つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

自衛官OBより

2021-11-30 | 講演会

元自衛官恵氏の言葉より(ちょっと古いメルマガ)

いつ収束するか目処が立たないコロナ...

マスコミは連日“専門家”と呼ばれる人たちを連れてきては、
ひたすら危機感を煽っています。

そのような状況を受けて、
惠氏は言います。

「今回、私があえて本講義を希望しましたのは、
今、日本は大変なことになっておるからです。

新型コロナウイルス感染拡大に伴う危機対処能力、
これが先進諸国でも最悪だったんですね。
それに加えて、今安全保障上の危機も非常に目前に迫っております。

そういう中で私は、戦前の帝国海軍、
およびその人材を育てた海軍兵学校について解説申しあげて、

今日本では人材払底と言われている世情にあって、
何とか人材を育成して、危機を乗り越えて、

また戦前のような世界五大列強の1つに位置するような日本に復帰したいがために、
あえて解説を申しあげたいと思っております。

まず、わが国がいかに危機管理能力が今劣化しているかということを簡単に申しあげます。
まず卑近な例が、今回この新型コロナウイルス感染拡大対策において露呈したわが国のシステムです。

アメリカでは、欧米ではCDC、疾病対策センターというのがあるんです。
これがこういうパンデミックがはやった時に、全体を統括するんですね。

指揮官は軍人です。軍が指揮統制してます。
「えー、疾病と軍とはどういう関係だ?」と思われるでしょう。

生物化学戦というのがあるんですね。
生物化学戦。これも戦争の手段の1つなんです。

サイバー戦もあれば、電磁波作戦もあるし、宇宙戦争もあるし、
ありとあらゆる分野において軍は知略を持ってないといけないんですけど、
この感染症、疾病対策センターCDCは軍が統括してるんですね。

パンデミックが発生したときに全般を指揮していくんですよ。
日本にはない。10年前にこのCDCに対して東日本大震災の時に
一応構想は、民間の医師会から提起されていたけど、
日本政府はそれを聞き流してるだけだったんです。

この結果どうですか。世界の物笑いになっている。

経済再生大臣、厚労大臣、官房長官、河野行革相、尾身分科会長、誰が指揮官かもまず分からない。

諮問機関もまた屋上屋がどんどんできていって、
専門家会議、分科会、アドバイザリー・ボード、基本対処方針分科会、誰が責任者かも分からない。

みんな集団無責任体制で、こういった状況が呈されているんですね。

揚げ句の果ては、河野行革相が防衛大臣に諮問しないで
直接防衛省に指示して、
「1万人体制、1日1万人ワクチン注射が実現するかしないかは自衛隊の検討次第」とか言って、
防衛大臣と河野行革相が対立する場面がありましたね。

これはもう世界に恥をさらしてるんですよ。
何であんなに強力で統制の取れた日本が、
ここまで低下したかなというようなところにきてるんですね。

まさにこれが日本の教育の失敗なんですよ。
戦後75年間、まずアメリカの軍事力に安全保障を依存していたのが第1原因でありますけど、
大学の教育に危機とか危機管理という意識が全くなくなってきてる

今わが国が置かれている立場は、
国内問題では新型コロナウイルス感染症対策の不手際なんですけど
わが国を取り巻く状況は尖閣諸島事案、竹島事案、日本海、大和堆、わが国EEZ内での北朝鮮の不法操業。
これらは恒常化してます。

アメリカは、私はアメリカ国務省に友人がおりまして、
もう10年前にある日、こういうふうにして告げられたんですね。

「尖閣はもうアメリカ国務省は、尖閣は中国公船の包囲下にすでに入っている。こう分析してるんだよ」
そう言われたときに、びっくりしたんですね。

国内の勉強会で私が挙手して尖閣問題についてしゃべると、
高名な先生方が偉そうに
「尖閣には領土問題は存在しないんだ。
きみがそういうことを言うと、問題をかえって荒げてしまうんだ」という言い方をしよったんですね。

