つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

北欧紀行 2

2011-10-31 | 海外旅行
 最初の訪問国は、スウェーデン。12月10日にノーベル賞の晩餐会などのイベントが行われる、ストックホルム市庁舎を見学しました。百年も前にこのような立派な式場が準備されているとは信じられないほどでした。上の写真は、市庁舎ノーベル賞舞踏会会場の黄金の間。壁面は何千万個の金色のモザイクで飾られ、完成まで2年かかりました。
 下は晩餐会会場のの間。市庁舎とは思われず、ノーベル賞受賞のために作られた空間です。

 ノーベル賞は、化学賞、物理賞、医学生理学賞、文学賞、平和賞の四部門を決めるよう遺言されていました。後に経済学賞が追加されました。文学賞だけは、いつ電話で知らされるか分からないので、過去にいたずら電話と間違えた受賞者があったそうです。他の賞は、電話の日にちが決められているので待機されています。下の写真のノーベル博物館で文学賞が選考されます。

 平和賞だけはノールウェイで受賞式があります。これは当時スウェーデンとノールウェイは同じ国だったからです。後にノールウェイは独立しました。

追記; 10/31 世界人口は70億人に到達。本日生まれた赤ちゃんには、「70億人目の赤ちゃんの一人」という認定証が発行されました。


市庁舎の間


市庁舎議長席                        議会室の天井(バイキングの影響)

     
      市庁舎外観(前方は湖)


ノーベル博物館                         受賞者の椅子(椅子の下にサインがあります)

       
        晩餐会の食器

    
    フェルガタン展望台(ストックホルムを見晴らすポイント)
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北欧紀行 1

2011-10-30 | 海外旅行
 22日より29日まで、関西空港より出発し、北欧四ヶ国の旅をして来ました。日本のように紅葉する木は少なく、黄葉のシーズンで一足早く秋を満喫できました。四ヶ国とも通貨が異なるために、4種類交換しなければなりません。ユーロが使えるのはフィンランドだけ。スウェーデンは、スウェーデンクローネ。デンマークは、デンマーククローネ。ノールウェイは、ノールウェイクローネです。上の写真は、東海道新幹線「ひかり」から新大阪で乗り継いだ関西空港線「はるか」。

 北欧玄関口のフィンランドは最終日の観光で、10時間飛行し、ヘルシンキに到着後すぐ、スウェーデンのストックホルムに向かいました。飛行時間は一時間。10月は夏時間のため時差7時間。

 これらの国の共通点は、国会議員の半数が女性であり、国によっては首相が女性であること。40代の首相もあり、日本では考えられないことです。税金は25%程収めていて、医療費、大学までの教育費が無料。福祉が行き届いています。高額の税がどのように使われているか、国民の関心が高いため投票率は高いそうです。

 緯度が北にあるので、この時期は朝は、8時半ころまで明るくならず、夕方は4時頃暗くなります。曇天の日が多くずっと暗い感じです。朝7時ころ暗闇でも、街灯の下を人は職場に向かいます。
 逆に夏は夜の11路ころまで明るく、国によって白夜のまま。春分と秋分だけ日本と同じです。冬の夜が長く国民は読書にふけり、図書館利用冊数がフィンランドは世界一。でもよいことばかりではなくて、長い冬にウツで自殺というケースも多いようです。北海道より緯度は北ですが、メキシコ湾暖流により、それほど寒くならないようです。昨年の今頃北海道を旅していたのですが、木の種類も黄葉になることもこちらとよく似ています。

 40年前、父がスイスでの国際学会に出るため渡欧し、母も同行しました。欧州に来たついでに北欧にも寄ったようです。両親と同じコースを巡りました。その頃は学者はフリーパスで、検査も受けず入国。博士が日本より極端に少ないので優遇されたようです。(夫も博士ですが、一般と同じく厳しく検査されました)
 
     
      モニターに出た飛行機の計器

                
                 ヘルシンキ空港

          
           100スウェーデンクローネ (植物学者リンネ)

