つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

カサブランカ 2

2010-06-30 | 植物
 思いがけず、知人からピンクのカサブランカの花束を頂きました。白のカサブランカは、2009.5.16にupしています。白より一回り大きく、直径が25cmほど。香りもとても強くて、玄関に活けているのに二階まで漂います。部屋に挿したら、むせかえると思います。黄色のカサブランカと言われているコンカドールは、2009.6.24にupしています。

 今日は、6年前にブログを開設した日。明日より7年目に入ります。こんなに続くとは予想していなくて、多分種切れですぐ幕切れになると思っていました。似たような内容になると思いますが、ご訪問頂いている皆様、今後ともよろしくお願いします。7年前は、gooブログ会員数は、6000名程度でしたが、今は140万名。その中でアクセスは3175位でした。(閲覧数680PV,訪問者数273IP)

 昨夜の、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会決勝トーナメントで、日本はパラグァイに惜敗し、ベスト8に入れませんでした。でも0:0のまま、PK戦までよく持ち込んだことと、岡田監督と選手たちを讃えたいですね。
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トチノキ

2010-06-29 | 植物
 トチノキは、全国どこにでも見られますが、巨大すぎて、なかなかこれまで花の写真が撮れませんでした。これは、秋田のホテルの五階の窓から撮影しました。

 トチノキの葉は、手のひら状にふつう9つに裂け、長さが50センチにもなる大きな対生です。日本にはトチノキを除いて皆無でしょう。しかも葉をつくるパーツである小葉は狭い楕円状で、それには中脈の両側にほぼ平行に走る20から30対もの側脈が刻まれています。
 初夏にその葉の間から穂状の花序が顔を出します。穂は高く立ち上がり、個々の花と花びらはさほど大きくないですが、雄しべが伸び、全体としてはにぎやかで目立つ姿です。花は白~薄い紅色。トチノキ科。

 街路樹として有名なマロニエはトチノキ属の別種、セイヨウトチノキ。パリのシャンゼリーゼはマロニエの並木で有名ですが、ロンドン市内はプラタナスが主らしいです。(プラハのマロニエは、2005.9.18 にup)

 トチの実は、かつては飢饉の際の食料(飢救作物)として重宝されました。そのために森林の伐採の時にもトチノキは切り残す慣習を持つ地域もあったほどです。私有の山であってもトチノキを勝手に伐採することを禁止していた藩もありました。

 飢饉に見舞われることもなくなった今、トチノキの種子の食用としての価値は間食やお土産用のトチ餅にほぼ限定されてしまった感があります。トチノキは栃木県の県木。教科書に出てくる「モチモチの木」は、このトチノキのこと。
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無農薬野菜

2010-06-28 | わが家
 友人から昨年は、自作のお米を頂き、また今度は大量の野菜が届けられました。無農薬の貴重品です。虫との戦いだと聞きますと、楽していただくのが申し訳ないほどです。半端な量ではなくて、写真はほんの一部。
 胡瓜はそのまま冷蔵庫に入れると、しばらくするとぬるぬるして来ます。しかし、すぐスライスして塩を少し入れ、冷蔵庫で保存すると長く使えます。既に下ごしらえしているので、もうここには写っていません。
 新じゃがは、どのように料理しても美味しいですね。玉葱は物干しにかけています。友人は第二の人生を、いろいろな趣味の中で農業もされています。昨年の新米も美味しかったし、トマトもレタスも玄人はだし。感謝に尽きます。
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くず餅

2010-06-27 | 国内旅行
 留守番の老母への、奈良みやげのくず餅です。いろいろな味のものがあり、その中でよもぎが珍しくて買い求めました。以前知人にプレーン味(白)を頂いて大変美味しかったので・・・ そのままでも充分甘味はありますが、定番の黒蜜ときな粉をかけました。
 奈良時代より食用にされている吉野葛。日持ちのする葛粉も求めました。冬になれば葛湯にでもと・・・
          
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多度大社

2010-06-26 | 国内旅行
 四日市に宿泊したので、5年ぶりに多度大社にも参拝しました。ご神馬の写真は、2005.2.26にupしています。宝物館は、お正月と上げ馬神事の時しか公開されません。5/4には、馬が下の写真のような急坂を駆け上るのです。上の写真は神殿のひとつ。この日は雨で、訪ねる人は見かけませんでした。静寂な中に、本殿を囲む三本の滝だけが、荘厳なひびきをたてて落ちていました。

 ホテルの朝食はどこよりもよかったです。うす味の和食で・・・手作り豆腐に伊勢とろろ、温泉卵に牛蒡のサラダ、肉じゃがに小芋とか・・・それに出汁まき卵も・・・
 壁には伊勢型紙が飾ってありました。本来は染色のときに使う型紙ですが、それ自体が鑑賞できるものです。柿渋を塗った紙にカッターで切り込んであります。

