昨夜は、35代大統領ケネディ暗殺犯人オズワルドのNHKドキュメンタリー番組から目が離せませんでした。題して、「ケネディとその時代」。暗殺日は、1963.11.22。大学4年の時起こった事件でよく記憶しています。犯人のオズワルドも、彼を暗殺したルビーも暗殺され迷宮入りになったかのように思われました。後のウォーレン報告には、オズワルドの単独犯とされていました。
でも、オズワルドは殺される前に、「はめられた」という言葉を残しているので背後があるのは確実。彼はレーニンの本を読んだりして、共産主義に共鳴していました。厚木に配属され、日本女性と接触。これは酒場の女性ですが、当時の酒場では英語もロシア語も飛び交っていたようです。その後ロシアに渡航。米国に帰国した時はロシア人女性と結婚していて一児もあったことは昨日まで知りませんでした。CIAもKGBにも関連していて、はめられる丁度良い立場にいたようです。家庭環境も問題ありそうな人。生まれたときすでに父親はいなかったとか・・・
57年後の今も結論は出ていません。オズワルドの背後にあるのはCIAか、キューバのカストロか、ロシアか、副大統領のジョンソンか、はたまたケネディの親族か、今も謎のまま。最も怪しいのはCIAですが、否定しています。文書を決して公開しません。陰謀説はあっても証拠がないのです。
2013.11.7の米国東部旅行紀に、訪ねたアーリントン墓地のケネディの墓の絶えることがない炎をアップしています。7年前の旅を思い出していました。