つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

松井先生追悼会 4

2014-10-31 | 学校
 今年も岐阜大学工学部松井先生の門下生有志が集まりました。ご高齢の奥様は辞退されたので、昨日は、5夫婦10人が、各務原市役所最上階8階の展望レストランに待ち合わせました。私はつれあいの一人として参加。一宮の138タワーが見られます。(写真上)
 予約して頂いた特別室は、先年高円宮妃殿下と島根に嫁いだ皇女が座られたところ。料理も美味しかったです。

 先生の思い出話など歓談したのち、近くの大学跡地へ・・・大学が岐阜市北部に移転した後は、市民公園になっています。その一角の記念モニュメントには、農学部創立時の模型があります。公園のこのあたりに実験室があったとか、生協があったとか話ながら散策。農学部は結束力が強く、記念碑がありますが、工学部はありません。ここには、工学部と農学部の2学部がありました。教育学部と医学部も統合され、徐々に移転。もう30年ほどになります。
 公園近くの茶房でコーヒーを飲んだ後、散会。来年の再会を約束しました。

        

                  
                  
                  


             
              記念モニュメント

        
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藤沢かぶのつけ物

2014-10-29 | わが家
 まぼろしの野菜といわれる藤沢かぶの漬物を、山形県鶴岡に旅した従妹から貰いました。色は辛そうですが、薄味で美味しいです。朝市での赤カブも頂きました。早速漬物にしました。まず塩で下漬け・・・

 藤沢かぶは、焼畑で作り収穫にも手間がかかることから次第に作付けが少なくなったようです。在来野菜を守り続けるよう、わずかに作付し保存してきた農家が、その味と食感を広めたいと復活した野菜。上部が紫の細い大根のような形で肉質が柔らかいのが特徴です。

               
               藤沢かぶ


         
          赤カブ
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第4回日本板画院東海支部展

2014-10-27 | 文化
 昨日は、第4回日本板画院東海支部展に五藤さんが出品されているので、愛知県美術館ギャラリーに出向きました。作品は東京展と同じでしたが、地元でゆっくりおちついて鑑賞。作品は続いて11月には高山で展示。東海支部展は昨日が最終日でした。とにかく5人で元気ででかけられてよかったです。常に最高齢なのですが~

 家に帰ってしばらくすると、夫も岐阜高校同窓会から帰宅。二冊のファイルとCDを持っています。メンバーの一人が、源氏物語54帖のあらすじと人間関係図をA4で、229枚にプリントしたものを全員に配布されたというのです。大変な労力で恐れ入ってしまいました。なかなかここまで出来るものではありません。元国語の先生ではなくて、元銀行員。只、喜寿の記念にということで・・・有難く頂きました。同じ人がカラオケのCDまで配布。こちらは我が家には不要なのですが・・・名簿を見ると、クラスの15%が鬼籍に入られています。

   
    南イタリアで (五藤氏)

        
         笠ケ岳 他の県にまたがっていない岐阜だけの山

                  
                   桜の色は3色

        
          樹相

             
              並んで入ったすずなみで




源氏物語まるわかり絵本                 
         
 
          
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第15回現代短歌セミナー岐阜 記念短歌大会

2014-10-26 | 岐阜県
 昨日は、第15回現代短歌セミナー岐阜記念短歌大会が催されたので、岐阜市のじゅうろくプラザに出掛けました。町公民館の短歌会会員の伏屋さんが優秀賞を受けられたので、撮影の目的もありました。彼女のことは、自分史を出されたので、2013.9.21と2013.10.26に書いています。

 まず、「没後十年春日井建と現代短歌」というテーマで4人の公開座談会。下の写真右の方は、春日井建が十年間会長をしていた中部日本歌人会の現会長の小塩氏。彼は当町出身です。

 春日井建のことは分かっているつもりが実は知らなかったことが多かったです。処女歌集「未年」を三島由紀夫が、定家の再来と絶賛したことは知られています。でも19歳から作り、歌集発行が21歳の時と知り仰天しました。その若さで完璧に近いものが出来るとは・・・

死などはなにほどのこともなし新秋に正装して夕餐につく    (白雨)

 この時はまだ癌の兆候のなかったに不気味な予見を感じます。タナトスがあるような・・・

 座談会の後は、表彰式。1000首近く応募があったのに伏屋さんは優秀賞。上のタイトルの他に、もう一つあり、第19回日本歌人クラブ東海ブロック岐阜大会。3県にまたがって募集されてので受賞者も多種。選者の数も多く、県内だけの大会より、選者講評の質も高かったです。20年間、愛知や三重で開催された他県の大会に行ったことがないのでそう思うかもしれないです。名前だけ紙面で知る人の顔も、はじめて分かりました。
 帰宅したら、娘が高校生の孫の修学旅行みやげの長崎カステラを届けてくれました。

      
       小塩氏

             
                喜びの伏屋さん
                                  

            
             孫の長崎みやげ
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柿と梨との交配?

