つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

長恨歌

2009-11-30 | 歴史
 放送大学で、安東教授の漢詩の講義を受けて、これまで随分長い間真実を知らなかったことがショックでした。テーマは、李白でしたがそれより、白楽天の長恨歌の話を先にupします。
 長恨歌はいかにも玄宗皇帝と楊貴妃の純愛物語めいていますが、事実は全く異なるものでした。清濁あわせ呑み、この詩を書いた白楽天の才能に驚くというべきか・・・

 57歳の玄宗皇帝は、23歳の息子の嫁の楊貴妃を我が物にしてしまったのです。それもいろいろな大儀名分を作り上げて・・・まず実母の死という理由で息子の嫁の楊貴妃を尼さんにして、次は儒教の教えだから親の言いつけを聞け、ということで、自分のものにしまったのです。後世の識者は、これはおぞましいことだと明言しています。李白のことは明日に・・・写真は県図書館の南京黄櫨(なんきんはぜ)。中国原産。トウダイグサ科。
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2009-11-29 | 料理
 思いがけず、知り合いのMさんから鮭を頂きました。彼女のお父上様は、亡父と同じ大学の教授でした。父親同士が長いつきあいで子供もひょんなことからお目にかかることになりました。お父上は北大出なので彼女も道産子。道産子の選ばれた鮭はとても美味しく、有難く頂きました。チャンチャン焼にでもしようかと思いましたが、程よい塩加減でこのまま焼いた方がおいしいです。アラは別に包装してあり、魚スキのダシにしようと思います。
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晋山式

2009-11-28 | わが家
 2月に亡くなった禅僧の息子の晋山式が行われました。夫の親族で、法要も兼ねているため、かなり大掛かりなもののようでした。持ちきれない程の引き出物に驚きました。上の写真はその一部、京都の干菓子。メーカーは京都ですが、徳島県の阿波三盆糖を使用。200年以上の歴史があるようです。下の写真も引き出物の色紙。古刹、井深の正眼寺の僧の筆による「松樹千年翠」。前任の谷耕月師に負けない墨跡です。
     
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カジノキ

2009-11-27 | 植物
 このカジノキは、昨年諏訪大社に寄ったとき撮ったものです。この木は葉の切り込みが面白い物で、数種あります。実は9月頃にでき、大きくて赤いようです。
 製紙の原料として栽培されたりするようです。古代から、神に捧げる神木として尊ばれています。紋所として葉の形が使われることもあります。(信州の諏訪大社の神紋)
 カジノキをイタリアで見るとは思ってもいなかったので驚きました。リンクしているミラノのレイコさまも去年upされています。
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フットセラピー

2009-11-26 | わが家
 公民館でのフットセラピー講習に出かけました。一部だけでも続けるとよいと思い、忘備録としてupします。
 まず左足から。素足になり、足の親指を右手でつまみ、足の第一指を左手でつまみ、足の指を20回回転させます。次は逆方向に回転。足の指を前後に開き、左右に開きます。これを順に足の小指まで運動させます。足の裏のツボ、つまり経穴のことを沸泉というそうですが、そこを指圧。かかとを包む。かかとを叩く。足の筋肉をもむ。ここまでを右足も行います。両足を投げ出す形に坐り、両手で足の側面を叩く。下から順に・・・
 左足の指と右手の指を組み、足首を回転させたりもしました。また、足の裏は人体の各部分があてはまり、土踏まずの部分は、小腸。指導者も昔体調が悪かった頃はその部分がゴリゴリしていたとか・・・各部分をもみほぐしました。

 これを毎日二ヶ月続けると体に何らかの変化が見られるそうです。中国では、「知足勝不詳」という言葉があり、これを知るのと知らないのでは大変な違いがあるそうです。お金を貯めるのではなく、「健康貯筋」を勧められました。
 写真は、前日の記事に関するもので、銀座の建築の1つ。内部も曲線になっているのか気になる建物でした。
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浅草

2009-11-25 | ボランティア
 中国からの留学生に東京案内をしました。テイさんはまだ日本に来て七ヶ月。中部国際空港から岐阜に到着しているので、まだ東京を知りません。それに来年の二月には帰国予定で、もう時間もないのです。浅草と銀座と二重橋を案内することにしました。私も銀座以外は久しぶりでした。
 どこも彼女は喜んでくれて写真を撮りつづけていました。天気もよくていい思い出になったと思います。行きには車窓から新雪の富士が見えてラッキーでした。新富士駅通過の時は曇天だったのに、暫くすると後方に彼女が見つけ感動していました。
 浅草の仲見世も銀座の建築もどれも珍しそうで・・・東京駅の赤レンガにも興味を示し、東京タワーには待ち時間が長く上りませんでしたが夜景で満足。二重橋は夜になりましたが、警備の人からパンフレットを貰いました。まだ彼女は21歳ですからチャンスはいくらでもあると思います。上の写真は、山門の上空に残月を見つけて撮りましたが・・・本堂は改築工事で平成22年まで見られません。
 
