つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

留学生担当者会議

2017-01-29 | ボランティア

 一昨日、世田谷のがやがや館でWFWP留学生担当者会議が開かれました。北は青森、南は福岡から集まり、弁論大会の情報交換や、外国語学校の経営者の講演を聞きました。会場は板敷でしたが、椅子の高さが低く、1/2程度で、和室のイメージ。

 最初は、国際ことば学院外国語専門学校校長のH先生の講演から始まりました。生徒は東南アジアが多く、日本人は帰国子女。どうして日本に来たかと言うと、仕事があること、同じアジア人という親近感、欧米より入国のハードルも低いこと。それに日本の技術の信頼感など。国は、ミャンマー、ベトナム、インドネシア、ネパール、インド、バングラディシュ、中国と続きます。
 日本語教育には江副式教授法が知られています。優秀な学生は、早く日本語検定試験を合格し、医師になっている人もあるし、日本人と結婚し、レストラン起業をした人もあるそうです。

 世界に目を向けてみますと、2009年の統計では、世界の留学生が370万人いますが、日本人は13.3万人。3.6%という少なさです。

 午後は弁論大会に向けての話し合い。他地域を参考にするのもよい刺激を受けます。1997年にスタートしているので、20回目を迎えている地域もあり、新しい連合は3回目のところもあります。留学生交流会の話題もでました。

 嬉しい報告は、まず福岡のAさんから。Aさんの娘さんが若者の会に入り、岐阜に縁のあるミャンマーのキンキントウエさんを訪問したことです。彼女はWFWPミャンマー会長。もう一つは埼玉のWさんからの報告で、20年前弁論大会に出てくれた留学生の娘さんが日本に留学し、今度は東大生として出てくれるかもしれないこと。

 岐阜から発信しているこのブログを見て、弁論大会を聞いてくれたブロガーが3名もありましたので、嬉しかったです。埼玉大会のTさんと、千葉大会のIさんと、八王子の大会のNさんです。今年も参加して下さることを期待しています。

 ついでに妹の施設にも寄り、帰宅が遅れました。お弁当はお昼が美味しかったこともあり、新幹線弁当は似たものを選びました。

くもり空ながらも何とか富士を撮影

お昼はお取り寄せ弁当

 

新幹線弁当

 

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祈りのちから

2017-01-26 | 映画・TV・演劇

 昨日は、久しぶりに事務所でDVDを見ました。興業収入全米一位の「祈りのちから」。ハーストーリ誌に紹介してある映画を、時々鑑賞しています。原題は、"WAR ROOM" つまり、作戦司令室を意味していて、軍事などの戦術を練る場所を指します。その部屋が映画ではクローゼット。内容は日本語訳に近い祈る力を表現。もう家庭破壊寸前の夫婦が、老女に祈りを教えられ、その祈りの中で救済されるという実話の映画化。キリスト教の原点に帰ったような内容。監督は牧師で、キャスト全員がクリスチャン。キリスト教の素晴らしさが描かれています。黒人一家のお話。一家の乗る車がトヨタ。日本人として嬉しかったです。いくらトランプに非難されても・・・こういう映画が興業収入トップになるという米国は、まだ退廃していないということになります。

 日本の仏教徒がお経を唱えることによって家庭崩壊から救われるという話はあまり聞かないですが、クリスチャンは祈りによって救われるのですね。仏教は釈迦苦行像や千日回峰行などの修行があり、中世には極楽浄土思想があり、救われたいという庶民の願いがありましたが、今は、葬式仏教になっています。それも家族葬や樹木葬、散骨などが増えて、お寺の存続も危ぶまれている時代になってしまいました。

 先日のテレビによると、ご遺体ホテルなるものがあり、けっこう利用者があるようです。家族葬、散骨の人が一時的に遺体をそのホテルに預けるのです。遺体は物として扱われるので税法上、倉庫ということになります。部屋にはお棺を安置します。

 

ハーストーリー2016年11月号

 

事務所に来た年賀状の一枚 ネパールに井戸が出来たお礼

 

 

 

 

 

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プルーフ・オブ・ヘブン

2017-01-25 | 

 プルーフ・オブ・ヘブン(Proof of Heaven)、 つまり和訳すれば、天国の証明。そのタイトル通りの内容の本です。著者は米国人脳神経外科医師のエベン・アレグザンダー。彼は、突然重度の細菌性髄膜炎を発生し、一週間意識不明の重体となりました。その一週間、霊界と言えるところにさまようのです。その一部始終を記録されたのがこの本。脳神経外科医が見た死後の世界の話です。あるセミナーで講師が推薦された本。友人から借りています。米国で200万部発行のロングセラー。

 著者は病気で倒れるまで、この種の死後の話は多く聞いていて、「トンネルを抜け、それぞれ天国のような場所と地獄のような場所を訪れて、イエスと思われる光の存在に出会い、言葉にならないほどの至福感を味わった」ということなど、取るに足らぬことと疑っていました。ところが臨死体験により圧倒されるほど酷似しているので、信じるようになったそうです。

