初夏に購入したマンデビラ・ルビースターが、まだまだ咲き続けています。つる性ですので玄関前の鉢にループをつけ、適当にからませています。マンデビラには黄色や白もあり、この赤色種をルビースターと言うようです。キョウチクトウ科。南米原産。名前は、イギリス公使のマンデビルさんに由来しているそうです。旧名・ディプラデニア。
盗人萩
2006-09-29 | 植物
「ぬすびとはぎ」とは、気の毒な名前を持った植物ですが、写真は盗人萩よりよく見られる荒地盗人萩です。小型の萩のような花の後に種が出来ますが、その小さな種がすぐ衣類にくっついて、その付き方がまるで盗人の足跡のようであることから、こんな名前になったようです。実の途中がくびれて鎖状になり、1つずつ分かれて衣類にくっつくので、足跡のように見えるのです。とてもはがしにくく、花が終わったら近づかない方がいいでしょう。花は可憐でしたが・・・マメ科。
写真は、我家の玄関に何年もかかっている能面のひとつ・小面(こおもて)です。岐阜に引っ越すとき、夫の謡曲お稽古仲間の方から餞別に頂いたものです。ここにupすることになったのは、blog仲間のmさまからの進言があったからです。
実際のお面は、写真では忠実に再現できません。見る角度によっても、光線によっても全く異なるからです。それは当然ことで、もとより能面というものは、そのように創られているからでしょう。
額に入れて飾っていますが、マットに用いている布地は、母の袋帯の一部です。
実際のお面は、写真では忠実に再現できません。見る角度によっても、光線によっても全く異なるからです。それは当然ことで、もとより能面というものは、そのように創られているからでしょう。
額に入れて飾っていますが、マットに用いている布地は、母の袋帯の一部です。
海濱居日常
2006-09-27 | 本
鎌倉在住の江島彦四郎氏から第五歌集「海濱居日常」が送られてきました。江島氏は医師であり、歌人で、私の所属する短歌結社・「高嶺」の大先輩です。ハードカバー。252頁。歌集のタイトルに海濱とあるのは、鎌倉の海岸に近いところに住まわれているからです。著者は近年奥様を亡くされました。その時の悲しみを詠まれた歌をこの歌集の中より抜粋します。
なきがらとなりてひと夜の過ぎし妻硬直とれし顔撫でてやる
カトレアの花胸におきうながされ閉ぢねばならぬ柩を閉ぢぬ
いちにちに妻は写真と骨になり帰り来たりぬ畳の部屋に
なきがらとなりてひと夜の過ぎし妻硬直とれし顔撫でてやる
カトレアの花胸におきうながされ閉ぢねばならぬ柩を閉ぢぬ
いちにちに妻は写真と骨になり帰り来たりぬ畳の部屋に
40年くらい前に読んだ小松左京さんの小説「日本沈没」の現代版映画を見ました。映画館に行くのも久しぶりです。昔読んで内容もすっかり忘れていましたが、日経新聞・小松氏の「私の履歴書」を読んだり、誘われたりもしていて重い腰をあげました。SFものはあまり見ませんので、たまに見ると刺激的です。ストレス解消にはいいかもしれません。忙中閑あり、といったところでしょうか。
巴旦杏
2006-09-25 | 植物
巴旦杏(ハタンキョウ)を頂きました。別名トガリスモモ。ケルシーともいうようです。ものの本によればアーモンドとも書いてありますが、それは形が少し似ているからでしょう。
肉質はしまり、ぷりぷりした食感で甘く、歯ごたえのある黄桃のような味がします。これは京都の果物店から妹が送ってくれたものですが、栽培も難しく晩生種なので市場に出回るのは少ないので、入手困難とか・・・
肉質はしまり、ぷりぷりした食感で甘く、歯ごたえのある黄桃のような味がします。これは京都の果物店から妹が送ってくれたものですが、栽培も難しく晩生種なので市場に出回るのは少ないので、入手困難とか・・・
岐阜市に住む孫の小学校運動会にも出かけましたので、ついでに夏休みのカナダへの親子短期英語留学についての話も聞きました。
10日間でしたが、小学生と幼稚園の孫たちにとっては刺激的だったようです。学校から水族館や科学館も行けたこともあり、カルチャーショックも受けて来ました。あらゆる看板、お菓子の包装まで英語とフランス語の二本立てだったことなどなど・・・渡航前調べたことによれば、ケベック州だけがフランス語圏のはずなのにと・・・
International House Vancouverから、終了証もいただき、短期ですが学んだ証も貰ってきました。ぬり絵やきり絵をしたりして、若い女性の先生に英語を教わり楽しかったようです。子ども達が学校に行っている間、娘は英会話教室に行ったり、買い物をしていたとか・・・8月下旬でしたが、日本より涼くて快適だったようです。