見てください、皆さん。
今年の2月に海警法が制定されて、「尖閣日本領海内における日本漁船に対して射撃も認める」
っていうことを言ってるでしょう。

この先生方は急に逃げて1人もいなくなっているんですよ、私の目の前から。

もう中国から見ても、「日本は危機対処能力もないし、日本国民は何しても怒らんから、どんどんやれ」
っていう気持ちになってると思うんですね。

戦前わが国は、かつて米英に並ぶ世界3大海軍国で、西太平洋の制海権を確保しておりました。
戦前わが国は、世界最大海軍の1つを形成していたのです。

海軍はまた国内的には、西洋文化の窓口として、
あるいは良識の府として存在し、国民の憧憬を集めていたのであります。

そして、ここが皆さん非常に興味が湧くところだと思うんですけど、
イギリス、アメリカ、米英、仏、ドイツ、米英フランスドイツ、オーストラリア海軍からは
帝国海軍はいまだ高い敬意を払われているんです。

写真はむさしの森珈琲のふわっとろパンケーキ(岐阜市柳津)

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ミツバチ社会のSDGsの親和性

2021-11-27 | 講演会

 昨日は久しぶりに「燦餐の会」が開かれ、「食育の和・話・輪」の集いに友人と参加しました。1年10ヶ月ぶりです。この日のテーマは、「ミツバチ社会のSDGsの親和性」。講師は医学博士でもある養蜂会社社長の中村源次郎氏。講演会主宰の燦餐の会の会長さんです。岐阜が落語発生の地ということで、毎年学生落語大会が開かれています。策伝大賞を決められますが、中村氏はその審査員も務めておられれます。策伝は岐阜の生まれです。

 まずは養蜂の歴史から。6000年も前のスペインの壁画に蜜を採取している場面が描かれているほど古いです。過去に日本では日本ミツバチから蜜は取られていましたが、今はオーストラリアから女王バチを輸入。海外の蜂のほうが、よく蜜が採取できるそうです。

 日本の近代養蜂の発祥は岐阜のようです。もともと日本では漢方で使われていて、薬として高価に取引されいていました。中村家では、蜜を取るため、春は南の鹿児島から。最後は北海道のアカシアの蜜の採取で終わるそうです。

 女王バチは10匹くらいのオスと交尾。空中で交尾がなされるそうです。交尾を終えると女王バチは2000-3000個の卵を産みます。働きバチは、内勤と外勤に分かれて働き、1週間で絶命。

 蜂蜜の話に続き、ロイヤルゼリーやプロボリスについても話されました。ローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べ続けることを許されるパワーの源です。プロポリスは、ギリシャ語。いろいろな効用がありますが、もともとは、ミツバチが樹皮などから集め、巣の入口や内部に塗ったもの。一つの巣に50-300gしか採取できない貴重なものらしいです。この効用については1980年代に知られるようになりました。

 1歳未満の乳幼児に蜂蜜は与えてはいけません。乳児ボツリヌス症にかかる危険があるからです。

 ミツバチは大変綺麗好きで、フンは決して巣の中にしないそうです。未だ誰も女王バチのフンは見ていないそうです。ハチの巣の中は、ほぼ無菌状態のようです。

 ミツバチによる交配も大切で、人工交配とは全く違います。岐阜の柿で最も高価なものは、天下布武というブランドで、2個で89万円。この柿はミツバチによって交配されています。

 今はそれぞれの土地での養蜂がさかんで、銀座の高層建築の上でも、なされていて、講師はお世話もされているそうです。ドイツなども趣味で養蜂をする人もあり、世界ではブラジルが多いとか・・・

 

 

岐阜新聞記事

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県有名人チャリティ色紙展・小品展 2

2021-11-26 | 岐阜県

 今年も「県有名人チャリティ色紙展・小品展」が、岐阜市内のマーサ21で開催されましたので、出品されている一陽会の久保田さんの奥さんと、入り口で待ち合わせました。まだオープンには速いので、近くの茶房でコーヒータイム、つまりモーニング。半年ぶりにゆっくり話し合いました。学生時代からですから60年のつきあいです。話はいつも尽きません。(前回の記事は、2019.11.29)

 彼女のご主人の作品に投票するつもりでいると、「コピーあげるからそれを飾って」と言われ、お言葉に従うことにしました。投票して当たると5500円で買い上げ、またこの場所まで取りに行かなければなりません。我が家からは1時間以上かかります。久保田さんは、もう30年以上出品されています。

 日展副理事長となられている土屋礼一先生の作品はありません。まさかその値段ではちょっと・・・という事で。岐阜新聞が選んだ作家しか展示されません。多くの人が投票用紙に希望の作品を書いていました。収益金は、岐阜新聞岐阜放送社会事業団を通じ、県内の社会福祉に役立てられます。作品は郷土の書作家、画家、陶工芸家の作品約270点。28日まで。 

