つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

防災訓練

2011-11-30 | 災害
 先日、久しぶりに防災訓練に出ました。消火器の扱い方、人工呼吸、AED(自動体外式除細動器)の使用方法、たんかの作り方、三角巾の利用方法など消防署の職員の指導を受けました。前回出たのはまだAEDが設置されていないころ。これも時代に応じて学ぶ必要があります。機械が全部自動音声で説明してくれますが、前もって知っておれば落ち着いて対応できると思います。たんかで人を運ぶ場合、前方を頭でなく足にするようにと言う注意も・・・頭にすると、載せられている人が不安になります。上の写真は、人工呼吸。

                
                 AEDの使用方法


毛布からたんかを作る方法                         上着からたんかを作る

         
         三角巾の使用例

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雅楽かるた

2011-11-29 | 文化
 一昨日、2月のギリシャ旅行で知り合ったSさんご夫妻の来訪を受けました。先ごろご夫婦で絵画展を名古屋で開催されたのに、都合がつかず行けなかったので、桐の箱に入った奥様の作品を見せに来て下さったのです。長屋門の展示室を見て頂いたあと、大和絵の手法で描かれた50枚の雅楽かるたを、鑑賞させて頂きました。ご主人も趣味で、モノクロ画をボールペンで描かれます。二人展の会場には、800人も見に来られたそうです。

 雅楽はお正月に皇室で公演されたり、一般では厳島神社のものが知られています。それぞれのテーマに沿い、かるた大の杉板に細密に描きこまれ、背景には金箔が散らされています。そのテーマを見るだけでも優雅さが伝わってきます。昔、蘭陵王という作品の年賀状を頂いたことがあります。胡蝶は源氏物語で知られています。迦陵頻は、寺院の飾りによく見られる架空の鳥。演目が50以上もあるとは知りませんでした。

 彼女はその原画を所蔵している京都の尼門跡大聖寺まで行き、中に入ることを許されました。一般公開しない寺ですが、門跡は彼女の作品に感動。寺宝も拝見できたそうです。皇室の什宝がたくさん所蔵されています。


桐の箱に収められています                        蘭陵王

         
         胡蝶

     
     迦陵頻

                 

       

                  
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百々ヶ峰

2011-11-27 | 岐阜県
 岐阜市最高峰の百々ヶ峰(どどがみね)についての資料を、前日の同窓会に配布されましたので、アウトラインを記します。記事執筆は、ワンゲル部3年後輩の酒井さん。

 地元では、昔から「百々ヶ峰」と仰いできた標高417mの山が、国土地理院の地形図では、無名のまま放置され、その名が1km西の何でもない山に三角点がつけられていました。彼は早くから気づいていたのですが、いずれは正されるであろうと待っていました。ところが何年たっても改まらないので、地形図改訂のための運動を開始。まず、国土地理院に電話し、更に正式文書で要望書を提出しました。
 ところが国土地理院は、地名変更は、地元の市町村長の具申に従うので、その証拠が必要との回答。彼は岐阜市にかけあったのになかなか進展せず、紆余曲折を経てようやく改訂となりました。市長へ手紙を出してから7年が経過していました。この経緯は、Wikipediaにも詳しく書かれています。その文中の市民が酒井さんです。

 さらに彼は、百々ヶ峰という名前が古代朝鮮語では、「日がのぼる山」という意味であることを聞き、行動を開始。3年前の秋分の日に、百々ヶ峰の真西にある古墳群で早朝から日の出を待ちました。するとその真上から日が上ったのです。更にその位置は、平安時代の地名に、大唐卿と記されてありました。西隣の糸貫町では、「モロコシ様」という祠も見つかりました。
 続日本記には、715年に「席田郡迩近と新羅人七十四家で席田郡を設置」という記述がありました。(席田は現存)その郡境の小川は、北緯35度27分45秒。百々ヶ峰の緯度は、北緯35度27分45秒と酷似しています。驚くべく正確さで、郡境を決めたとは、古代人にとって百々ヶ峰は何だったのか・・・
 更に冬至の日の出、日の入りも追いかけて、魏志倭人伝に記述のある狗奴国についても考察されています。

 大学は今は統合され別の場所に移りましたが、当時百々ヶ峰は、大学教育学部の北側に聳えていました。後に医学部、農学部、工学部と共に統合されました。教育学部跡は公園になっていますが、百々ヶ峰を仰ぐことができます。上の写真は百々ヶ峰。(ネットより) 下は資料の一部。

    

