つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

十八楼

2006-01-30 | 岐阜県
 昨日の短歌会の会場は長良川畔の十八楼でした。女将が歌人クラブの会員というおかげで格安に利用させて頂いています。この旅館の名付け親は芭蕉なのです。つまり江戸時代から存在している訳です。創業は万延元年。
 芭蕉は長良川の鵜飼を見て、美濃の美しさを、「中国の瀟湘八つの景色と、西湖の十の地もこのすがすがしいこの景色にあるように思われる、この建物に名を付けるのなら、十八楼とでもいいたいことだなあ」と書き残しています。

このあたり目に見ゆるものは皆涼し

勿論、金華山も褒め讃えています。大河ドラマ「功名が辻」に、昨日も稲葉山城が画面に映りましたが、これは金華山の頂に立つ岐阜城の旧名です。芭蕉の時代は城は焼失してなくなっていましたが、昭和になって再建されました。
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岐阜県歌人クラブ新年歌会

2006-01-29 | 短歌
 今年も恒例の歌人クラブ新年歌会が十八楼で開かれました。今年は中部日本歌人クラブの重鎮小塩氏も参席され、活気がありました。彼はわが町出身なのです。短歌研究評論賞を取得された15年前から注目していました。歌評も参考になりました。ご著書「茶事礼讃」にサインもして頂き有益な一日でありました。
 歌人クラブ代表の小瀬先生とも歓談し、箸袋に即興の一首を書いて頂きました。一昨年の8/3に書き込みましたように、先生の亡きお父様と私の亡父は同じ大学で教鞭をとっていました。即興の一首。先生は脳梗塞を患われてから奥様に禁酒を言い渡されておられます。

深酒に酔ひて送られし夜の妻の言葉蘇り膳の盃伏す

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モーツァルト 2

2006-01-28 | 映画・TV・演劇
 250年前の1/27、オーストリア・ザルツブルグでモーツァルトは生まれました。生地ではそれに関するイベントがあり、日本の内田光子さんが、黄色いドレスでピアノを弾いている姿が報道されていました。数年前、私たちはその場所を訪ねました。出生地には記念館が残されていますが、その建物は黄色でありました。彼女はそれを意識してドレスを選んだのではないかと思われます。
 BSハイビジョンの特集番組によると、5歳で作曲したメロディーの一部が「魔笛」になっているとか・・・かって見た「アマデウス」にはそんな場面があったかしら・・・
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柳澤桂子さん

2006-01-27 | わが家
 91歳の夫の叔父の告別式に出席、骨あげをして来ました。式は臨済宗妙心寺派によって執り行われ、銅鑼と鉦と太鼓を鳴らし、読経する中には尼僧も混じることなど珍しいことばかりでした。特に最後に「たあーっ」という住職の甲高い掛け声とともに内陣に木の棒が投げ込まれ、払子が振り払われ、この世とあの世と分別されるところは、すさまじいものがありました。結界と言うのでしょうか。中部地方は浄土真宗が多いのです。
 式も果てるころ少し時間があり、生命科学者の柳澤桂子さんのDVDをスクリーンに見せて頂き、最新鋭の機器を扱う僧侶に感心しました。般若心経の核心にあたる「空」の科学者としての捉え方に、なるほどと思いました。彼女は若いころから病魔に襲われ、宗教を考えるようになられたとか・・・
(写真は2階から、日の出前に)
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九重

2006-01-26 | わが家
 この飲み物を「九重」と分かる方は多分東北に詳しい人でしょう。仙台出身のさるお方から頂きました。黄色い粒がお湯に溶けて浮かんできたら飲みます。甘くて柚子の香がします。柚子をいただくのは二度目ですが、他の味のものがあるかは不明です。以前東北旅行に行った時、全然気がつきませんでした。知る人ぞ知る味でしょうか。(茶器は出石焼)
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認知症