                     
                      20スウェーデンクローネ (ニルスのふしぎな旅の作者) 

     
      100デンマーククローネ (出土品)

                     
                       100ノールウェイクローネ (キルステン・フラグスタートという世界最高のソプラノ歌手) 

     
     デンマークとノールウェイの穴あきコイン (日本の5円、50円を含め、穴あきコインを使用しているのは世界で3ヶ国だけ)      

           

               
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公民館短歌会 69

2011-10-21 | 短歌
 明日は、旅立ちで気ぜわしいのですが、予定通り短歌会を開きました。今月は年一度の文化祭も開催されます。Hさんが鳥取に旅行され、因幡の白ウサギを象った蒸しきんつばの差し入れがありました。品のいい甘さで、うさぎ年にぴったりです。

 今月の作品は明石海峡大橋の歌。ホテルからの夜景が本当に美しかったそうです。舞子で宿泊されたようで、最高だったことでしょう。
 神戸に住むようになった昭和40年、あの辺に橋がかかるのよ、と教えられ、何年も待ったのに橋は架からず、25年後こちらに帰省してしまいました。夜のイルミネーションは車窓からも見られますが、近くに泊まる機会はなかなかありません。明日からしばらく休みます。

淡路島に架かる明石の大橋のまほらに浮かぶ上弦の月   Sさん

      
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男女共学

2011-10-20 | 学校
 戦中生まれの私たちでも、県立高校は岐阜ではとっくに男女共学であったのに、宮城県では男女別学であったことを聞き、耳を疑いました。放送大学の英語セミナーのG先生は、東北大学出身。先生は講義中は余談はめったにされないのですが、岐阜は男女共学と聞き、驚かれていました。こちらもみんな驚きしばし中断。
 私は、旧帝国大学は女子禁制でしたが、その中で東北大学だけ女子の入学が許されていたことを知っていたので、最初信じられませんでした。東北は女子を差別しないところという認識があったので・・・進んでいるというイメージだったのに・・・同じ年の先生から意外なことを聞いてしまいました。

 こんな話題になったのは、問題集のChatterboxという息抜きのページに、「一昔前は、女子寮へ行く男子は、特別の日でないと許されなかったし、その時は、大声で『A man in the hall』と叫ばなくてはならなかったのに、今は男女同居となっている」とあり、これには一同驚いていろいろ意見が出たのです。本当に同室なのでしょうかとか・・・
 上の写真は、先日の松井先生追悼会でホテル最上階窓から撮影した金華山。下は通りがかりに撮ったクロッサンドラ。(記事は、2009.8.30)

              

      
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カブの浅漬け

2011-10-19 | 料理

 リンクしているミラノのレイコさんのブログ「黒人参の浅漬け」を参考にして、カブの浅漬けを作りました。調味液だけ同じですが、中身は変えています。まず日本には黒人参はないですので・・・赤い普通のものにしました。黒人参の方が歴史が古くて、赤人参はせいぜい200年前らしいです。

 そう言えば、ツタンカーメンの墓から発見されたエンドウは紫でした。黒人参も紫に近い色。古代は紫が主流だったのでしょうか。

 とにかく簡単です。カブとミョウガとショウガと人参を適当に切り、甘酢、出汁、塩、トウガラシなどを一緒にビニール袋に入れて揉んだだけです。

http://wahei.blog-niigata.net/a_tavola/2011/10/post-55f8.html?cid=47259681#comments

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先生の受難時代

2011-10-18 | 学校
 昨日の英会話では、うつ病の話題が出ました。英語では、Depression. 今精神を病んで治療を受けている人の職業は、先生がとても多いそうです。Eranga先生は母国では、精神科医。近くの精神科医院でも患者が多いことは、駐車場の車で分かります。しかも他県のナンバーがみられるのは、同じ地区では知り合いに会ってしまう心配があるからだそうです。
 私の大学時代の友人は中学で数学教師をしていたのですが、10年前の現職のころ、年賀状に、「先生がいやでたまりません」と書いてありました。映画「二十四の瞳」の大石先生にあこがれて先生になり、女性校長まで務めたのに・・・現実は厳しかったようです。あの時代はもうまぼろしになってしまいました。まじめな先生ほど悩みが深いそうです。