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WFWP女子留学生日本語弁論大会全国大会

2009-11-24 | ボランティア
 昨日は、東京で日本語弁論大会全国大会が開催され、岐阜県代表を連れて上京しました。午前の予選で残念ながら敗れたので、午後は東京見物。予選と言いましても地方大会を勝ち抜いた人ばかりで、高いレベルです。

 まず左からベトナムのトゥイさん。戦後の貧困から逃れて日本に留学して新聞配達をして苦学している状況に一同しーんとなりました。故国では日本支援で成績優秀な人に奨学金を与えられているそうです。

 次は、韓国のチョイさん。日本の占領下時代の悲惨な状況の写真と、被爆した長崎の悲惨な写真とをオーバーラップさせて、話は展開しました。恨んでも前へは進めないと・・・

 次は、英国のクラークさん。3歳の時、英国に来ていたカズコさんの影響もあり大学で日本語を習得。絵本が右開きになっていた不思議さと、見たこともない文字が頭に残っていたそうです。学んだつたない日本語で15年後、日本の彼女に手紙を書いたたら一週間で返事が来た喜び。この度の上京でカズコさんと劇的な再会を果たせたことなどをスピーチしました。彼女は北大に留学しているのです。

 左下は、名大に留学しているケニアのマウングさん。女性でありながら工学部。難しい日本語の数学用語を理解するため、一週間で平かな、片かなを、そして半年で漢字を覚えよと教授が命令。それをなしとげて自分に不可能はないと確信したそうです。右下の写真は、スピーチ前の岐阜代表・テイさん。(11/1にup) 隣席の愛知代表のケニアの学生とすぐ仲良しになりました。
 
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町総合計画審議会委員 教育行政部会

2009-11-22 | 学校
 人のすすめに従い町総合計画審議会委員に応募、採用されて半年余。先日は次の10年計画も煮詰まり、仕上げの段階でした。
 基本計画も修正を繰り返し、頂いた資料も増えてきました。所属している分科会は教育行政部会。順調に審議されているのですが、気になることが出てきました。
 政権が変わったことでの影響です。これまでは文部科学省中心でしたが、これからは文部科学省の指導助言が弱められることが懸念されます。学校監視機関の計画修正は難しいと思います。(上の写真はネームプレート)

 後日この問題について友人と話し合ったのですが、今のままでも日本の児童生徒の学力は先進国で最低で、北朝鮮並なのに、この政権になったために、もっと低下するのではないかと危ぶまれています。ゆとり教育になりすぎで、教科書は薄くなるばかり。レベルも下がり絵本のようですし・・・結局、親は公立を見捨てて私立に走ることになるとか・・・(下の写真は、JR岐阜駅前の階段のイルミネーション)
        
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落花煎餅

2009-11-21 | わが家
 昨日煎餅をupして、もうひとつの煎餅も紹介することを思いつきました。これは千葉のWさまから頂いた落花煎餅です。やはり地元産の落花生が使用されているだけあり、香ばしくて、一般に市販されているものとは全然違います。ついでに、嫁がくれた大阪みやげの千鳥さぶれもupします。(写真下) 岐阜にも鵜の入る籠の形をした鵜飼せんべいというものがあります。
     
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公民館短歌会 48

2009-11-20 | 短歌
 急に寒くなり、公民館のエアコンはまだ冷房の設定のまま。あわてて暖房に切り替えて歌会開始です。12/10には放送大学岐阜学習センターで短歌の講話をする予定で今、パワーポイントで資料作りをしています。この時期は短歌通信の編集もあり、何かと多忙ですが、ここの資料も手抜きはしたくないなので、何とか前夜完成しました。短歌通信21号原稿は、先ごろ印刷所に回したところです。

今月の歌

「こんにちは」山で行きかふ人びとと交はす声音も十人十色  Hさん

 彼女はいつもご主人と地元の金華山に登っておられます。私も20代はよく山に登り、この歌の感覚もよく分かります。挨拶は山のマナーで、先輩に教えられました。今は無言の人もあるようです。写真は今日の差し入れのひとつ、北陸の白えび煎餅。
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