つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

キブシ

2012-04-30 | 植物
 先日訪れた、駒ヶ根高原美術館近くの林にキブシ(木五倍子)がありました。背景がもう一つでしたが、山にでも行かないとなかなか見られない木ですから、思わず撮りました。(写真上)

 花は 4 弁で釣り鐘型。果実を五倍子(ごばいし)の代用として黒色の染料にするのでこの名前があるそうです。キブシ科。黄色の花穂が多数垂れ下がって咲く姿が可愛い早春の花木です。日本の山野に自生しています。花序は総状で、長さ5~10cmほど、花後に葉が出てきます。雌雄異株。雄株の方が花序が長いので、出回っているのは主に雄株です。

 地味な花になりましたので、下に華やかなハナモモの写真を添えます。白は、JR東海道線、西岐阜駅で。赤は、JR高山線、各務原駅で、先週撮影。ついでに我が家の今年のルナリアも・・・種は数年前、奈良の前田様から頂きました。

    
    西岐阜駅前

       
        各務原駅前

    
    我が家のルナリア

 
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湯浅醤油

2012-04-29 | 国内旅行
 リンクしている風様(花筐~花がたみ) の記事の影響で、老舗の醤油を旅先で購入。昨年末、和歌山に出かけた折に、湯浅醤油を見つけました。おさしみとか、納豆、お浸しなどに使用しています。以下はネットより。

 紀州湯浅は醤油発祥の地として有名ですが、その起源は鎌倉時代(1254年)にまでさかのぼります。紀州由良禅寺「興国寺」の開祖「法燈円明國師(ほうとうえんめいこくし)」が、中国(南宋)の金山寺から持ち帰った金山寺味噌(経山寺味噌)が、当時、興国寺では野菜と大豆から作られる金山寺味噌を健康食として盛んに醸造され、やがて湯浅周辺の山漁村に伝わりました。
 金山寺味噌を醸造する際、使われる瓜や茄子などの、野菜から余分な水分(たまり)がしみでてきます。もともと捨てられていたこのたまりを調味料として使ってみるとなかなか美味で、そこで初めからこのたまりを利用するつもりでつくれば、「新しい醤(ひしお)」つまり調味料ができるのではないかと考え、改良に改良を重ね、やがて醤油となりました。これが日本における醤油の起源あると伝えられています。

     
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東常縁の話 2

2012-04-28 | 岐阜県
 8/7に、放送大学で、郡上常脇城の城主、東常縁(とうのつねより)の講話をしたのですが、このことを姫路の友人に伝えたところ、「東常縁が歌十首で城を取り戻した話には感動した、その十首はどんな歌?」という質問を受けました。久しぶりに県立図書館に行き、これを調べました。しばらく臨時休館でしたがようやくオープン。関連する本は、二階の郷土資料室に数冊あるのですが、この記事が出ているのは一冊。それも明治頃に出された本を1957年にコピーされたものでした。その内の二首を・・・

おもひやる心のかよふ道ならでたよりも知らぬ古里の空
たよりなき身を秋風の音ながらさても恋しき故郷の春

 上の写真の本には、東家の末裔の文もありました。今は横浜のお住まいです。400年も代々貴重な歌の数々や著書を保存されてこられ、その地の博物館に寄贈されていました。ところが近年400年ぶりに岐阜県大和町に常脇城跡や東氏の庭園跡が発掘され、記念館が建設。この機会に先祖の地に資料を移す決意をされました。神奈川県から岐阜県へと贈呈式も執り行われ、故郷の岐阜に保存されることになりました。これを読んで、あの記念館にある膨大な書籍が、横浜の東家から寄贈されたことを知りました。感謝です。

 下の写真は、図書館二階にあった1.8Mの地球儀。直径が1.8mあります。山の高さも正確な模型です。常にゆっくり回転しています。アメリカ製。最下段は、今年国体開催にあたり、前回の昭和40年岐阜国体の写真も掲示されていましたが、そのうちの一枚。聖火の最終ランナーは、高校生だった古田知事でしたが、採火されたのは乗鞍山頂とは知らなかったです。当時明石にいたこともあり・・・

     
     1.8Mの地球儀

   
    昭和40年岐阜国体の採火式 乗鞍山頂で
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2012-04-27 | 植物
 昨年12月に、和歌山への旅行で撮った橘(たちばな)です。紀州東照宮に植えてありました。普通のみかんより小さ目。柑橘類で日本原産のものは橘だけです。古くから野生していた固有のもので、和歌山、三重、山口、九州、四国の海岸に近い山地に自生。ミカン科。