2006-01-24 | ボランティア
 今日の民生委員協議会は、事務連絡のあと、認知症の講演会に参加した人の報告がありました。抜粋を書きます。
 思ったより症状が現れるのは早いことに驚かされます。
 65-69歳 67人に1人
 70-74歳 28人に1人
 75-79歳 14人に1人
 80-84歳 7人に1人
 85歳以上 4人に1人
 認知症の5-7割がアルツハイマー、2-3割が脳血栓、1-2割はその他の病気。
 早く気づくことが大切で、早く治療すれば薬で治せる認知症が1割あります。
 症例
 ・最近のことから忘れる。
 ・ヒントを出しても思い出せない。
 ・ものをなくすと人のせいにする。
 ・時間、人、場所が分からない。
 ・同じことを何度も言う。
 ・買い物のミス。
 ・薬が余る、足りない。
 ・水道が出しっぱなし。
 ・鍋を焦がす。
 対応の仕方
 ・怒ってはいけない。
 ・人格を傷つけない。
 ・経験をふまえて話す。
 病気ですから、初期ほどいろいろ対応があるようです。
(写真は昨年12月、菊に積もった雪)
 
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ゴイサギの若鳥

2006-01-23 | 動物
 一昨年のことですが、帰宅し、2階の自室に入るとガラス越しに巨大な鳥が眠っているのが見えました。フラワーボックスに止まって・・・忍び足で鳥に近づき思わずシャッターを押しました。2-3枚目のところで鳥はシャッターの音に目を覚まし、瞬間的に飛び立ちました。これは飛ぶ1秒前の写真です。
 私としては千載一遇の機会であったと思い、バードウォッチングが趣味の友人にこの写真を送りました。すると、「ゴイサギの若鳥で、これは成鳥と色が違うのでホシゴイと呼ばれることもあります」という返信がありました。いろいろ図鑑を調べても該当するものがなかったのですが、まさか鷺とは思いませんでした。
 鳥の名が分かりましたので、昨年の放送大学学生作品展に出品しました。
 
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センター試験リスニング

2006-01-22 | 学校
 昨日のセンター試験英語リスニングを監督した夫は、自分も試みて、「実にいい問題で、これを全解したらたいしたものだ」と言っていました。ICプレヤーを持ち帰りましたので私も試みました。第一問はいつもエランガ先生に学んでいるおかげで、全解・・・しかし最後の第四問は二回では聞き取れませんでした。
 夫は100人の教室の監督をしましたが、1人だけ雑音が入るということで、プレヤーを交換したとか・・・あとは問題なかったのですが、大学を出たのは7時半を回り、帰宅は9時・・・再リスニングの受験生を監督した先生はもっと遅かったはずです。
(写真は、昨年12/26に紹介した喫茶店、シェ・ドームのガラス窓、イギリス製です)
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放送大学学生作品展

2006-01-21 | 学校
 31日までふれあい会館2階生涯学習センター展示ホールにて、放送大学岐阜学習センター学生作品展が開かれています。油彩、写真、水彩、手芸など出品されています。私は今年も写真を出しました。全部で4点で、2点は海外で撮影したもの、2点は我家の庭です。海外の2点はこのblogですでに披露していますが、このもみじは未発表のものです。昨年の初雪はとても早くてまだもみじが散る前で、これが珍しくてカメラに収めました。あとの1点は虻が止まった秋明菊です。

 なお、岐阜、名古屋の雪の予報は外れでしたが、東京では降っているようですね。大学入試センター試験の今日、試験監督の夫はいつもより1時間の早出でした。前日より降雪予報が出ていて、そう指示されていたのです。
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公民館短歌会 5

2006-01-19 | 短歌
 今年最初の公民館短歌会です。全員主婦ですから、お正月の家族の情景とかおせち作りとか季節感のある作品が寄せられました。大雪を詠んだものもありました。こういう作品を見ると、やはり和歌は日本の文化の一片ですね。
 常夏の国、スペインのような乾燥した国にいては出来にくいのではないかしら・・・旅行詠は別として・・・(写真は名古屋駅前の夜景)
今月の作品より

凍てつきし道をバリバリ音たてて車は行くなりそろりそろりと  Sさん
 
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