つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

あいちふだんぎ

2022-11-29 | 

 「あいちふだんぎ」は、東海地方に在住する中日新聞読者による文集です。この本の存在は新聞記事によって知っていました。表紙を見開いた第一ページに、五藤さんの版画作品が掲載されているため、彼にも贈呈されたようです。これを今借りて読んでいます。彼は発行者と同じ笠松町にお住まいのため、版画を依頼されたのでしょうか。さすが、版画作品もぴったり収まっています。

 ページをめくると、岐南町短歌会の伏屋さんの作品もありました。彼女に尋ねてみると、知り合いの愛知県の人に誘われ投稿されたとのこと。更にページをめくると、東海地方ばかりでなく、全国から投稿されています。恐らく提携している地方新聞を通じて全国に広がったのでしょう。北海道が最多。関東、東北、関西、四国、九州と続きます。

 編集者のモットーは「下手な文を書け!」とか。生活作文もそれぞれの人生があり、なるほどと思いながら拝読しています。驚いたことは、一人で数回に分けて投稿し、ガンに効く水のことを書かれていて、命がけで情報提供しているTさんのことです。Tさんご自身が63歳でガン宣告をされ、このゲルマニウム健康法により、90歳まで生き延びられているのです。癌患者に耳よりな情報でした。27年前の末期ガンから生還された記録です。

 「あいちふだんぎ」は、半年毎の発行で、今号は、NO87. 111頁。創刊は、1980年。投稿料は4000円。売価は1500円。申し込みは岐阜県羽島郡笠松町下柳川町67の堀j昌逸さんです。

 

五藤さんの版画作品

 

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後楽荘

2022-11-27 | わが家

 昨日は、前から通るたびに気になっていた岐阜市内の「後楽荘」に親族と食事に行ってきました。期待通りの中味でした。娘婿のご両親と共に食事するのは何十年ぶりでしょうか。

 江戸時代は蝋燭店。それから旅館となり、今は料亭。建物もお庭も江戸時代に始まります。空襲は逃れて当時のたたずまいが見られました。最後のデザートはメロンを蔵の中で頂きました。蔵の中にはここを訪れた岐阜県美術館館長の日比野克彦さんの作品が飾ってありました。

 最初は茶室で接待。お菓子は黒豆羊羹。次に金華山が望める部屋での食事です。前菜からどれも申し分のの無い料理で、美味しかったです。途中、「八寸」と呼ばれるものが出され、夫は私に聞きます。40年前茶道を習っていた時、懐石料理の作法も教わりました。八寸とは、杉製の八寸(約24cm) 四方で浅いへりをつけたお盆に、季節の料理が載せられるもの。今は八寸という言葉だけ残り、容器は陶器です。そう夫に説明し、昔を思い出しました。茶道の先生から懐石料理の作り方も教わりました。夫も岐阜で茶道を習いましたが、10年経っても、そのレベルは教えて貰えず、体調不良で辞めてしまいました。関西の茶道の先生の素晴らしさを今頃思い出しました。

 お客は私たち6人だけ。料理は8種類。十分なおもてなしを受け、庭の説明も聞き、料亭を後にしました。玄関外の大釜は今は水を張り、夏には睡蓮が咲かせられるようでした。蝋燭店だった名残の大釜でした。

 

山雲海月

左の山の上には岐阜城

八寸

18年前の日比野さんの作品

蔵の中

 

 

 

 

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健康には食品と運動と人間関係が大切

2022-11-25 | 講演会

 昨日のサンサンの会では、首記のテーマで、岐阜薬科大学大学学長の原先生の講演がありました。資料は全部で12枚。少しの時間も無駄にせず、スピーディにお話をされ、急いで次の市役所の会議に出かけられました。大学は岐阜市立のため、市議会の会議にも出なければなりません。

 先生は岐阜新聞には伊吹山の薬草について書かれていますが、昨日のテーマは、食生活のことについて始まりました。まず、目に良いものは、紫のブルーベリー。これにはアントシアニンが含まれます。これは体を守る色素だそうです。ブルーベリーの他にナスの紫もよいそうです。但し焼きナスは皮をむきますので、該当しません。紫キャベツもよいそうです。