 下段右の写真は近鉄四日市駅周辺。裏通りの歩道には現代モニュメントが林立。写真には写っていませんが、右奥にはもっと巨大な作品があります。表は、JR大垣駅に似て、緑したたる楠の街路樹です。
 
あげ馬神事の坂                    伊勢型紙


 
    朝食(右端が伊勢とろろ)                  近鉄四日市駅周辺
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信貴山 朝護孫子寺

2010-06-25 | 国内旅行
 関西に居たとき、帰省時何度も近くを通過し、これまで山の中腹の本堂を見上げるだけだったのですが、今回は信貴山朝護孫子寺にも寄りました。寅年の今年は多分賑わったことでしょう。1400年前、聖徳太子が寅年、寅の日、寅の刻に毘沙門天を感得せられたことにより、寅年には大法要が行われます。

 国宝の「信貴山縁起絵巻」は、東京で見たことがあります。この日は5/5までの展示も終わり、元のレプリカでしたが他の宝物が見られました。
 下の写真のカヤノキは、大和朝廷の時代に種子から発芽したもの。樹齢1500年です。二基の鳥居まであります。樹齢500年のイチョウは、枝振りが千手観音に似て、実が仏の合掌するような形で中国産のもの。日本には二本しかないとか・・・
 わが国最初の毘沙門天、つまり多聞天が祀られています。塔頭の数も多く、古刹のひとつです。

 昨夜のFIFAワールドカップE組予選で、日本はデンマークに3:1で勝ち、決勝トーナメントに進むことになり、本当によかったですね。こうなると次のパラグァイ戦にも勝ってほしいものです。

本堂                    樹齢1500年のカヤノキ      樹齢500年のイチョウ

         
          全景(左遠方が本堂)
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平城遷都1300年祭

2010-06-24 | 国内旅行
 21日は、久しぶりに奈良に出かけました。12年前、万葉研修旅行で平城京址に訪れた時は、広大な敷地に朱雀門(写真上)が出来た直後でまばゆいばかりでした。その後第一次大極殿も落成され、今回の平城遷都1300年祭のイベントとなったようです。
 朱雀門と大極殿は、直線距離で800m。その間を近鉄電車が横切り、踏み切りを渡らねばなりません。大極殿の上村淳之画伯による壁画は素晴らしかったのですが、フラッシュ禁止のためうまく撮れませんでした。全部を徒歩で廻ると相当な広さですから、半日かかります。時速4kmのトラム(電気自動車)に助けられて、何とか目的の建物を観覧しました。降らず照らずでベストコンディションでしたので・・・
 見学したところは、第一次大極殿、朱雀門、宮内省、遺溝展示館、平城京展示館、遣唐使船、東院庭園です。最高によかったのは、再現された東院庭園。皇太子の宮殿があったといわれています。このほど文化審議会から特別名勝に新指定されました。
 
第一次大極殿                                玉座



大極殿天井画の説明                         衛士隊の再現 



遣唐使船内部                             東院庭園
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ハクサンボク

2010-06-21 | 植物
 このハクサンボクの花は、中尊寺境内の能楽堂の観覧席に咲いていました。明治天皇がご覧になったお席に石碑があり、その脇に植えられていました。秋になったら赤い実をつけるはずです。スイカズラ科。

 下の写真は十和田湖畔で撮影。ナナカマドです。これも秋には赤い実がなります。どちらも紅葉が美しく、ガイドさんには秋には又東北に来て下さいと言われましたが・・・

 明日から2日ほどお休みします。
        
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秋田のもろこし 2

2010-06-20 | 国内旅行
 3年前の秋田旅行の時にも、もろこしは買い求めましたが、今回は生のもろこしも見つけました。乾燥のもの(2008.6.29にup) よりずっと美味ですが、日持ちが悪いので、おみやげ用にあまり買えません。もろこしは、諸越の他に、唐の文字をあてる場合もあり、渡来したもののようです。

 下の写真は、胡桃の甘納豆。珍しさにつられて買いましたが、やはり胡桃は香ばしく頂いたほうがいいようです。

 昨夜のFIFAワールドカップ一次リーグでは、日本は残念ながらオランダに1:0で惜敗。一勝一敗となりました。24日(日本時間25日)のE組最終戦、デンマークとの試合には、何とか勝つか引き分けにしてほしいものです。
       
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舞鶴草

2010-06-19 | 植物
 今回の東北旅行で、はじめて舞鶴草を見ました。とても小さくて最初は一人静かと思いましたが、葉が全然違います。現地で植物の本を買ってようやく舞鶴草と分りました。これは、秋田の乳頭温泉の近くで撮影。温泉に入らず、足湯だけにして、植物散策にしたのです。

 舞鶴草の特徴あるハート型の葉には、はっきりと葉脈が見られます。互生ですが、左右の葉を、鶴の舞う姿に見立てたのでしょう。優雅なネーミングです。ユリ科。7月頃まで山地や高山地帯に見られるようです。
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