 普通の人はここまでですが、脳神経外科は違います。創造主が宿る広大な世界に旅をした昏睡中の体験は、人間の知識と荘厳な神の世界との間には深遠な溝があるということを気づかれました。精神的な領域の現実に迫る大切な糸口は、意識する存在としての「深遠な神秘」そのものにある。と言われています。

 著者の生い立ちも一般とは違い、養子。養父は医師。養父を限りなく尊敬し、医師となったのですが、実の父母が気になって仕方がなかったのです。実の父母は米国では探すのは容易でないのに、苦労して探し当てられました。実の母は高校生の時出産。父も高校生でした。名前も隠して施設で出産し、家に戻りました。後日、その状況もつまびらかに聞き、自分は彼らに愛されていたことを知り、ようやく安心して家庭生活を送ることができたようです。

 この本のあとがきには、死後の世界は西洋より日本が発達していた、と書かれています。もう既に古い時代から三途の川も閻魔大王も知られていたのですから。

 岡山が大雪というのに岐阜南部は積雪ゼロ。快晴です。底冷えはしますが・・・

 

 

今年のクリスマスカクタス

 

 

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冬の鷺

2017-01-22 | Weblog

 先日、いつもと違うコースで美容院にゆく途中、用水路の中に鷺の群を見つけました。足を留めて撮影したのですが、背景はあまりよくないです。2015.9.7と2010.12.30に載せいてる鷺は背景に助けられていますが・・・野鳥は自然の中が理想。人の気配に敏感ですぐ逃げていまい、むつかしいです。この日ももっと多くいたのに、半分は飛び立ってしまいました。美容院は母のいる病院に近いので寄りました。いつもは車に乗せて貰いますが、夫に所用があり自転車。撮影ポイントを探しながら・・・

 ところで今日の千秋楽を待たず、昨日大相撲初場所で稀勢の里が初優勝しました。モンゴル勢に勝ってくれたことが日本人として嬉しいです。本人は支度部屋で白鵬が3敗したことを聞き、感極まって涙をこぼしていました。ここまでの長く苦しい道のりを考えると感慨無量だったのでしょう。この勢いで今日も白鵬に勝ち、14勝1敗としてほしいです。

追記;稀勢の里は千秋楽にも勝ち、14勝1敗とし、横綱も視野に入りました。実現すれば日本人横綱は19年ぶりとなります。平成9年若乃花以来ですから。2004年九州場所新入幕から74場所目。

 4年に一度の米大統領選挙も終わり、反対運動もある中でトランプ新大統領の就任式も終わりました。世界中で250万人もの反対運動があったことも歴史的。一つ驚いたのは、台湾が就任式に出ることを中国が反対し、米国に断るよう申し出たとか・・・干渉しすぎでは?

 

 

 

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公民館短歌会 127

2017-01-21 | 短歌

 雪も殆ど消えて、少し寒さも和らいだと思えば、次の寒波です。そんな中で、今年初めての歌会を開きました。新年の嬉しいニュースは、伏屋さんが県文芸祭の短歌部門に入選されたこと。2/25の表彰式には、私も共に出たいと思います。

 今日の万葉集は15番歌にすすみました。人口に膾炙された歌です。かつて戦没学生の遺書が書籍化され、「聞けわたつみの声」というタイトルになりましたが、この「わたつみ」は、この歌から引用されています。海の神という意味。 

わたつみの豊旗雲(とよはたくも)に入日さし今夜(こよひ)の月夜(つくよ)清明(さやけ)くありこそ

   

今月の一首

元旦を夫と迎へるよろこびよ健康で過ごし夫八十        Aさん

 帰りがけMさんが、「以前貰った本をお貸しします」と一冊を歌集を渡されました。最近はご無沙汰していますが、県では名の知れた松村あやさんの第三歌集「秋の隣で」。もう90歳になられ、県歌人クラブ紙には投稿されていません。平成に改元されたころの懐かしい歌を挙げました。1993年発行。181頁。

平成元年一月八日の霧ふかし霧に濡れたる鴨食いにゆく

わが店の前の欅は枝切られ傷口に八月の月光は射す

天安門学生の死を悼むビラ貼られ凌霄花の花びらの透く

世紀末一人のこされ生きているバッハの響く店を守りて

アララギの実は紅にふくらめる茂吉の墓についに来にけり 

 

国の内外よりのおみやげ

 

松村あやさんの歌集「秋の隣で」

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高嶺 2

2017-01-18 | 短歌

 いつも贈呈して頂く「あけび短歌会誌」の記事ばかり書いているので、今度は自分の所属する歌誌「高嶺」について。昭和三年創刊。今月で1010号となりました。結社は文法にこだわりがあるので、そのことを書いて、放送大学ふれあい論文集に提出。題して、「短歌の文法」。近々発行される予定です。

