一昨日は新築の世田谷がやがや館で、WFWP留学生担当者会議が開かれました。まず、M委員長の挨拶に始まり、国際大学K准教授の講演などがありました。
若い女性准教授の講演は、学生に帰ったようで新鮮でした。国際大学は、新潟県南魚沼市にあり、授業はすべて英語。日本人は10%しかいません。東南アジア出身がが50%で、40ヵ国から留学しています。
先生は、WFWP弁論大会全国大会の審査員でした。スピーチの内容にもふれ、充実したものであると実例をあげ、讃えられました。スリランカの3人の一節が秀でていたことなども・・・優勝の愛知代表のモンゴルは、家庭内暴力という特殊なテーマであることもユニークで、申し分のないということでした。岐阜県代表は残念ながら予選で敗退。
大学で指導していて、もどかしく思うことは、日本は国連に11%ものお金を供出しているのに、日本人職員の割り当ての中の1/3しかいないということ。
もっと留学し、英語力を高めて欲しいのにもかかわらず、日本からの海外留学は年々減少しています。2013年度は、69869人。これを日本政府は、12万人にしたいそうです。
これから留学する人は、留学の前に、夏目漱石の英国留学体験の本など読んでほしいそうです。
五藤さんが岐阜版遊会木版画展に出されているので、初日の昨日、各務原市中央図書館まで見に出かけました。馴染みの風景の作品もあり、中にはビッグバンもあり楽しい展覧会でした。主催者の牧野氏には、県美術館の学芸員がインタビューしていました。彼の作品は県美術館に所蔵されているそうです。生徒さんの作品はどれも素晴らしくて、レベルの高さを感じました。1/31まで。
五藤さんの木曽川の夕映え
五藤さんのビッグバン
主催者の「海鳴り」 越前の風景のようです 10枚の版画板を使用 人間国宝の梳いた和紙でプリント
牧野さん 「終着駅」 照明が写りこんでしまいました
五藤さんの「白鳥」 木曽川に飛来したもの 一度見に行きたいです
帰りは茶房に寄りました カップは北欧製
果物も扱う茶房 花もきれい
今朝は、先週の初雪に続く二度目の積雪。今回は2cmでした。奄美大島や長崎では115年ぶりの積雪。長崎ではなんと17cmとか・・・一体今年はどうなっているのでしょうか。生まれて初めて雪を見た人がいるのではないでしょうか。
昨日の嬉しいニュースは、大相撲初場所千秋楽で、10年ぶりに日本生まれの力士が優勝したこと。しかも琴奨菊は初優勝。60回も続けて外国人力士が優勝していたとは・・・
今朝7時撮影 僅かに見える鉄橋はJR東海道線木曽川鉄橋
今朝8時撮影
ここしばらく急激な寒さとなりましたが、予定通り短歌会を開催しました。万葉集は難訓歌の9番のつづき。最初の12文字は、手元の中西先生の解説書も不明となっています。学者がいろいろ想像をめぐらすのも面白いです。
お菓子は沖縄みやげもありました。ちんすこうも今はいろいろあるようです。昨日は抹茶味。前はいまいちの味でしたが・・・そして、金沢の有名な「柴舟」。差し入れしてくれた彼女は、いつもお正月は海外なのですが、今年はテロが怖いので、国内でした。
今月の一首
置き忘れ探す時間が年ごとに増えてこの先どうなることか Fさん
(身につまされます)
午後は同窓会のメンバー有志の新年会。会場は、名鉄岐阜駅の「日本海庄や」。二次会は駅構内の茶房。リラックスして、頭の痛い難訓の万葉集のことも忘れました。久しぶりに会った数人の方からこのブログを見て下さっていることも聞き、うれしく思いました。
このあとは鍋物
今年も放送大学学生作品展が、ふれあい会館2階で開催されているので見に行きました。これまでより出品数が減少。寂しいです。最高齢の94歳の青木さんも体調不良でお休みされていますし・・・昨年のようにセンター長の岡野先生も清水先生も出されていません。いつもながらの達人のYさんは、薔薇を何枚も出されて、どれも逸品でした。彼はエランガ先生の息子さんの指導者。私のものは最下段。額のものは反射するので直接アップしました。いつものように2点です。東福寺とイオラニ宮殿。1/24まで。
「ロッテンブルグ」 Tさん
Yさんの「バラ」
Tさんの「赤富士」
Sさんの「春」
東福寺の紅葉(私)
昨年4月に行ったハワイのイオラニ宮殿の階段(私)
ヤドリギ
近くにヤドリギが見られるのですが、これまで撮影したことがありません。昨日は堤防に雪が積もり、絵になる風景になったので撮ってみました。ブナとかミズナラに着生することが多いそうですが、サクラに着生。落葉した冬にしかみられません。日本全国に分布。鳥によって拡がるようです。ヤドリギ科。
英会話のテキストにヤドリギが出ていて、その植物について西洋にはいろいろな言い伝えがあると、エランガ先生が言われるので、調べて見ました。欧米では、クリスマスの日にヤドリギを室内に飾り、その下で出会った男女はキスをしてもよいとする習慣があるそうです。
ヨーロッパではセイヨウヤドリギですが、クリスマスのリースなどに利用されています。落葉樹が葉を落としている冬に、ヤドリギだけが、地に根も付けないで、青々とした葉をつけていることに不思議な生命力を感じ、神聖視されているのでしょうか。
昨日は、降雪のため自転車は危険なので駅まで歩き、いろいろ撮影しました。ヤドリギもその一つ。
枝に着生する丸いものがヤドリギ
道すがら
10分遅れの電車が来ました
WFWP理事会で出た手作りケーキ
理事会の後は、機関誌のハーストーリー読みあわせ。今月のテーマは、「日に新 日々新たに」。昔学んだ「論語」や「大学」の言葉を復習しました。「大学」の章句より。
一家仁なれば一国仁に興り
一家譲なれば一国譲に興る
首都圏があんなに降ってこちらは降雪ゼロはあり得ない、と思ったらやはり今朝は一面の銀世界。測ってみたら10cmでした。遅い初雪です。あのまま暖かくなると思ったらそうはいかなかったようです。でも晴れてきたので、予定通り出かけます。都市圏のようにこの程度では混乱しません。
今朝7時30分撮影 二階の窓より
咲き始めた藪椿も雪の中
沈丁花の蕾にも
この五月に開かれる伊勢志摩サミットに、英会話のエランガ先生も通訳として参加されます。隣県だし、当然と思いながら聞いていると、もう3年も前に、「イエス」の返事をされていたということです。まだその頃は日本開催と決定しただけで、三重県とは決まっていなかったのに・・・英語通訳力が国から認められたことになります。(県から委託) それに家族全員招待ということで、本人よりお子さんたちは待ちに待っているようです。4日間家族全員招待は彼女だけ。皆思わず、「すご~い、どんなホテルかしら」と・・・
サミットまでこれから3回は会場まで行かねばならないということで、隣県でよかったですね。日本のアニメの話題も出るので予習するように、と言われ、これまで関心のなかった分野にも目を通されるとか・・・
もともと母国の大統領と、互角に話されるので、世界の重鎮にもあがることはなさそうです。緊張されている様子はなくて、淡々と笑いながら話されました。
2011年だったと思うのですが、岐阜県の長良川国際会議場で精神科医の国際学会があったときも通訳されました。スリランカ籍ですが、インドの大学の医学部卒。
下の写真は、先生のお住まい近くの鵜飼大橋。長良川に架かっています。
昨日は都市圏が雪のため交通が乱れ大変でしたが、こちらは降雪はゼロ。北部の飛騨地方は降りますが、県南部の当地方は雨だけでした。今朝は快晴。
鵜飼大橋
今朝7時10分撮影 二階の窓より
放送大学の山田先生は、最近授業の度に論文を書くよう勧めておられます。皆さんの反応はゼロ。毎回聞いているうちに、何とかしなければならないと思うようになりました。次回は第7集。2010年に発行された第1集に執筆したので・・・と断ると、何度書いてもでもいいと言われます。過去の6冊を見ると、同じ人が2回以上書いているケースもあります。
耳にタコがあたるほど言われるので、書き始めています。第1集も当然短歌に関する文章。万葉集と古今集についてでした。次は文法。1ページだけアップします。まだ推敲が要ります。