つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

夜明け前

2007-05-29 | ガーデニング
 「夜明け前」、まるで藤村の小説のような名前ですが、これは夏椿の一種です。専門的な分類ではこれに該当しないようです。普通の夏椿は7月開花ですし・・・
 立ち退きで頂いた数々の椿の中に、この珍種も入っていました。近辺で見たことがなくて、インターネットの植物サイトに尋ねました。群馬大学青木教授のサイトに写真を規定に従い送信すると、たちどころに回答が得られます。私も分かる品種があれば、回答者にたまには加わることもありましたが、最近は開く暇がありませんし・・・それに植物エキスパートが何人もおられますし・・・
 一般には夏椿の一種として販売されているようです。「夜明け前」というネーミングは、白にうっすら紅を帯びていて、いかにもこの花にふさわしく思います。桃シャラとも呼ばれるとか・・・春日さん、珍種をありがとう。
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若冲と江戸絵画

2007-05-28 | 文化
 名古屋に出たついでに愛知県美術館のプライス・コレクション「若冲と江戸絵画」展にも寄りました。海外に重要美術品が流出していることは承知していましたが、これ程までとは・・・でもオーナーのジョー・プライス氏は確かな目で選んでいます。50年前、20歳を過ぎた彼はNYで若冲を見て感動し、江戸絵画に注目。今日のコレクションに至ったとか・・・外国人好みですから、インパクトが強い作品が目につきました。その代表は長沢芦雪。しかし、次の部屋に進んでゆくと、酒井抱一の静かな絵に癒されるようディスプレイされています。
 伊藤若冲は、細密な雄鶏の絵しかこれまで見たことはありませんでしたが、晩年の簡略化した水墨画はすさまじさを感じました。アブストラクトに通じるような・・・(6/10まで)
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名古屋城障壁画展

2007-05-27 | 文化
 昨日は、気になっていた「名古屋城障壁画」を名古屋市立博物館まで見に行きました。名古屋城は、1945年5月14日の空襲で、天守閣とその一連の建築物も、3つの隅櫓と、3つの門を残して灰になりました。1945年に入り名古屋空襲が始まり、城もあぶないということで、本丸御殿の襖や浴室の天井画などがとり外され、疎開。そのお陰で膨大な宝物は守られ、今日に伝えられています。これから長い年月をかけ御殿が再建され、美しい襖絵が描かれた襖もはめ込まれることでしょう。
 どの絵も、殆ど重要文化財に指定。襖絵はもとより、視線が届かない天井画も、手を抜かず細密に描かれているのに驚かされます。桃山様式から江戸様式に移行する過渡期であるため、両方の様式が見られ、歴史的価値もあります。戦前の名古屋城は、天守閣つきの二条城のような建物だったのです。これに匹敵する城は、他には見当たりません。戦災で焼ける前は、旧国宝が31もあり、姫路城など問題になりません。(6/3まで)
 なお、灰の中から取り出された鯱の金は、今は金の茶釜に再生されています。

 亡舅も名古屋城の空襲を予測し、名古屋第八連隊にいた弟に面会に行ったついでにお城に上りました。まだ幼かった夫たちを連れて・・・
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長屋門展示室 4

2007-05-26 | わが家
 昨日の門展示室訪問は、娘の英会話仲間の7人。前々日に来られたH先生のお弟子さんです。英語のレッスンを兼ねているため、私が展示品の説明をすると、交代で英訳。メンバーの中には、大学講師、高校元教員、バイオリニスト・・・さすがにスラスラと英訳されて、私も勉強になりました。
 写真は見学後のお茶会。頂き物の虎屋の羊羹で・・・
 この後は、私の拙い短歌レクチャー。なんとか役目を果たしました。
 頂いたお礼のメールは殆ど英文。私も拙い英語で返信。これもリフレッシュ出来ました。皆さん、ありがとう。
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長屋門展示室 3