    
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ワンゲル部同窓会

2011-11-26 | 学校
 昨日は、G大学のワンゲル部合同同窓会が、卒業後はじめて開催されました。会場は長良川畔の「石金」。まずJR岐阜駅に5時に集合し、そこから送迎バスで向かいます。もっと早く行きたい人は、3時に先発隊ですでに到着しています。
 駅構内でそれらしい年配のグループを発見。47年も経っているので顔は分かりません。しかし、一対一で話していると、不思議に思い出す人もあります。過去の写真と照合しても分からない人もありました。

 バスで会場に到着。なんと35名もおられびっくりです。一人一分の約束のスピーチは長くなって行きます。進行係は焦り気味でしたが、なんとか終了。次は、中国で二胡を習ったTさんの演奏です。聞けば楽器も中国で買われたとか・・・3年ほど留学。次は、手品。時々老人ホームなどで公演されているそうです。下の写真は、二胡演奏と手品。上の写真は、集合場所の駅前の噴水。後方は信長像。

 まず、物故者への黙祷。在学中に遭難したNさん。母子家庭で痛ましかったです。50代で癌に斃れたIさんなど10人の顔を思い出しながら・・・

 とにかく久しぶりですから、話は尽きません。スピーチを聞いていると、さまざまで癌を克服した人、冠動脈にステントを入れている人がいるかと思えば、御嶽山を10回も登った人や、国の内外を問わず森林活動をしている人もあります。福島に住むお二人は東日本大震災の被害もあり、欠席。女性陣は日帰りでしたが、横浜、金沢、船橋、神戸、北九州とか遠来の人もあり、多くが宿泊されました。

 旧交をあたためられたよい一日でした。近況報告のプリントや、大学の北側に聳えていた、岐阜市最高峰の百々ヶ峰(どどがみね)に関する情報を配布され、H幹事さん、ご苦労様でした。

       
       二胡演奏

            
             手品

   
    石金の料理

            
          真ん中の料理に飾ってあった葉は持ち帰りました

 
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明智光秀の妻

2011-11-24 | 歴史
 町主催のイベントで、おもしろ健康学という講話を聞きに出かけました。自転車で5分の公民館です。お話は東海学院大学講師の小嶋先生。何事も一生懸命やらなくていいというのが結論です。極端な運動もよくなくて、「中庸」がよろしいということ。

 お金は貯めるものではなくて、使うものだということ。特にお嫁さんにふるまいなさいと言われました。先生は、毎年、クリスマスになると、銀座から1万円の花を取り寄せ5人に送っておられます。まず、奥様に、次は長男のお嫁さん、あとは秘密だそうです。そうしますといろいろお返しが来るそうで、この日は、そのお返しの一つ、1万円近くする白檀の香料を持ってこられ、私たちの手につけて頂きました。あたりに白檀の香りがして皆癒されました。

 この日頂いたプリントの一部を抜粋します。
 ー明智光秀の妻照子のことー
 福井県の称念寺に芭蕉の句碑、
 「月さびよ明智が妻のはなしせむ」がありますが、
 芭蕉は次の話に感動して句作したと言われています。

 明智光秀が仕官の道を求め、諸国巡歴していたときに、越前の守護・朝倉義景に仕えるために称念寺の門前に仮住まいしていました。そんなある日、光秀主催の茶会を持つことになりました。困窮を極めていた光秀には余裕がなかったので、困りはてていました。ところが当日立派な酒や肴のご馳走が並べられました。妻の照子は、夫が恥をかかないために、自分の髪を売って調達したのです。

 光秀と照子は、幼いころから許婚(いいなずけ)でしたが、照子は婚礼の直前に痘瘡にかかり、顔に醜い跡が残りました。両親は嘆き、代わりに妹と婚礼をうけさせたのです。光秀は式の後、化粧をとった妻に、あるべきところのほくろがないのに気づきました。妹は身代わりであることを告白。光秀は指一本触れず、実家に帰らせ照子を呼びにやらせました。二人は仲睦ましく暮らしたことは言うまでもありません。光秀は生涯側室を持たず、戦国一のおしどり夫婦となりました。 

        
         公民館玄関の懸崖菊
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ロンドンみやげ

2011-11-23 | わが家
 友人のから頂いたロンドンみやげです。すべて自分達で計画を立てられ、ホテル、飛行機のチケットも買い、地下鉄も自由に乗りこなして旅してこられました。写真は、クッキー、チョコ、マグネットなど。パック旅行ばかりの私たちにとっては、真似のできない旅行です。

