つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

木通

2024-11-04 | 講演会
 木通、こう書いて「あけび」と読みます。私はこのほど岡山のネットの友人Aさんからこの実を送っていただきました。山登りもしない私は、これまで目にすることが出来なかったのです。40年位前関西にいたとき、隣人が「鹿児島から送ってきたので見せてあげる」と言っただけでした。今回はほんのり甘い実を味わうことが出来ました。来春にはこの種を蒔きたいと思います。Aさん、ありがとうございます。事典で調べると薬効もあるようです。木通という文字が読めるようになったのは、50年位前、歌を詠むようになってから。友人がこれを短歌に詠んだからでした。
追記: その後Aさんからコメント頂きまして、今でも種まきは大丈夫と教わりました。春まで待たず撒きました。四年ほどで結実するそうです。それまで生きておれたらよいのですが。



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邦楽三曲演奏会

2024-11-03 | 講演会
 昨日は、「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環として、邦楽三曲演奏会が開催され、雨の中、岐阜市文化センターに出向きました。短歌会のMさんが出演されると聞いていたからです。
 受付で思いがけなく友人のKさんに会い、びっくり。彼女の友人も偶然Mさんと同じステージです。司会者のナレーションがとてもよくて、まず、三曲とは何かと問いかけ、それは、琴、尺八、三絃と解答されました。プログラムのトップは、「六段の調」。60年も前に花嫁衣装を着て婚礼の日に弾いた懐かしい曲。Kさんも弾かれたそうです。あれはほんの一部で本格的に演奏するととても長い曲であることを今頃知りました。高校のクラブ活動で筝曲をされているのも素晴らしかったです。彼女たちはすべて暗譜していました。Mさんたちが弾かれたのは、「飛鳥の夢」。素敵な曲でした。Kさんとお昼を共にして雨の中を帰宅しました。久しぶりの日本文化に心を満たされて。この日はついでの用があり息子が来ていて、往復送迎してもらうことが出来ました。




六段の調べ


Kさんが出られた飛鳥の夢


岐山高校筝曲部
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町文化祭短歌教室出品

2024-11-02 | 講演会
 今年も何とか町文化際に参加し、昨日、短歌作品を展示をすることが出来ました。参加しはじめてから20年ほどになるでしょうか。会員高齢化でも何とか継続しています。いつものように柿や、まだ青い夏蜜柑、松ぼっくりの工芸品、この時期らしい装飾品を持ってきてくださる人に感謝です。岐阜新聞短歌欄に入選した作品をはじめに展示しました。
 他に菊花展もありますが、いつも見るタイミングが悪く、写真がとれなかったのですが、今回は間に合いました。古木に菊をうまくコラポさせているものが素晴らしかったです。古木は松柏のようです。菊はまだ蕾でしたが。毎年出品していた知人も亡くなり寂しくなりました。4日まで。岐南町役場にて。




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アニメの源氏物語

2024-11-01 | 講演会
 新聞漫画以外見たことがないので、一度日本の本格的なアニメも読みたくなり、友人に大和和紀作「源氏物語」を借りました。1993年初版本です。平均300ベージで7巻。ずっしりと重いです。副題は、「あさきゆめみし」。
 作者は原作を読みこみ、どの場面にポイントを置かれたか意識されたはずです。アニメで表現するとどこまでドラマティクになるかということ、例えば六条の御息所との車争いの場面がそうです。何よりの平安時代の建物とか貴族の衣装の描写が美しく、女性ならではの世界です。作者名だけでは男性のように見えますが、女性。早くから新人賞を取られていたベテランです。源氏をよほど読みこまないとここまで描けません。描写が美しいので外国人も賞賛するでしょう。日本のアニメもここまで凄いとは驚きました。790首とまではいきませんが、ところどころに和歌もちり散りばめられています。途中から予想していたように宇治十帖は割愛されていました。
 作者のコメントもなるほどと思いました。昭和天皇の崩御の時の宮内庁の様子がアニメにとても参考になったらしいです。皇室は一部平安時代をそのまま踏襲している部分もあるので。皇族の婚姻も参考になったそうです。ごまかしのないデッサンには恐るべしです。
 ところで昨日は、米大リーグ、ワールドシリーズで、ヤンキース(ア・リーグ)を破り、ロスアンゼルスドジャース(ナ・リーグ) が逆転して優勝。その中に大谷翔平選手と山本由伸選手がいたことは日本人として祝福すべきことでした。念願の世界一になりました。