 

岐阜新聞記事

ほおずきと烏瓜 (久保田氏)

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武士の家計簿

2021-11-24 | 映画・TV・演劇

 コロナ禍の巣ごもりの生活の中で、NHKBS映画は楽しみの一つです。昨日の「武士の家計簿」は、10年ほど前の邦画で、それほど古いものではありません。歴史家磯田道史さんの著書を映画化したもの。東大赤門を作った加賀前田家のお話。実際にあの門を作ったのは、この映画の主人公の猪木家の9代目当主。何度も赤門には行きましたので、興味がそそられました。

 その9代目と10代目と11代目がモデル。金沢の前田家の家臣の猪木家は代々藩の経理を担当していました。50畳くらいの和室に、50人くらいの人がそれぞれの机に正座し、そろばんに向かいます。帳簿を見ながら一日中計算する生活です。猪木さんは、不正をただしながら次の代に伝えてゆきます。自身の家の家計簿も膨大な赤字となり、姫から拝領した茶器まで売却。質素な暮らしになります。

 磯田さんは神田古書街で猪木家の古文書を見つけ、物語とし、著書にまとめました。それにしても江戸時代の加賀藩はすごいと思いました。恐らく全国でも同じようにあのような厳しい経理の事情があったと思われます。3代に続く家族の状況が記録されていることが素晴らしい猪木家です。子孫は明治の戦争時も日本の経理を担当していました。その子は海軍とか。そこまでは映画では描かれていません。廃藩置県になっても生きてゆくすべがあったのです。

 気になるのは、現在の猪木家。こういうものは代々伝えられてゆくべきものであるのに、神田の古書街に売却されていたことが残念といいましょうか。でもそれゆえ磯田さんの目に留まり、映画化されたことはよいことかもしれないです。

 

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笠松町の有形文化財和田家見学

2021-11-22 | 岐阜県

 昨日は国指定有形文化財の笠松町にある和田家を友人たちと見学してきました。2018年に指定されて以来、前の道を通るたび気になっていたところ。家族の皆さんは滋賀県に移転されていて、普段は固く閉ざされていますが、昨日まで三日間特別に公開されていました。築90年の民家ですが、大工が京都から来て、3年の歳月がかかったようです。生糸で財をなされたようです。殆ど改築されていないので、90年前の建築様式がしのばれます。庭の巨大な灯篭二基と、礎石はあまり見たことにないもの。どこの寺よりもたらされたかは不明。二階和室の梁川星巌の屏風も素晴らしかったです。

 駐車場近くの笠松県庁跡は30年ぶり。廃藩置県の後、愛知との県境近くの要所として明治初期県庁が笠松に置かれました。すぐ司町の県庁は移転したのですが、その当時は笠松町は栄えていました。当時の漢詩人、伊藤冠峰の漢詩が石碑に彫られていいます。

 3時に和田邸の英語解説があるというので、先に瑞穂市のビオでランチを取りました。柿畑近くににあり、以前来たことがあるはずでしたが、ブログには書いていません。最下段の写真は、友人から頂いたモモスケカブで作ったサラダ。美味しい柚子味噌もいただきました。その後茶房に寄り、スマホの操作方法などを教わりました。でもまだまだ未熟です。和田邸の英語解説はどうやらこの日は中止で、聞くことは出来ませんでした。

 

 

羽島だより

 

洋間照明器具                 梁川星巌の屏風

マントルピース

庭の礎石

笠松県庁跡にある伊藤冠峰の漢詩の石碑

ビオでのランチ

デザート

 

モモスケカブのサラダ

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WFWP海外支援バザー

2021-11-21 | ボランティア

 今年もWFWP事務所で海外支援バザーを開催しました。支援国は、ネパール、ハイチ、ベリーズです。これまでは長く二国でしたが、一昨年からベリーズが加わりました。ベリーズもハイチと同じカリブ海沿岸の国。どの国も最貧国に近い状況です。特に、ハイチは何年も前の地震の被害がひどく、立ち直れません。

 ベリーズはアステカ文明の影響を受けています。メキシコなどは金が目的でスペインが取り尽くし、アステカ文明は破壊されました。ベリーズは、金目の物がないと分かり、スペインが手放した国。そこへイギリスが入り、支配してきました。マホガニーがあることが分ったからです。アステカ文明は破壊されず、今も残っています。そこではイギリス流の礼儀を教えました。マナーも他の南米の国よりよいそうです。それで、現地では母の国と言い、英国を認めています。