 文法ばかりでなく、植物名の表記にも大変なこだわりがあります。今月の記事の一部を紹介します。趣味の短歌の本というより学術的な本と言えるかもしれません。高嶺では、さざんかを、山茶花と書かないで「さざんくわ」と書きます。
その理由は、牧野植物図鑑に、
和名ハ多分山茶花ヨリ転ゼシモノナラン。然レドモ「さざんくわ」ト訓ズルハ非ナリ。山茶花は元来つばきノ名ナリ、に依っている。
同書では、つばきの漢名に山茶を当て椿ハ和字ニテ春盛ンニ花サク故此字ヲ作リシナリ。支那の椿(チン)と混同スベカラズ、とも言っている。そうして「さざんくわ」の漢字には、茶梅をあてている。
と解説されています。

 高嶺に入会して29年。作品一に掲載されています。昭和の終わり頃、歌誌アララギが分裂して、その後入会。分裂したのはリーダーだった土屋文明氏の死去に伴うものでした。長くアララギにいたので、ショックはありました。

雨に光る夜のきざはし上りゆきけふも見舞ひぬ九十四の母

 

イタリア・ピエンツィア遠望

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クチナシ 2

2017-01-16 | わが家

 雪は、小休止でしょうか。今朝は快晴になりました。昨日の雪はまだ残り、写真を撮ろうと庭を探すと、これまで気付かなかった梔子の実が意外に白い雪に映えることが分かりました。昔、これでさつまいもを染めてキントンにすることを教えられたのに、一度も試していません。自然界の染料なのに・・・白い花は香りもよいので撮影したことがあります。(2006.6.22)  八重もありますが、こちらは当然結実しません。日本・中国に自生するアカネ科の常緑の低木。

追記; FBに頂いたコメントに依ると、クチナシは花も食用に出来るようです。なお、翌日も晴天で雪はすっかり溶けました。

梔子

 

椿

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初雪 2

2017-01-15 | わが家

 昨日の雪は夕方までには、大方溶けたのですが、昨夜新しく10cmほど積もりました。予報通り昨日より冷え込んでいます。路面が凍結していて、出かける予定は取りやめです。

 我が家の南側には県道が通っていて、日頃は車の騒音が甚だしいのですが、雪の日だけは静かです。凍結してスピードを出さないからです。雪の日は歓迎などと言うと、北国の人に申し訳ないですが・・・放送大学の廣田先生は、お正月、娘さん一家がおられる北海道で過ごされました。先生はお元気で雪かきをされたようです。どんなに大変でも屋根の雪下ろしをしないと家が潰されるのです。それができない老人だけの家庭は、人を頼む訳ですが、費用が5万円ほどかかるそうです。

 ニュースでは、広島のような温かいところでも積雪があったらしいのに、岐阜南部は少ないように思いました。三重県のブロガーのお宅でもかなりの積雪。記録に残ると思います。岐阜でも北部の飛騨はいつも通り豪雪です。

 心配なのは、孫の一人が大学入試センター試験を受けていること。でもこればかりはどうにもならないことです。 

11日にアップした庭の今日の様子 蹲も凍結

久しぶりのつらら

 

さすがに車は少ないです

撮れたのはこの一輪だけ

 

 

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初雪

2017-01-14 | わが家

 当地方も予報通り雪となりました。山間部ではないので、積雪5cm程度。花を撮るのにはこの深さまで。これ以上降ると、花が隠れます。雪かきも15分程度ですみました。早咲きの椿もふるえあがっていることでしょう。山茶花の白は終わり、ピンクもそろそろおしまいです。

山茶花

椿

モチの木

 

 

 

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新年初謡曲会 11

2017-01-11 | わが家

 メンバーの入れ替えが少しあり、事情で長期にお休みの人もありましたが、昨日いつものように新年初謡曲会を4人で開きました。最初は、これも例年のように今年の勅題の「野」から。そして、融、熊野、鵜飼と続きます。夏からOさんも加わり平均年齢が若くなりました。

 謡曲の後は、食前酒のOさん差し入れの岐阜では人気の地酒「甕口」(かめぐち) から。なんとこのラベルの文字を書いたのはOさんのお父上。ご先祖は醸造元。でも縁あって室町時代創業の日本でも屈指の老舗O家に婿養子にこられたのです。今のお店は創業は1590年とか・・・当然岐阜県最古の店です。

 我が家では次男しか飲まないので、価値が分からず申し訳ないことです。飲める人は「おいしい」を連発。いつも出すビールは誰も口をつけません。皆さん満足してくださりよかったです。

 

枯庭ですが・・・

お菓子は叶松寿庵の「あも」(皇室用語で餅の意味)

Mさん、S先生、Oさんと夫

Oさんの差し入れ 甕口 

いつものお取り寄せ

デザートはこれとレモンティ

頂いた鎌倉のお菓子

 

 

 

 

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