2007-05-25 | わが家
 昨日も展示室にお客様がありました。一陽会会員の久保田先生ご夫妻です。もう40年以上のおつきあい。写真は、10/21開催予定の「芭蕉蛤塚忌全国俳句大会」のポスター。この原画を描かれたのが先生です。毎年いただく年賀状も楽しみです。
 久保田氏は昨年まで地元の教育長。8/27に岐阜地区の教育長の展示室訪問があることもあり、最近少し展示替えをしました。
 下の写真は、県警の情報誌「華陽」5月号に掲載された長屋門。先月、県警本部から取材を受け、本日本部から送付されました。

 
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長屋門展示室 2

2007-05-24 | わが家
 年末から長屋門展示室を公開してから約半年、90人程のお客様が訪問下さいました。昨日は、岐阜新聞に掲載されるきっかけを作って下さった娘の英会話教師、H先生母子を迎えました。
 彼女は、同時通訳者として全国レベルで活躍中。英語の通訳ばかりでなく、そのことに付随し、幅広い知識を身につけておられます。多芸で、剣舞までされていて、写真は実際に刀剣を手にしておられるところです。
 聞けば、中学も高校も私と同窓。お互いの主人同士は高校の同窓。話も尽きませんでした。茶道をたしなまれているお母上は、にこやかに聞いておられました。
 下の写真はお薄とともに出した、茶道家元推薦の「ふのやき」。京都の妹が送って来たもの。
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ぴあのピア

2007-05-23 | 映画・TV・演劇
 BS11で毎夕、ピアノの名曲が有名ピアニストによって演奏される短い番組があります。題して「ぴあのピア」。このところずっと楽しみにしていたショパンです。ピアニストは小山実稚恵さん。告別、ワルツ、革命、ノクターン、エチュードどれも最高でした。そして、昨日は先々週に続き仲道郁代さん。曲はバラード。これもよかったです。しかもピアニストのコメントもあり・・・清水和音さんのマズルカもありました。昔より少しふっくらされましたが・・・
 小山さんも仲道さんも岐阜での公演があり、聞きに出かけました。何年か前、仲道さんの岐阜公演は、出産後はじめてのステージで、ファンの多くがエールを送っていました。(写真は椿とともに春日さんから頂いた薔薇)
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公民館短歌会 21

2007-05-22 | 短歌
 先週開いた短歌会のupが遅れました。この日も万葉集の講話の後は、百人一首解読。

陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑにみだれそめにし我ならなくに  源 融

 一般には宇治平等院は、関白藤原道長が左大臣源重信の婦人から譲り受け、その子頼通が、永承7年(1052)にこれを仏寺に改めたと言われています。しかし、最初創立したのは、源融です。
 源融は、嵯峨天皇の子で、源氏の姓を受け、豪奢な邸宅に住み、宇治に別荘を建立。これが後に平等院になりました。京六条の邸宅河原院にちなみ、河原左大臣とも言われました。(写真は陸奥秋田で撮ったおだまき)

今日の一首
うるはしき少年の如阿修羅像そのお姿にて何を悩める  Hさん
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中村泰英&ハーツ

2007-05-21 | 文化
 昨日は、大垣で中村泰英&ハーツのコンサートがありました。泰英さんは、私達WFWP主催のイベントに出演して貰って以来懇意にしています。3枚目のCD完成記念の初めてのコンサートです。ゲストは、もうすぐフィリピンに帰国し、歌手デビュー予定の村田ジェリーさん(福井在住)と、ご夫婦でお琴、尺八を披露して下さった古田さん。
 ギター・ヴォーカルの泰英さんとヴォーカルの丸井さんとは絶妙のハーモニー。3人のキーボードが盛り立てていました。感動的な詩に出会った泰英さんが曲をつける訳ですが、作詞者が感極まって涙ぐむ場面もありました。
 作詞者はコメントを残し登場。その中に友人のFさんの姿もありました。(写真はアメイジンググレイスを歌う村田ジェリーさん)
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母の日過ぎても・・・

2007-05-20 | わが家
 今年も、京都の妹より老母に花束が届きました。先週の母の日に届きましたが、まだ大丈夫。玄関は百合の香りでいっぱいです。カーネーションの鉢植えを貰っても結局一年限りで枯らすので、この豪華な花の方が・・・
 果物も届きました。下の写真はその内の1つ。宮崎産のマンゴーらしく甘みたっぷりでした。Mちゃん、ありがとう。




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