 京都御所紫宸殿では「右近橘」、「左近桜」として橘が植えられています。桃の節句の御雛壇にも見られます。橘紋(たちばなもん)は、橘の実と葉を図案化したもの。(写真上)。
 橘は、古くからある姓で、知られているのは橘三千代。三千代は天武朝から命婦として仕えたほか文武天皇の乳母。
 古今和歌集にも、夏のよみ人しらずに次の歌が見られます。

五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする

          
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長屋門展示室 15

2012-04-26 | わが家
 はからずも昨日は、東京から長屋門展示室訪問客を迎えました。町が庁舎を改築するにあたり、その設計を全国に公募していて、その説明会があったからです。D設計事務所の副取締役と部下のカメラマンが立ち寄られました。先日来られた図書館長さんの案内で・・・

 東京にいた頃、片っ端らから見学した国の重要文化財の建築物のことを話したり、東海地方の重文のことも知らせたいこともあり、時間が足りませんでした。当然和菓子と抹茶の接待もしました。もっと五重塔の話も聞きたかったのですが・・・

 長屋門訪問は455人目でしたが、東京方面からはブログ友の二人に続き四人目。芳名録を見ると、東京より海外からの方が圧倒的に多いことに気づきました。中国、英国、米国、韓国、フランス、リトアニア、モンゴル、ベトナム、インドネシア、スリランカ、インド、バングラディシュ、マレーシア・・・
 折よく、牡丹と白山吹が咲いて歓迎してくれました。上野の寛永寺より見劣りがしますが、一株しかなかった旧岩崎邸よりはましかと・・・

         

   
 
        
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歌集「十秒ほどに」 2

2012-04-25 | 短歌
 3/25に、歌集「十秒ほどに」を紹介したのですが、著者の市原さんからご丁寧なお手紙が届きました。ブログに書いただけですのに恐縮してしまいました。誠実な方ですね。図書カードまで頂き申し訳なく思います。下は、同封されていた、「広報みの」コピー。美濃市の広報誌です。

 
 お手紙とカード


広報みの
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さくら羊羹

2012-04-24 | わが家
 友人から、東京みやげのとらや羊羹を頂きました。これまで黒砂糖のものをよく貰いましたが、今回のさくら羊羹は初めて。タイミングもよく、先日の長屋門展示を見て下さった先生方にお抹茶とともに出しました。

 上の写真は、これも以前に頂いていたさくら羊羹。これはほのかに桜の葉の香りがします。桜の葉の塩漬けから作られているらしく、やや塩分があります。それが甘みと相俟って美味しいです。

 ついでに昨年暮れ、堺で求めたお菓子の磯時雨もupします。名前に惹かれて買ったもの。こちらはあっさりした甘味でした。お菓子の街らしい一品です。

 昨日ここまで書いたところで、加納高校同窓会幹事の田島さんからの京都だよりが、携帯の写真と共に届きました。京都に花見に行かれたようです。彼は、3/26にupしているミミちゃんの飼い主。私達幹事は、6/2の学年同窓会準備中です。以下はメール。

 「4/14-15に京都、近江八幡へ恒例の桜ウオーキングに行ってきました。14日、伏見の黄桜カッパ天国で昼食、市内の寺田屋や月桂冠の酒蔵喫茶店で珍しい酒入りアイスクリームを食べ、伏見市内をウオーキングした時の伏見の桜を送ります。近江八幡の八幡堀、哲学の道の桜も満開、二条城のライトアップされた夜桜も幻想的でした。黄桜カッパ天国の店の中に咲いているこの店のシンボル、黄桜の写真を追加します。」

 
 とらや羊羹

    
     さくらの時期は二段になった特別のもの

       
        さくら羊羹


    堺のお菓子



    
八幡堀            二条城の夜桜        黄桜
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幼児教室室長さんの話

2012-04-23 | ボランティア
 昨日、WFWP岐阜第二連合では、大垣市で長年幼児教室を経営している柴田先生の講演会を開催しました。テーマは、「子どもの心を引きだし、子どもの心を元気にするお母さん」。彼女は、名古屋市内で幼稚園教諭主任などを務めたのち、大垣市で幼児教室を開き、25年目。講演活動、子育て講座を受け持たれ、著書もあります。