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音楽療法 23

2024-10-30 | 講演会
 濱島先生のバイオリンコンサートも二年近くの月日を重ねてきました。来月予定されている年一度の長良川ホテルコンサートももうすぐ二度目となります。
 昨日は、秋らしく、「もみじ」と、「小さい秋みつけた」と、「庭の千草」と、「秋桜」、「北の国から」を、お願いしました。秋桜と北の国からは、さだまさし作曲によるもので、秋桜は、山口百恵が歌っていました。もう40年も前になるでしょうか。「庭の千草」は日本の曲かと思っていたのですが、バイオリニストから、アイルランド民謡と教わりました。日本にような島国だから似た曲ができるのでしょうと言われました。
 先月「もみじ」をお願いしようとしたら、まだ紅葉には早すぎと言われ、今月になりましたが、今年はまだ暖かくて紅葉は進んでいません。
 11月末の長良川ホテルコンサートも近所の方が乗せて下さいますようで助かります。


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ブーニンピアノリサイタル

2024-10-27 | 文化
 予定通り昨日は、スタニフラフ・ブーニンのピアノリサイタルがあり、サラマンカホールに出向きました。さすがオーラがたつような気配でした。黒いタキシードに黒いステッキ姿でステージにさっそうと現れ、まずショパンのノクターンから。ショパンコンクール優勝者の演奏は初めて。それだけで感動的でした。それに一度骨折し再起不能の心配もあったのでなおさらです。ピアノはさすがイタリア製の高級なFAZIOLI。
 義足ではピアノのペダルが踏めないということで、足首骨折でも難しい手術で足は守られ、丈高い靴で登場。ステッキでも速足です。アンコールも二曲ありました。
 昼食は夫と息子と共に会場近くで中華をとり、帰りも迎えに来てくれました。冥途のみやげと満足していると、息子は、3/23に書いているHIMARIさんのコンサートの方を羨ましがりました。息子たち夫婦は、辻井伸行コンサートに大阪のシンホニーホールに出かけたらしいです。私はこのチケットは取れなかったのです。あの時のようにソロプチミストのご縁で頼めばよかったかしら?HIMARIさんの時のチケットもエランガ先生のおかげでした。そのソロプチミストの方と偶然隣席になりました。聞けば梶原知事とも古田知事とも大変親しいとか・・・
 ホールの特別の出口の前では、世田谷ナンバーのベンツと取り巻きがブーニンを待っていました。私もしばらく居たのですが、息子の迎えが早かったので去りました。









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新岐阜県歌壇史現代編

2024-10-24 | 
 岐南町出身で愛知県在住、中京大客員教授の小塩卓哉氏がこのほど新岐阜県歌壇史現代編を出版されましたので、注文しました。岐阜新聞社発行。ページ数はなんと554。ずっしりと重いです。岐阜新聞に2016年から6年余連載されていたもの。岐阜新聞は名前を替えながらも100年以上の歴史があります。中日新聞より古いです。小塩氏は岐阜新聞歌壇の選者でもあります。
 昭和50年ころ兵庫県で短歌を始めたころ、アララギに所属していました。全国の会員の中で、東京の次に多いのは、長野県。ここが最古と思っていたのですが、岐阜も昭和21年4月に岐阜県歌人クラブ紙の前身の岐阜歌人が発行されていて、他県と遜色はないと思いました。岐阜西濃・中濃東濃・飛騨に分けて詳しく歌人が解説してあります。
 与謝野晶子から添削指導を受けた人もあったり、寺山修司や塚本邦雄の手紙を持っている人もあります。晶子からの添削料は3円。大正時代のことですから今の3000円くらいでしょうか。大正11年の「明星」に掲載されています。用紙は、罫線入りのもの、障子紙もあったようです。
 驚いたことはGHQの検閲がこんなところにまで及んだことです。