2014-10-25 | 岐阜県
 岐阜は柿の産地であることから、いろいろなことが試されています。先日は、柿と梨との交配されたものを頂きました。柿の形状で、色はまだ青いのに、渋くなく甘いのです。匂いは梨のような不思議な果物・・・柿の遺伝子が強く出ています。


          
           柿と梨とが交配された果物

      
       頂いた自作のうど

           
             とれとれのホウレンソウも・・・

      
       とれとれの大根も・・・

            
            ヤツガシラの芋も・・・長らく保存できます
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水琴亭

2014-10-23 | 岐阜県
 以前から行きたかった水琴亭ですが、ようやく昨日叶いました。岐阜市の伊奈波神社に近い水琴亭は、原三渓が晩年住んだ三渓園の臨春閣と寸分違わない建物とか茶室があります。第二の臨春閣建造には、同じ大工を関東から呼んだとも言われています。横浜三渓園の臨春閣は重要文化財。一般の立入は禁止。岐阜の方は、料亭になっているため自由に行くことができます。NPOの方の説明つきと新聞に紹介されていたので、予約をしておいて、夫と出かけました。
 茶室は公開されていないので諦めました。

 襖は桂離宮を意識してか、市松模様。欄間には笙などの楽器が彫られています。階段の手すりも工夫がこらされ、二階の壁と襖は、連続模様の絵が描かれています。無論達人の三渓の自筆。二軒分も描くとは大変な力の入れようです。岐阜に帰郷したとき実家には戻らず、ここで過ごすことが多かったとか・・・出身は当町の隣です。

 料理も申し分のない味付けでした。

     
      庭の蔓性のピラカンサ
   
         
          廊下の花

     
     市松の襖

                  

     
      笙のらんま


あじろも交じる格天井

           
            色あせてしまったけれど岐阜の金華山(当時は城は廃城)


四季の花が描かれている壁

    
    階段の手すり 白い箱状のものには手すりにふれないで・・・と書いてあります

            
             三渓の好んだ蓮ごはんと・・・
             


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彩雲 8

2014-10-21 | 短歌
 昨日は、彩雲の秋号が贈られてきました。表紙は夏号(8/4) と同じであるため割愛。今号の特集は、若山牧水とも主宰者の田中さんとも縁の深い詩情漂う古宿「長多喜」。巻頭言によれば、田中さんのお祖父さまは歌人。27年前、お祖父さまの全歌集出版記念会と、57回忌の法要を長多喜で開催され、東京から牧水のご長男の旅人氏を主賓として迎えられたとか・・・この時、旅人氏から短歌を勧められ、始められたそうです。歌との浅からぬ縁を思いました。

 長多喜は、中津川市にあり、敷地は一万坪。八軒の離れがあるそうです。庭には、若山牧水の歌碑と高浜虚子の句碑があり、文人墨客には知られているところ。宿泊名簿には、亀井勝一郎、河盛好蔵、佐藤春夫、井伏鱒二、平林たい子、宇野千代、坪田譲治、水上勉、松本清張など数百名がしたためられていると言う。看板の典雅な書体の文字は、歌人吉野秀雄の揮毫によるもの。創業は江戸時代。もとは中山道の中津川宿近くにありました。
 中津川は、リニアの駅が出来るいうニュースで近年話題になっていますが、東京からの文人を迎える老舗旅館もあるのです。

主宰者の作品より

ふくみつつ呑むごとく読む「マルテ手記」置く卓上に微かなる風

丘陵を舐めつつのぼり焼き尽くす得体の知れぬ火まだ我にある

翡翠持つ書家に遭ひたり意をつくし語れば言葉光り合ふ見ゆ

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骨董ハンターのお話と原三渓

2014-10-20 | 岐阜県
 昨日は、友人に誘われ、岐阜公園にある岐阜市歴史博物館で骨董ハンターの大阪のSさんのお話を聞き、終了後、特別展・「原三渓と日本の美術」を見てきました。原三渓は知られているように、横浜の三渓園の創始者。岐阜市出身ということもあり、東京に居たころ何度も行きました。