写真は幼稚園児の作ったきり絵です。色彩感覚が日本と少し違うように思いました。日本の折り紙は殆んど原色ですが、カナダのものは中間色もあります。
10日間でしたが、小学生と幼稚園の孫たちにとっては刺激的だったようです。学校から水族館や科学館も行けたこともあり、カルチャーショックも受けて来ました。あらゆる看板、お菓子の包装まで英語とフランス語の二本立てだったことなどなど・・・渡航前調べたことによれば、ケベック州だけがフランス語圏のはずなのにと・・・
International House Vancouverから、終了証もいただき、短期ですが学んだ証も貰ってきました。ぬり絵やきり絵をしたりして、若い女性の先生に英語を教わり楽しかったようです。子ども達が学校に行っている間、娘は英会話教室に行ったり、買い物をしていたとか・・・8月下旬でしたが、日本より涼くて快適だったようです。
写真は幼稚園児の作ったきり絵です。色彩感覚が日本と少し違うように思いました。日本の折り紙は殆んど原色ですが、カナダのものは中間色もあります。
今年も運動会の案内の来るシーズンとなりました。去年に続いて2度目です。同じ来賓の町長さんと親しくお話できました。当地の町長さんは、昭和24年生まれ。若くて気さくです。町長さんは、保育園5ヶ所、小学校3校、中学1校で、毎年9ヶ所回られます。先日の敬老会は時間差で開催され、3ヶ所で挨拶をされたとか・・・
はじめて男性の保育士さんがこの保育園でも採用され、聞くと、なかなか好評だそうです。去年と少し違う雰囲気でした。
写真は障害物競走の1つで、くもの巣という競技です。大きな輪にゴム紐が張りめぐらされ、中をくぐる訳ですが、要領のよい園児は、一ヶ所を両手で広げてさっとくぐるのですが、もたもたしていると、ゴム紐が足にからまって抜けなくなります。障害物というと昔から定番のものが多いですが、これは見ていても愉快でした。園児は必死でしょうけど・・・
はじめて男性の保育士さんがこの保育園でも採用され、聞くと、なかなか好評だそうです。去年と少し違う雰囲気でした。
写真は障害物競走の1つで、くもの巣という競技です。大きな輪にゴム紐が張りめぐらされ、中をくぐる訳ですが、要領のよい園児は、一ヶ所を両手で広げてさっとくぐるのですが、もたもたしていると、ゴム紐が足にからまって抜けなくなります。障害物というと昔から定番のものが多いですが、これは見ていても愉快でした。園児は必死でしょうけど・・・
長屋門工事もようやく瓦葺きが終了し、内装に取りかかっています。まだ外壁の漆喰がこれからですから、半年以上かかることになっしまいました。
瓦葺きの経過の写真も撮りたかったのですが、旅行中に九部通り終わっていました。これは最終段階で棟瓦を積んでいるところです。この後、鬼瓦と鳥衾(とりぶすま)を取り付ければ終了です。鳥衾とは建築の方の専門用語で、神社・仏閣によく見られ、鬼瓦の先から角のように突き出ている瓦のことを言います。我家は1本ですが、3本の建築物もあります。瓦は140年以上経過していましたので、新調し、鳥衾は前の姿を再現するため、特別注文しました。
瓦葺きの経過の写真も撮りたかったのですが、旅行中に九部通り終わっていました。これは最終段階で棟瓦を積んでいるところです。この後、鬼瓦と鳥衾(とりぶすま)を取り付ければ終了です。鳥衾とは建築の方の専門用語で、神社・仏閣によく見られ、鬼瓦の先から角のように突き出ている瓦のことを言います。我家は1本ですが、3本の建築物もあります。瓦は140年以上経過していましたので、新調し、鳥衾は前の姿を再現するため、特別注文しました。
ようやく秋めいてきましたが、この夏は殊更暑く、今月の短歌会は猛暑を無事乗り切ったという歌もありました。岐阜県のある市は今年も38度を記録しました。それより不名誉な裏金問題があり、岐阜県民であることを恥ずかしく思います。「なぜ県民はもっと怒らないのか」と他県からも言われているそうです。県庁の旧職員と現職員が4:6で返済するとか・・・今更怒ってもどうしようもないし・・・諦めというか・・・
今月の歌
虫すだく秋のおとづれうれしかり酷暑の夏を無事のりきれて Mさん
写真はアベリア(スイガズラ科)
今月の歌
虫すだく秋のおとづれうれしかり酷暑の夏を無事のりきれて Mさん
写真はアベリア(スイガズラ科)