 例年のようにお昼は豚汁とお赤飯、手作りスイートも準備し来訪者にお出ししました。この収入もありがたいのです。雑貨、衣類、野菜の寄付もありまずまずの収益でした。私は今年も柚子と頂き物のタオルを寄付しました。

 

 

ベリーズに派遣されていたAさんの手作りケーキを買いました

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公民館短歌会 170

2021-11-20 | 短歌

 昨日は晩秋の好天の中、公民館短歌会を開催しました。この日のトップニュースは、伏屋さんが明治神宮秋季短歌祭に応募され、佳作入選されたこと。全国規模ですし、投稿料も無料ですから応募者も多いです。コロナ禍のため、短歌会は開催されませんでしたが、記念の歌集と明治神宮の名前を彫りこんだ金属製のしおりが贈られてきたようです。見せていただき撮影しました。

入選歌

風涼し庭の楓にいくつもの空蝉揺れて夏終はりゆく

 秋の大会にふさわしい季節感が出ていると思いました。昨年は鈴木さんが入選し、次は彼女。これからも楽しみです。

 皆さんの作品の添削に入る前、これまでは万葉集を解説してきましたが、最近は歌人を一人ずつ取り上げ作品や生き方を話しています。昨日はライ病で悲劇的な人生を送った明石海人(あかしかいじん) をテーマにしました。いわれない差別を受けたままの悲惨な人生でした。教師になり結婚した後にライ病に罹り、家族と別れて愛生園で37歳で孤独な生涯を閉じます。自殺未遂もされています。次は作品。

さくら花かつ散る今日の夕ぐれを幾夜の底より鐘のなりくる

 

 昨夜は、月の98%が隠れる月食がありました。寒空に美しかったです。次の月食は来年11/8。皆既月食らしいです。もう一つのニュースは、米国大リーグのMVPを、エンジェルスの大谷翔平選手が、満票で受賞しました。日本人としては、2001年のイチロー選手以来、20年ぶりの快挙でした。投打二刀流で、本塁打も46本。今後も楽しみな選手です。

 

 

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信じられない日本の過去

2021-11-18 | Weblog

 これはネット情報です。

第二次大戦中…日本が核実験を行い、
しかもそれに成功していた。


こんなことを言えば・・

「デタラメだろう」
「そんなはずはない」
と思われるかも知れません。
でも、これ、アメリカ政府の
機密文書に書かれていることなんです…

当時、この事実は技術とともに葬られ、
多くの日本人が、真実を知る機会を
奪われてしまいましたが…

なんと、それがのちに
ソ連の核開発の原動力となり、
さらには北朝鮮の核や、ミサイル開発にも
大きく貢献しているそうなんです… 


この驚きの事実を研究しているのが、
元自衛隊陸将補で、陸上自衛隊の小平学校副校長、
拓殖大学客員教授などを歴任した矢野 義昭先生です。

ルネサンスの最新号:vol.7より、
一部引用してご紹介します。

「奪われた日本の研究成果」

“昭和二〇年(一九四五年)八月十二日、
ソ連軍が迫る中、日本は北朝鮮の興南・
沖合の小島で核実験に成功していた。

しかし、その直後にソ連軍が侵攻し、
興南における核関連のインフラと鉱石は
破壊されるか持ち去られ、

その際に逃げ遅れた科学技術者たちも
ソ連に連行され拷問されたという。

その核実験の模様は、ワカバヤシと名乗る
海軍大佐から昭和二十一年(一九四六年)夏以前に
聞き取られた証言が元になっている

〜中略〜

米機密文書によれば、日本の核開発計画は
ニ計画(日本陸軍の核爆弾開発計画)断念後も
秘密裏に継続されていた。
陸軍のニ計画の成果はすべて海軍に引き継がれ、
日本海軍は大和級戦艦を四隻建造する予定を二隻で中止。

残り二隻分の資金と資材をすべて
秘密の核爆弾開発計画につぎ込んだ。
陸軍のニ計画で中心人物の一人だった
鈴木辰三郎は回想録の中で、

「陸軍のウラニウムの特性に関する研究は
うまく進展している。

〜中略〜

海軍に必要なデータは陸軍から提供された」
と述べている。
陸海軍は核爆弾を本土決戦の際に使う計画だったのだ”

日本の核開発が、もっと早く進展していれば、
あの戦争の結末は変わっていたかもしれない…
と思わされるような事実ですが、、

実は、今こそ矢野先生の発見を
多くの日本人が知ることが、
“日本を救う秘策”になる
と、
今回の記事では結論づけられています。
今、国際的な条約によって、
核兵器の保有は一部の国のみに限られていますが、
なんと、日本も堂々と核兵器を保有できる、
抜け道があるというのです… 

いったい、どういうことなのでしょうか?