 Sさんのお話は、面白かったです。骨董で身を立てるにはかなり歴史の勉強も必要だと言うことが分かりました。カンボジアに1世紀ころ、扶南王国という豊かな国が存在したことは、地元の人もあまり知らないようです。Sさんは、30年くらい前は、外国人が発掘してはいけないという法律がなかったため、掘って見たら金製のベルトや、純金の仏具などが見つかり、ぞくぞくしたそうです。今は発掘は禁止されているようです。

 骨董を趣味とする人は、3つのタイプがあり、1は、骨董の値段しか見えない人、2は、資料としてだけしか価値を置かない人、これは美意識に欠けるとか・・・3は、集めることだけに集中して目標がない人。これも問題です。Sさんの目標は日本文化に貢献することとか・・・手に入れられたかなりの美術品が美術館に収まっています。犬がお好きで、かなり海外の写真もあるようです。例えばベトナム戦争のとき、米軍が飼っていたシェパードとベトナムの犬の混血犬とか・・・著書多数。骨董ハンター南方見聞録とか・・・

 11/11(火) 夜九時のお宝鑑定の番組に池田町に取材が入り、美濃古陶会の人も映るそうです。
 お宝鑑定の番組でも教えてくれない真偽を見るコツも聞きました。下の陶器の写真は、美濃古陶会メンバーの所持品。

 原三渓展の内容は横浜で見たはずですが、22年も経ち忘れています。三渓の文字の美しさと絵のうまさに驚きました。所蔵品も国宝級のものばかりで、今の所蔵の東京国立博物館より貸し出されているものがあり、見ごたえがあります。また、横浜開港資料館、大垣、福岡とかに散逸しているものを一堂に見られるよい機会です。

 帰り、友人の案内で、岐阜市北部の岩井山東山に連れて行って貰いました。木造の小野小町像があります。きんさんぎんさんの妹さんが定期的にお参りされるそうです。



      
       初期伊万里 400年前

                  
                   お歯黒の容器 室町時代のもの


          
           美濃古陶会メンバーの集めた陶片 この中で最も高いのは4万円 陶器に詳しくないと蒐集できない

                  
  
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公民館短歌会 102

2014-10-18 | 短歌
 昨日の公民館短歌会は、万葉集三番歌のつづきで、次回も続きます。第三番だけで3回の講話。その中で、昨日は書き写すときの誤記のある可能性のあることを話しました。万葉集は、最初、巻物の形で世に出されていました。その時代は、まだ冊子は存在せず、後世これを書き写し、冊子の形になりました。その時に誤記が生ずるのです。現在巻物の原典は存在しません。冊子の形で書写されたものが伝わっているため、文字の意味が不可解の場合、誤記ではないかという問題が生まれます。巻物のままですと、途中から読めないし、不便が生ずるのです。

 それと、11月1日から始まる町文化祭の出品作を決めてもらわねばなりません。その中の作品にHさんの

喘息の吾子抱きしめて絵本読む今では遠き幸せの記憶

がありますが、この歌は来年一月の皇居での新年歌会始めに出品するよう勧めていたのです。ところが彼女は、毛筆で書くのは、「めんどくさい」などと言い、出さずじまい。選者の心を打つものと期待していたのに・・・いかにも残念でした。〆切りは、9/30.もう間に合いません。作る時は、お題の「本」を意識されたと言うのに・・・
 他の皆さんも惜しまれていました。毎年2万首ほど応募されますが、全作品を天皇陛下は目を通されるそうです。入選歌を皇后陛下は暗記されます。

今月の歌

歌つくり頭とこころ耕して自分を見つめ自分と向き合ふ    Mさん

                 
                 岐阜市内の食事処の入口で

       
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トルコみやげ

2014-10-15 | わが家
 友人がトルコ旅行をされ、おみやげを頂きました。9日間行かれていたのに、二つの台風にも会わず、ラッキーだったようです。トルコ旅行については、2010.4.9から一週間ほど書いていますが、頂いたこのお菓子のことは知らなかったです。まるで日本の綿菓子を固めたような珍しいものでした。口の中で溶けます。
 瓶は薔薇の実のジャム。これも甘酸っぱくて美味しいです。

追記;コメントで教えて頂きましたのでネットで調べましたら、皿のお菓子は、龍のひげ飴ということが分かりました。中国、韓国にあるそうです。

     

         
           トルコの龍のひげ飴

     
      中国の龍のひげ飴(ネットより)
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