与謝野晶子の添削
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京都でのグッチ展

2024-10-22 | 文化
 昨日の英会話では、まずエランガ先生が京セラ美術館でグッチ展を見られた話に始まりました。先週予告されていて、皆話を楽しみにしていました。グッチが日本に上陸して60年。1921に生まれて100年の歴史があります。さすがに展示品はゴージャスなものばかり。写真は私のラインに送られてきたもの。12/1まで。次の先生の予定は平安神宮のお茶会への参席。ここへも招待されておられ、茶道の家元も来られるようです。更にドイツ旅行も控え、多忙な日々のようです。
 いよいよ今週の土曜日はブーニンのコンサート。先生に改めてチケットのお礼を言うと、東京のサントリーホールのチケット代は50000円。岐阜では補助があるようで10000円でした。感謝です。
 友人のHさんは先週レッスンをお休みされていて、ニュージーランドのクルーズツアーに出かけておられました。桜のシーズンだったそうです。おみやげに本場のマヌカハニーを頂きました。その工場も見学されたとか。高齢者のお仲間も多くて楽しかったそうです。
 昨日の岐阜新聞には短歌会の伏屋さんが短歌入選されていて嬉しいことでした。


グッチ展で


グッチ展のスカーフ


マヌカハニー


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公民館短歌会 201

2024-10-19 | 短歌
 ついに町短歌会が昨日で201回目になりました。来月は岐南町文化祭に出品しますので、作品を一人2~3点選択してもらいます。搬入は11/1。搬出は11/4。これから作品制作です。
 昨日は、作品の中で料理のことも教わりました。Kさんの

煮こぼれがなしに驚く里芋に甘藷を加へ共に煮るとき

 本当にこれらの芋を共ににると煮こぼれがないのだそうです。近隣の知恵のある人からの情報らしいです。メンバーの中で他に一人だけこのことをご存じでしたが、一同料理のノウハウを短歌で学び楽しく過ごしました。

写真は10月になるというのに暖かさが続き開花したハイビスカス

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「清流の国ぎふ」文化祭2024

2024-10-15 | 文化
 首記の「国民文化祭」が昨日岐阜で開幕しました。両陛下を迎えてこれから11/24まで開催されます。昨日の開会式のイベントで、応援しているシャンソン歌手の遠藤伸子さんも歌われると聞いていたので、彼女に会場参加希望を伝えたら、抽選の締め切りはとっくに過ぎているということでした。パレードの写真は、友人からラインで送られたもの。
 テレビで逐一放映されていましたので、彼女の登板を待ちました。彼女に宮内庁から連絡があり、前もって衣装は伝えてあったようでした。富士山の模様でした。少し前に宗次郎さんとともに一流バンドが東京からやってきて、一緒に練習もされたようです。晴れやかな場所で緊張するわ、と言われていたのですが、いつも通り堂々と歌われました。
 総合司会は竹下景子さん。朗読の部分は、紺野美沙子さん。彼女の夫君は岐阜県の人なのです。県美術館長の日比野克彦さんのメッセージもありました。

 昨夜のNHKファミリーヒストリーの石黒賢さんの母方のルーツは岐阜と聞いていたので見ることにしました。母方の祖父は揖斐川町出身。明治生まれで、東大の前身に学び、その後、英国のケンブリッジ大学に留学。法律を学びました。帰国後、終戦の時は米内光政に条文の日本語訳を頼まれたという。8か国語が話せたそうです。





友人のラインから


遠藤伸子さん(テレビより)

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