今頃咲いたハイビスカス

 

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岐阜県交響楽団第96回定期演奏会

2021-11-16 | 文化

 一昨日の11月14日、誘われて岐阜県交響楽団第96回定期演奏会に行きました。会場は長良川国際会議場。座席は1席ずつ空けます。まだまだコロナ禍の配置でした。プログラムは、スメタナの歌劇、「売られた花嫁」より。次にドヴォルザークのチェロ協奏曲ロ短調作品104。休憩後、ドヴォルザーク交響曲第8番ト長調作88。

 指揮者は井崎正浩。チェリストは、ルドヴィート・カンタ。彼はチェコ出身。スメタナもドヴォルザークもチェコ生まれ。日本では何度もソリストとして活躍されているようです。これまで度々コンサートには出向いていますが、ドヴォルザークは殆ど聴いていません。第9番以外は知りませんでした。個人的には、第8番は第三楽章がすてきな旋律でした。チェコ旅行も思い出していました。

 これまでコンサートにはよく行きましたが、思い出してみると、ピアノが一番多かったようです。チェロは40年位行っていません。ピアノと言えば、先ごろのショパンコンクールで2位を取得をした、反田さんは、コンクールに出るまで入念な準備をしたことを、今朝テレビで語っていました。15年間で800人が演奏した曲を調べ、演奏順も決められていたようです。さすがでした。

 指揮者はフェイスシールド、演奏者はマスク姿でしたが、二曲目に入ってからは指揮者とチェリストはフェイスシールドを外しておられました。岐阜県交響楽団は、2023年に創立70年を迎えます。いまそのシンボルマークを募集しています。

 この日はアクシデントがありました。前半が終わり、休憩しようとホールを出た時、出口で人が倒れてしまいました。何度もコンサートに行っていますが、これは初めて。ホール側は急いで担架を持ち出して、救急車を呼んだみたいです。高齢になるとそういう心配はありますので、私たちも注意が必要です。

 

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ニッポンぶらり鉄道旅 東急大井町線

2021-11-14 | 映画・TV・演劇

 昨日の朝、NHKBSで、「ニッポンぶらり鉄道旅 東急大井町線」が放映されました。平成のはじめ東京にいた時、沿線に住んでいたこともあり、目を止めました。何度も利用したのに、知らないことが多かったです。あれから30年以になるので無理もないですが。当時は快速電車もなくて、各駅停車ばかり。先ごろ九品仏駅近くで、タクシーとの衝突事故を放映していましたが、快速が事故を引き起こしました。

 旗の台近くにユニークな銭湯があることも知らなかったし、等々力近くに陶器の金継をする工房があることも知りませんでした。銭湯は普段行かないのでどちらでもいいのですが、陶器の接合には驚きました。割れてしまった陶器を接合させるのには、小麦粉をまぜた水うるしを使用するのだそうです。そして、金とか銀とかの色うるしで仕上げます。半年もかかるのに、注文があるのは、東京らしいです。等々力は、渓谷しか知りませんでした。戸越公園は知っていました。尾山台近くには、有機農園があり、野鳥も来るようです。

 終点の二子玉川近くでは、多摩川の河原でシャボン玉を飛ばしている人が見られました。川崎に住むそのデザイナーは、シャボン玉を二本の釣り竿を鎖状の紐でつなぎ、巨大にしたり、何百個もとばしたりするのには驚きました。介護施設ででも活躍されているようです。二子玉川はおしゃれな店しか覚えていません。二子玉川神社の地下には多くの仏像があることも知りませんでした。

 

昨日は、フィギュアスケートNHK杯で、日本は男女とも金メダルを取得して素晴らしい記録を残しました。女子の坂本花織選手は昨年に次ぐ快挙で、男子の宇野昌磨選手は3季ぶりでした。君が代が輝かしく聞こえました。

 

戸越公園

二子玉川神社

ムクドリ

介護浴 歩行用

金継の器

 

巨大なシャボン玉

無数のシャボン玉

施設に訪問してシャボン玉を披露

 

 

 

 

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