 日本には先生の受難時代が来てしまったのでしょうか。お隣の韓国では、先生は親とともに崇拝され、先生の日まであるそうです。儒教がまだ生きているのです。

 写真は、我が家のホトトギス。一度絶えたのですが友人から頂いたもの。今年初めて咲きました。記事は、2010.11.14.
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WFWP外国人日本語弁論大会 2

2011-10-17 | ボランティア
 昨日は、予定通りWFWP外国人日本語弁論大会第10回岐阜県大会が、大垣市のソフトピアジャパンで開催されました。今回からは男性にも登場して頂くことになり、雰囲気が少し変わりました。上の写真は優勝したマレーシアのタンズエメイさん。テーマは、地球人同士の使命。中國の有名な小説家のサイエンスフィクションを例にあげて、人は動物の最終化段階であるならば、もしかすると植物も最終化段階であるのではないだろうか、という問いかけに始まり、高度な内容のスピーチでした。
 毎年スピーチを聞いても飽きないのは、若い人の真摯な姿が見られるからです。初めて登場した二人の男性も個性的でした。

 審査をしている間のアトラクションは、お母様のピアノ伴奏による、娘さんのヴァイオリン演奏でした。安部さん親子の意気があい、とても素晴らしいものでした。

 会場のソフトピアジャパンの写真は南から撮影したもの。正面からは二つのタワーが見られます。

    
    バングラディシュのラハマンさん

         
          韓国のパクさん

     
     安部さん親子による演奏 

                
                 審査員長から講評を受ける7人のみなさん 女性は民族衣装です 

             
              会場のソフトピアジャパン(今年は15年周年)  

 
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ヴィブルヌウム・ティヌス

2011-10-15 | ガーデニング
 このヴィブルヌウム・ティヌスは、昨年春のトルコ旅行のおり、撮影しました。ブログにもupしたつもりでしたが、これまで忘れていました。思い出したきっかけは、リンクしているドイツのPfaelzerweinさんが、プレゼントとしてこの花の鉢植えを人に差し上げられたという記事(10/5) を読んだからです。
 トルコでもギリシャでもよく見られました。自生していたり、庭に植えられていたり、生け垣にされていたりで・・・

 この聞きなれない花は、高さが3メートルほどになります。葉は小さく革質ですが、生け花にも使われます。11月から2月ごろ、枝先の散房花序に白色または淡いピンクの花を咲かせます。果実はピンクですが、熟すと黒くなります。これは胃の不調の薬としても使われるそうです。地中海沿岸原産。スイカズラ科。
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アーモンドの実

2011-10-14 | ガーデニング
 春にアーモンドの花、そして夏に実をupしましたか゜、その実が熟して収穫できました。と言ってもたった一個。慎重にペンチで割って核を出しました。これが食用出来ます。3/31,4/2に花、8/16に青い実を紹介しています。実も熟したので9月末にとりました。外の果肉を取り除き洗い、種の中の核を取り出します。種はとても固くて、多分産地では、核を取り出す専用の道具があると思います。実は少しあぶると香ばしい香りがします。

        

              
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ヤブラン

2011-10-13 | ガーデニング
 我が家のヤブランも終わりかけています。昨年の10/19にもupしているのですが、我が家のものではありません。撮りにくいと避けてきたのですが、アップに撮影すると色の美しさが強調できることが分かりました。いろんなアングルから撮ってみるのもよいようですね。

 同じ紫の花、イソトマは知人の家で撮りました。澄んだ青紫の星型の花は、その柔らかい株姿とともに涼感があります。葉にはギザギザの切れ込みが入り、株はこんもりしやや横に広がります。初夏や秋は花つきもよく丈夫に育ちますが、高温多湿に弱く梅雨から夏は育てづらくなります。オーストラリア原産。キキョウ科。(2006.7.20にも)

     

                
                  イソトマ
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