 講演に先立ち、伊藤県会議員さんの来賓挨拶。東日本大震災後には、うどん400食を持っての慰問をはじめ数回行かれ、次はみたらし団子の差し入れ予定があるそうです。トップ当選の人だけあり、アクティブです。

 柴田先生は、主に母親としての心がまえについて話されました。箇条書きにすると、
 ○子どもの力を引き出す。
 1.いい習慣をつけていく。
 2.ひと呼吸おいて行う。
 3.いいタイミングで関わる。
 4.ひとつひとつ味わう。

 ○子どもを元気にする。
 1.子どもの心のパワーをお母さんの愛で充電する。
 2.甘えたいときに甘えさせてあげる。
 3.ゆったりと落ち着いた環境でゆったりと温かく関わる。

 母親は、子供の心の太陽となり、子供の基地であるべきこと。親は子供のふるさととなるべきと結ばれました。近々、「楽しく子育てができる方法」という本を出される予定です。

  
  WFWP創立20年活動報告

       
       会場風景

     
     県会議員さんの来賓挨拶

   
    イベントの太鼓

   
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公民館短歌会 75

2012-04-21 | 短歌
 桜が散る季節を過ぎても、朝晩はまだ肌寒いこの頃ですが、予定通り町短歌会を開催しました。作品を見ていますと、寒暖の差が激しくて体調を崩した人もおられます。元気な人は、上京し、スカイツリーを見たり、お孫さんのステージを見たり・・・さまざまです。

 万葉集は、人にあまり知られていない大伴家持の歌を取り上げました。諧謔味を帯びた歌です。
石麿にわれ物申す夏痩に良しとふものぞ鰻(むなぎ)漁り食(め)せ

 痩せている石麿に向かい、夏痩せには鰻がよいので食べよと言っています。戯れの歌は今はあまり作らないのですが、この当時はありました。次の歌も、ここには挙げていないのですが、鰻をとるとき河に流されるなと言っています。

 上の写真は、友人のGさんに頂いたタイみやげの苺ホワイトチョコ。歌会の茶菓に、私のみやげのベルギーのお菓子と共に提供しました。
 下は、東京みやげ。黒ゴマ味で、これも美味しかったです。
 その下は、前日信州で撮影した極小輪のさくら。その下は、サービスエリアにあったモンゴルのゲル。最下段は、別のサービスエリア付近で見つけた四葉のクローバー。なぜかそのあたりに集中していました。

今月の歌

そびえ立つスカイツリーを写さむと地面に這へど収まりきらぬ  Kさん

  
   東京みやげ

    
     光前寺の極小輪の桜

  
   モンゴルのゲル

      
       ゲルの天井

   
   四葉のクローバー

  

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中津川経由で駒ヶ根へ

2012-04-20 | 国内旅行
 昨年(4/22)、出かけた中津川のちこり村がとても気に入って、放送大学の同じメンバーで、昨日再びそこを経由して、信州に向かいました。ちこり村のお食事がヘルシーで、再訪したのです。殆ど野菜で、それも工夫がこらされてとても美味しかったです。バイキングのメニューは豊富で、一度では味わいきれません。ちこり茶も初めて。オーナーは、県の農業委員をされています。

 信州・光前寺のしだれ桜がまだ蕾で残念でしたが、お寺に隣接する駒ヶ根高原美術館が素晴らしかったです。本来は水・木曜日が休館日ですが、リニューアルオープンのため、昨日は木曜でも開館。ラッキーでした。
 美術館には、ゴヤ、浜田知明、池田満寿夫、草間彌生、鞠安(まりあ)日出子などの作品が展示。建物は斬新で内部も撮りたかったのに残念です
 鞠安日出子は、日本人で唯一のイコンの画家。山下りんだけかと思っていたのですが、今の時代にもおられました。小山田先生はイコンを研究されていて、とてもご関心がおありでした。

 昨年買ったちこりの苗は健在で、新芽が出ています。上の写真は途中、バスの窓から撮った中央アルプス。

 
 
  ちこり村の食事 多くて載せきれません ちらし寿司もかやくごはんもあります


    
     ちこりはベルギーで最初に栽培されました

       
        光前寺の紅梅 さくらはまだでしたが・・・

    
     お寺と美術館を背にして 中央アルプス駒ケ岳

  
   駒ヶ根高原美術館 館内は撮影禁止

     
     
      パンフレット


光前寺のパンフレット


      
    
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