 15年前、旅したロンドンでのフリータイムの時、ロンドン大学構内で見知らぬ留学生らしい日本人から、古めかしい学舎の窓を指さし、「あの部屋で漱石が学んでいたのです」と教えられたことなど思い出しています。ビクトリア&アルバート博物館や大英博物館は、もう一度行きたいものですが、なかなか叶いません。
 左の筒に入っているクッキーは、バッキンガム宮殿のネーム入り。
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大判ハンカチから

2011-11-22 | わが家
 18年前、東京で知り合ったTさんは、ものを工夫して作るのが得意で、特許もとられました。一枚の布から作られたこの作品を、紹介するのは果たして許されるのかという疑問もあり、作り方は説明しません。とにかく簡単に包装できて、ゆるんでこない風呂敷のようなものというべきか・・・一見何の変哲もないように見えますが、さりげなくアイディアがこらされています。
 これまで18年間仕舞い込んでいたのですが、リンクしているばーぱんさまが、大判ハンカチからのかわいい小物入れをupしておられるのを見て、出してきたのです。似た小物入れもTさんから頂いているのですが、使いすぎてよれよれになりここには出せません。

 特許を取った次の段階は大量生産をして、商業ベースにのせねばならないということらしいのですが、普通の主婦であるTさんはその気もなくて、そのままになっているようです。
 彼女と知り合ったのは、三越主催の文化講座、「源氏物語」で。講師の松崎先生のテキストは美しい文字の手書きでした。今は大抵パソコンで作られる時代ですが・・・もうとっくに故人ですが、先生は美智子妃と書道では同門と聞いていました。

        
         アイディア冊子入れ
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千葉からのプレゼント

2011-11-21 | わが家
 今年も千葉のIさまから心づくしの落花生が届きました。貴重な国産の落花生の数々。珍しい納豆や、チーズピーナツや、茹でてあるもの、味噌でからめたものなど、当地では見たこともありません。それに名産の枇杷の羊羹まで・・・店頭のピーナッツは、大抵は中国産ですから貴重です。

 上の写真は、千葉半立。これは晩生種で、早稲種の10月より約一ヶ月土に入っているため甘さとコクが出るのだそうです。
 Iさまはこんな訳で11月にお送り下さいました。
 
       

              
               枇杷羊羹
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日本語ボランティア「鮎の会」10周年

2011-11-20 | ボランティア
 昨日は、ベトナムのフエンさんが、日本語ボランティア「鮎の会」10周年イベントのスピーチに出場すると聞き、JR岐阜駅ハートフルスクエアーGに出かけました。弁論者も民族衣装ですし、楽しく聞かせて頂きました。驚いたのは、韓国の85歳の婦人。大阪生まれですが、親を早く亡くしたために学校に行けず、今日本語の読み書きを習われているのです。子供5人、孫11人に囲まれ、老後は幸せですが、文字を知らないのは裸同然。何とかしないと、という思いから・・・ご主人も韓国人です。

 ルーマニアのFさんのご主人は米国人。日本語を話す機会も少ないので学ぼうということに・・・
 カナダのAさんは、日本人のご主人の英語が堪能なため、家での会話は英語。そのため日本語は上達しにくいそうです。彼女はケベック州出身のため、フランス語と英語が中心。日本ではその二か国語の先生です。
 フィリピンのNさんは、日本語検定二級で、努力家です。ご主人は日本人。
 フエンさんが、ベトナムの民芸品を提供。上の写真は、民俗音楽の楽器のミニチュア。下は螺鈿や象牙があしらわれた衝立です。

         
         ポスター


韓国のOさん                             ルーマニアのFさん


カナダのAさん                            フィリピンのNさん


フエンさん                              中国の人 

        

     
     ベトナムの民芸品
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公民館短歌会 70

2011-11-19 | 短歌

 急に寒くなり、11月らしくなりましたが、昨日も歌会を開きました。会の始まる前、公民館の一室から、ピアノ伴奏とともにオカリナが聞こえてきました。会員の南幸さんと音楽家のMさんの合奏です。初見ですが、息があって美しいハーモニーでした。今日の一首はそのMさんの作品です。音楽家らしく、NHK坂の上の雲のテーマ曲を歌う歌手のことを詠まれています。最下段は南幸さんのオカリナ演奏。 
 差し入れのお菓子は、Sさんの神戸みやげのクッキー(アーモンドリーフ)に、私のフィンランドみやげ(Karlfazer)を添えました。

今月の一首
森摩季の「スタンドアローン」歌ききて湧き出づる感動心洗はる    Mさん

      

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=PgeE3MjPc8o&noredirect=1            
トリプルオカリナ奏者南幸さんの演奏

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