これは伊勢雅臣先生のメルマガです
「3.5倍」
これは、日本とアメリカとの
ある数量の差を表したものですが、
あなたはわかりますか?
1人あたりのGDPの差でしょうか?
いえ、違います。
1人あたりのGDPの差は「約1.5倍」
では、人口の差でしょうか?
これも、違います。
人口の差は「約2.6倍」
では、3.5倍の差が出ているものとは
何なのでしょうか?
答えは、、
「歴史教科書のページ数」
米国は日本の3.5倍
日本の歴史教科書は、平均的に
約300ページであるのに対し、
アメリカの歴史教科書は、
なんと、1,000ページ超え...
約3.5倍もの差があるのです。
アメリカは建国から250年程度。
日本は2,600年の歴史を持つのに、
教科書ではアメリカの方が
圧倒的に分量が多いのです。
ここまで分厚い教科書の中には
どのような内容が書かれているのでしょうか?
実はアメリカの学生たちは、
日本人より日本のことを学んでいるのです...
なんと、明治維新の内容だけで
6ページも使い、
(日本の教科書は2ページくらい...)
さらには、福沢諭吉の自伝を
巻末で丸々1ページ使って紹介。
(日本の教科書には載っていません...)
そして、各章の「まとめ」ページの設問では、、
日本の教科書にはない
歴史の学びを深める特徴がありました。
このことについて、
アメリカ・カリフォルニア大学
バークレー校に留学し、
その後、23年以上、
日本の歴史・文化伝統についての
情報発信を続け、
教員を志す学生に歴史教育の重要さを
レクチャーする活動を続ける
伊勢雅臣先生はこう言います。
「私もアメリカの教科書を
初めて見た時は驚きました。
その分厚さは言うまでもなく、
生徒に問いかけてある設問を見たときに
非常に感心したんです。
こういう教科書で歴史を学べば
単なる暗記科目から脱却できそうだなと。」
今年は二個の収穫の甘夏