊式庭園です。
 蓬左文庫は、家康の死後、譲られた3000冊ほどの貴重な文書です。今回物語文学中心に公開されていて、その美しさに魅せられました。
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バルセロナ国際ビエンナーレ

2004-11-26 | 短歌
 スペイン・バルセロナにあるガウディの設計した、バトリョ氏邸で「バルセロナ国際ビエンナーレ」が、昨日11/25より、2期に分けて12/3まで開催され、私、松原京子は短歌10首を出品しています。テーマは「対話と共鳴」です。
 12/21に歌集を出版するのにさきがけて、バトリョ氏邸誕生100年祭に参加出品を勧められました。短歌には、スペイン語訳とスケッチが添えられています。この写真はスペインの人によってデザインされた案内の葉書ですが、バルセロナへは数年前旅していますので、今回は渡欧しません。
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報恩講

2004-11-25 | わが家
 浄土真宗の行事の一つである報恩講に出かけました。我々一般は、亡くなると、1回忌、3回忌、7回忌、13回忌、17回忌・・・という風に法事が営まれますが、親鸞上人は特別扱いで、毎年11月に法事があり、これが報恩講です。読経のあと、お話のうまい僧が説話をされます。真言宗の開祖の空海は、毎月21日ですからもう一段上かもしれません。
 今年の説話は、中日新聞にも掲載された内容かららしいですが、日本人は世界に類を見ない多神教の民族で、それが証拠に仏壇も神棚も飾っています。つまり仏教も神道も信じ、更にキリスト教のクリスマスも致します。過去には侵略戦争はしましたが、宗教間の戦争はありません。イスラエル、パレスチナは宗教戦争です。これらの国は日本を見習ったらどうかというものでした。
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昭和村の獅子芝居

2004-11-23 | 岐阜県
 美濃加茂市にある日本昭和村の昭和座で岐阜県に残る獅子芝居の公演がありました。県無形文化財指定、岐南町の「伏屋獅子芝居」も出演しました。演目は「傾城阿波の鳴門・巡礼唄の段」です。
 子役の小学生(岐南東小学校児童)がとてもかわいくて、涙している人もありました。おひねりもあちこちから飛んできます。ストーリーは歌舞伎や人形浄瑠璃と同じです。写真の場面は母親役の獅子が嘆いているのをお鶴が慰めている場面です。
 獅子頭をかぶった母親役は独特のもので、憐れさを感じさせてくれます。巡礼お鶴の役はもう何代も経て、今90になった人もいるとか・・・文語体の長い台詞を暗記しなければならないので、子役探しが大変なようです。せっかく覚えても2-3年でバトンタッチとか・・・浄瑠璃とか太鼓、笛は何年も同じ人ですが・・・
 次の公演は恵那市と聞いています。
 尚、美濃加茂市は坪内逍遥の生誕地です。
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金槐和歌集

2004-11-21 | 短歌
 放送大学の面接授業、弓削繁教授(文学博士)の「軍記物語の世界」を受講しました。静岡県や奈良県や名古屋市や高山市から来る学生さんもあり、人気の高さが伺えます。内容は「平家物語」の内容がどこまで史実に迫るかということを、そのころの日記とか文学作品と比較対照するもので、興味深く、目からウロコが落ちました。物語性を高めるためのフィクションも相当あり、清盛が悪党に描かれたりするものの、基本的には事実に基づいて書かれているのですが、この講義を受け、源実朝の「金槐和歌集」が書架にあることをを思い出しました。「金」は鎌倉の鎌の文字の金偏を示し、「槐」は、大臣の家にはえんじゅの木があることを示し、つまり鎌倉の大臣の歌集という意味です。

大海の磯もとどろによする波われてくだけてさけて散るかも

実朝は、後に甥の公暁に鶴岡八幡宮で斬られるのですが、この歌はそれを暗示しているように思えます。

尚、弓削教授には10/23のWFWP女子留学生弁論大会に審査員をして頂きました。
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樋口一葉のうた

2004-11-20 | 短歌
 歌会のテーマの一つにお札に登場した樋口一葉のうたを取り上げました。小説の方で有名ですが、歌も多く残しています。
 旧宅のあった下谷龍泉寺に一葉記念館があり、達筆な毛筆の原稿などが展示されています。10年前に尋ねた時は、森閑として私の他は誰もいませんでした。今は大変な人出とか・・・
 一葉12歳のときのうたを紹介します。歌人中島歌子の塾で学んでいました。(写真は樋口一葉歌集抄)

おちこちに梅の花さく様見ればいづこも同じ春かぜやふく
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ささやかな短歌会

2004-11-19 | 短歌
 岐南町中央公民館で短歌教室を始めました。人数が少なくてスタートが危ぶまれていましたが、館長が、「これまでこの町には短歌会がなかったこともあり、少人数でも今後は増やす方針なので始めてほしい」と依頼されました。人様に講話するには多少資料も作成しますので、勉強になります。それに新しい方と知り合うのも悪くないことです。福岡県や長野県出身の方もあったりして・・・
 東京歌会も少ないメンバーで10年・・・ 「月見草」らしいスタートです。短歌誌「月見草」の方は、編集を終わったところです。
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つまべにさざんか

2004-11-16 | ガーデニング
 植物好きの亡父が植えたつまべにさざんかが10月末ころから咲いています。毎年秋に庭師が枝を刈りこみますが、花好きの庭師は蕾を多めに残してくれたのでしょう。残された枝にもそれなりに咲きます。八重の山茶花の方は、この花につづき、冬まで咲くはずです。
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紫かたばみ

2004-11-12 | ガーデニング
 9月から咲き続けていた紫かたばみのシーズンも終わろうとしています。紫色の角ばった葉に特徴があります。写真を撮ろうとすると花は小さく、丈も低いため、這い蹲らねばなりません。背景を暗くしたかったので、日が沈む前、真西から差すわずかの時間に撮りました。
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