 そして朱色系のルティン。このことは昔から知られることですが、鮎の中に黄色色素もあるので、有効とのこと。日本人は縄文時代から鮎を食べていました。長良川の天然鮎は他のものよりカロテノイドを多く含んでいるようです。珪藻類を食べているからと言われています。天然鮎は400万年前から食べられています。

  象の寿命は、動物園と野生と比較すると、どちらが長いかは、野生らしいです。運動量も多いと健康なのでしょう。動物園は、過食、肥満、運動不足だそうです。猿を低カロリーで飼育したものと、高カロリーで飼育したものと比較すると、低カロリーのものの方が寿命が延び老化が遅れるそうです。ガン、糖尿病、心疾患も抑えられるそうです。

 人間の幸福度は、「年収、学歴、職業」では、決まらず、「嬉しい、心地いい、辛い、苦しい、悲しい」を、共感しあえる仲間がいれば、人は前向きになれる。人の悩みの90%は、人間関係であるということでした。

 

 

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タイタニック号沈没事件

2022-11-24 | Weblog

丸谷氏のメルマガより

あなたは、
タイタニック号沈没事件が、
どのような事件だったか
ご存じでしょうか。

映画や世間一般には、
氷山に衝突したことで、

船体が2つに割れて
沈没したとされています。

しかしここには、
未だ解明されていない謎が
あることをご存知ですか?

タイタニック号は
二重船底や16区画の防水障壁を
兼ね備えているなど、

本来は「不沈船」
呼ばれるほど頑丈な船でした…

氷山にぶつかったくらいで
真っ二つになるような、
やわな船ではなかったはずなのです。

なぜ、
この船が「真っ二つ」
なってしまったのか?

その理由は未だ謎のままなのです。

通常、
これほど大きな事故であれば、
徹底して原因究明をするはずですが…

なぜ、
1500人以上の死者
出したにもかかわらず、

この原因は
解明されていないのでしょうか?

理由は簡単です。

"ある組織"によって、
調査ができないように
されているからです。

原因が分かると困る組織があるのです。
p.s

調査ができないようにされている一方、
海中のバクテリアが鉄を
食べてしまうので、
船体の腐敗は年々進むばかり… 

つまり、
現在進行形で多くの証拠が消えて
無くなっているということです。 

しかし、
多くの謎が残された事件に関する、
最も重要な証拠であるはずの
船本体が出てきており、

さらに
それを詳しく調べるための科学技術は、

沈没当時よりも
はるかに進歩しているにもかかわらず、 

それを
隅から隅まで調査させない
という行動には、
少し違和感がありますよね。 

調査をされては困る…

調査をさせたくない不都合な理由でもあるのでしょうか?

 

それは、JPモルガンという人間。

タイタニックが沈み膨大な保険金が彼の

手に入りました。当時で230億円です。

逆にタイタニックに乗って死んだうち、3人は、

FRBという組織を破棄する予定だった人。

この組織は働かずして特定の人に莫大が収入を得られるものです。

タイタニックと同型のオリンピック号は

500回も運行したとか。

今も調査は行われないままです。

ケネディ大統領もこの不条理なFRBを破棄することを計画していました。

そのため暗殺されたのかまだ真相はつかめていません。

嘘のウォーレン報告でごまかしました。

という訳で

タイタニックの事故と言わず事件としました。

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80歳の壁

2022-11-22 | 

 英会話のエランガ先生の勧めにより、「80歳の壁」を読もうと、アマゾンに注文しました。翌日配達の便利さで、駅前の書店にゆくこともなくなりました。そのうちその店は閉店。岐阜市内の他の老舗書店もなくなってしまいました。

 この本を読むと80歳でも希望が見えてきました。先生はこの本は若い人にもよいと勧められていた理由も分かりました。いくら医師でも著者の若さでは、老いのことは分からないだろうという考えは間違っていました。

 著者は老人の患者を多く診られてよく理解されています。高齢者と書かず「幸齢者」と呼んでおられます。この年まで、何もトラブルもないとは、万歳という訳です。読んでいくうちに元気が出てきました。

 80歳まで寝たきりや、要介護にならなければ、血圧、血糖値の値はそのままでよいとか。いろいろな薬は飲まなくてよいそうです。闘病ではなくて、共病(with) にすればよいとか。Let it be という訳です。脳の前頭葉には刺激を与えた方がよいそうです。記憶力は年齢ではなく、使わないから落ちるのだそうです。運転免許証も返納しなくてよいそうです。

 80歳の壁は高く厚いが、この壁を超える最強の方法は、「嫌なことは我慢せず」、「好きなことだけをする」、「食べたいものを食べる」のだそうです。エランガ先生は、昔から好きなことしかしていないそうです。和田秀樹著。玄冬舎新書 。226頁。

 

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岐阜関ケ原古戦場記念館

2022-11-20 | 岐阜県

 岐阜県関ケ原は、天下分け目の戦いで知られるところですが、これまでの記念館があまりにも貧弱で何とかならないのかと思っておりました。ようやく最近新しい記念館が出来たという噂を聞き、関東から帰宅途中で、岐阜にいる息子に乗せてもらい、昨日、行ってきました。

 さすがに県が作っただけのことはあり、最新の様式で、展示内容もよかったです。シアターで見た映画も短い中でよくまとまっていました。英語の字幕もあり、外国人が来ても大丈夫です。迫力ある場面では椅子も振動するように設計されています。駐車場の車も、横浜とか神戸のものもあり、もっと早く作るべきでした。以前は町立の質素な記念館でした。

 屋上に上ると、家康の陣のあった桃配山とか、三成の笹尾山なども見晴らすことができます。

 薩摩の逃げ口で知られる島津藩の資料も展示されていました。ほとんど鹿児島大学附属図書館から借りているもの。この時期しか見られない貴重な資料でした。撮影禁止が残念でした。

 帰りに30年ぶりに美濃一宮と言われる南宮大社にもお参りしました。ここの巨大な鳥居は、東海道新幹線が間近に通ることで知られています。寺宝も多く、石の太鼓橋もあり、歴史が古いことを示しています。夫は、ここの名刀を見たかったようでしたが、お正月しか全部は公開されません。遠くに美濃国分寺の礎石も見られました。40年前、父を連れて行ったとき、ひどく感動していたことが懐かしいです。

 いつものように昼食と夕食をともに過ごしました。関ケ原合戦弁当には笑ってしまいましたが味もまずまずでした。夕食は中華としました。

 

 

南宮大社太鼓橋

南宮大社のもみじ

合戦弁当

中華

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公民館短歌会 180

2022-11-19 | 短歌

 昨日は秋らしい好天の中、短歌会を開催しました。今月の皆さんの作品の中で、多く歌われたテーマは、信長まつりと皆既月食でした。こんな話題性のある月はめったにないです。文化祭より楽そうな雰囲気でした。

 それだけ信長まつりは盛り上がっていたということでしょう。一緒に祭に登場した伊藤英明の影のうすさにも同情されていました。英雄の影にすっかり隠れてしまったのです。キムタクがノーギャラであったことも嬉しいことでした。次の映画の宣伝と言われれば身も蓋もないですが。動画にも結構挙げられているようです。当日の新聞のQRコードを見ると、ここでも動画が見られたようでした。岐阜ではまだキムタク信長の余韻が残ります。

 残念ながら天王星蝕を見た人はありませんでした。相当高価な望遠鏡でないと無理のようで、巷のものでは写らなかったようです。 

今月の歌

六時九分月蝕始まる薄暗きオレンジ色の球体の月      Hさん

 

写真は頂き物の蜂谷柿

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音楽療法 3

2022-11-18 | わが家

 昨日は3度目の音楽療法で、バイオリンのミニ演奏会を開きました。バイオリニストの濱島氏は、来月リサイタルがあるので、練習もあるらしく、次回は予告されませんでした。毎回違う方に客席に座っていただきますので、今月も同じ曲目を頼みました。クラシックは何度聞いても心地よいものです。

 少し時間のゆとりがありましたので、バイオリンの楽譜のことも聞いてみました。孫が最初に習った楽譜はシャープが3つもつく難解そうな曲でしたので。ピアノの楽譜とあまりにも違いすぎて気になっていたのです。ピアノ教本の初心者はハ長調の楽譜からから始まります。ところがバイオリンは、イ長調の楽譜から。その理由を聞いてみますと、この弦を弾けば、簡単にその音が出ますと、実演して下さいました。

 また、G線上のアリアのG線とはどれかを示して下さいました。Gは、ジーと言わずゲー線と言います。イタリア語らしくて。ゲーは、ドイツ語と思っていたのですが。音楽用語はドレミに始まり、イタリア語であることを聞いていたのに・・・

 メンバーの中に北海道出身の人がいることを伝えると、では釧路あたりにいる「エトピリカ」の曲にしましょうと、その野鳥の写真を示して葉加瀬太郎が弾くというその曲を弾かれました。まずまずの半日でした。

 前日、夫の甥の歯科医に行きましたので誘いましたら、本人はゴルフで、奥さんは、姪がバイオリニストで、パリの宮殿で演奏したこともあるとかで、断られてしまいました。

 

エトピリカ

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小山田先生とのお別れ食事会

2022-11-16 | 学校

 昨日は、放送大学の心理学セミナー受講者が15人くらい集まり、講師の小山田先生を囲み、最後の食事会がありました。コロナでいつ再開されるか分からない状況ですので、幹事さんが発案されました。先生も最後の著書をお持ちくださいまして、3年ぶりに楽しいひとときを過ごしました。先生は、コレクションされている九谷焼の煎茶のお茶さましを全員に下さいました。

 平均年齢は77歳くらいでしょうか。話題は老後のことが中心になりました。先生も85歳。終活に入られているようでした。驚いたことはご自身の著書を廃棄されていること。折角書かれた論文にも未練はないようでした。先生は、「皆さん、私の著書は処分して下さい」と、言われているのです。

 もし奥様に先立たれたら、ご子息のおられる瀬戸内海に面する街に引っ越し、住まわれたいとか。私も先生のご著書を多く頂いていますが、とても破棄できるものではありません。特に今回のご著書は大伴家持のことが詳しく記されていますので、大切にしたいと思っています。北海道に生まれられ、東北大学ご出身。教鞭をとられていたのは、岐阜大学。定年後、放送大学岐阜学習センターへ。終焉の地は暖かい瀬戸内地方と予定されているのでしょうか。

 一人一人のコメントを聞いていると、動けなくなったら老人ホームへ行くのもよいというのが大方の考え。Tさんのご兄弟も大方そういう施設のようでした。それが今の普通の考えのようです。

 メンバーのうち、二人がコロナに感染し、完治してから来られました。Sさん宅では、愛猫までコロナに感染したようで、人間と似た症状だったようです。

 

デザート

先生から配られた煎茶さまし

最後の御著書

 

 

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亀井君おめでとう!

2022-11-15 | 文化

 今月13日に行われた約80年の歴史がある、フランスでのロン・ティボー国際音楽コンクール、ピアノ部門で、一宮市出身の亀井聖矢君が優勝しました。亀井君は高校時代の友人Mさんのお孫さんです。もう小学校時代から実力があり、幾度かのコンサートを開いてきました。中学最後のステージでも、高校の制服姿で登場し、高校生になるというアピールをしました。桐朋学園大学に進んでいました。

 最近同窓会もコロナのため開かれないし、以前は、おばあさまのMさんも、「孫と近い実力の人が日本中にゴマンといるし、だめかもしれない」と、ぼやいていたこともありました。しかし、2019年には、日本音楽コンクールピアノ部門一位でした。

 今回の快挙は、心から賞賛したいです。それにしてもこんなビッグニュースを地元の中日新聞は何も書かないとは、一体どうなっているのでしょうか。この切り抜き記事は、昨夜の日経新聞夕刊のものです。

 

 

日経新聞14日付け夕刊

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