つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

白いアンスリューム

2012-01-31 | ガーデニング
 年を越えたのですが、昨年秋北欧のホテルで撮った白いアンスリュームです。赤はどこにでもありますが、白はあまり見かけません。
 原産地の熱帯アメリカに600種類以上が分布。地面に根を下ろす地生種と、樹木などに根を張りつかせる着生種があります。園芸では用途別に葉を鑑賞するものと、花を観賞するものに分けられ、観葉植物や鉢花として扱われます。

 長い軸を伸ばしてその先に1枚の葉をつけます。表面がビロード状に鈍く輝き、葉脈の色がくっきりと浮き出て美しいものが多いです。形は種により様々で、大きなものでは長さ1mになります。
 花は棒状の肉穂花序(にくすいかじょ)と花びらのような仏炎苞(ぶつえんほう)からなっています。花の本体が肉穂花序で目立つ仏炎苞は葉が色づいたものです。仏炎苞は赤や白、紫、ピンク、緑、黄緑などがあり、鑑賞価値が高く切り花や鉢花として利用されるものから、地味で目立たないものまであります。厚みがあってろうのような光沢をもち、ハート型、卵形、細長くとがった形などがあります。花後に白や赤の球状の果実を房状につけ、美しい種もあります。
 アンスリウムの名前は、ギリシア語のアンサス(花)とオウラ(しっぽ)からきており、肉穂花序の姿にちなみます。サトイモ科。白は、ホワイトチャンピオン。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする