つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

冬珊瑚

2005-11-30 | ガーデニング
 繁殖力が強く、あちこちで今赤い実をつけています。茄子科らしく、花の形は茄子に似ていますが白色です。(紫の茄子の花は7/23にup)
 実は始め緑で、次に橙になり赤くなります。小鳥が食べた糞から芽を出した冬珊瑚は、庭のあちこちに自生しています。
 園芸の先生の話によれば、種の周囲に発芽を抑制する成分があるのでそのまま播かず、よく種を洗浄するか、小鳥に食べてもらった方が発芽しやすいのだそうです。
 
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ヒメツルソバ

2005-11-29 | ガーデニング
 漢字では姫蔓蕎麦。比較的頑強で、よく繁殖します。冬は姿を隠しますが、春がくると芽吹き、今も咲き続けています。蓼科で、アカマンマの仲間です。小型で日本の花のように見えますが、ヒマラヤ原産。
 ヒマラヤの麓のネパールから先日帰った友人の話によれば、夏の花が咲いていたそうです。以前私も12月に行きましたが、その時は菜の花が咲いていました。恐らく姫蔓蕎麦は年中咲くのでしょう。

 なお、ネパールにも日本と同じ味の蕎麦が栽培されていて、花の色はピンクです。日本人経営の蕎麦やさんで頂いたお蕎麦はとても美味しかったです。
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ポニー

2005-11-28 | 動物
 当町のスーパーの空き地に乗馬クラブの宣伝のため、ポニーが中津川市から運ばれて来ました。なんとワゴンに乗せられて・・・
 私は午年なのに、それと近くには競馬場があるのに馬に触れたことはありませんでした。競走馬は怖くて近寄れません。今年4月から9月までのNHK朝のドラマ、「ファイト」は馬がテーマでした。ドラマで馬の顔をなでているシーンを思い出し、このポニーのやわらかい顔に触れて見ました。これ以上は大きくならないそうです。競走馬と違って乗馬用は穏やかな性格だとか・・・動物は癒しになります。
目がとってもかわいいし・・・
 馬の蹄鉄をさかさまに吊るしておくと福がたまるという西洋のおまじないのようなものがあり、いつか蹄鉄を手に入れたいと思いながらも・・・
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報恩講 2

2005-11-27 | わが家
 昨年に続いて今年も報恩講に出かけました。親鸞聖人の命日の11/28前後に催されます。お寺には親鸞聖人の書とか、このような掛け軸が去年のように掛けられていました。
 あまりにも恐ろしい場面のこの絵を見て、お坊さんに意味を尋ねてみたことがあります。人が掴っている蔓の下には蛇が待ち構えているし、今にも象が蔓を切ろうとしています。人の周りには蜂が飛んでいます。これは「人間はいつもこのような絶対絶命の場合があることを常に考えて行動しなければならない」という戒めだそうです。
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まゆはけおもと

2005-11-26 | ガーデニング
 漢字では眉刷毛万年青で、眉刷毛とは、お化粧したとき余分についたおしろいを落とす刷毛のことです。花の形状が白いおしべの束の先に花粉の入った袋つまり、葯が一杯ついていて、刷毛そっくりです。分厚い葉はまるでサボテンのようです。花が終わると赤い実がなるそうです。アフリカ原産。
 友人のGさんは、ご夫婦ともガーデニングがご趣味で庭がいつも美しく整えられています。そこで撮影させていただきました。
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メタセコイア

2005-11-25 | 植物
 生きている化石と言われている植物です。落葉高木で今、黄色に色づいています。成長が早いため公園などに植えられています。60年ほど前、中国で見つかりました。それまでは化石しか確認されなかったのですが・・・
 繊細な葉が羽根状についています。日本名、あけぼの杉。(写真は岐阜市内で)
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銀杏

2005-11-24 | 植物
 近くの神社のいちょうです。銀杏、この文字をあるヨーロッパ人が「ギンキョウ」と発音し、そのまま伝えたため、英語では、Ginkyo treeと呼ばれています。津波が、Tsunamiと世界共通語になっていると同様にこれも日本語が語源です。
 万葉の時代では、紅葉ではなく、黄葉と表現されました。今は紅葉するもみじが主体ですが、その時代は黄葉する植物が秋を現していたようです。
 なお、私達の短歌結社では、鴨脚樹と書くよう、指導されています。
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悼・早船ちよ先生

2005-11-22 | 岐阜県
 書き込みが一ヶ月以上遅れてしまいましたが、作家の早船ちよ先生が10/8に亡くなられました。鋳物の町、川口市を舞台にした「キューポラのある街」の原作者です。91歳でした。日本児童文学者協会賞を受賞したこの作品が吉永小百合主演で映画化され、話題を呼びました。
 作者は岐阜県飛騨市生まれで、高山に文学碑があります。写真はその碑を見て詠んだ歌で、拙歌集「領海を越えて」に収めています。その頁ですが下の方に英訳も小さく載せています。

早船ちよの碑(いしぶみ)ぬらす雨は飛騨のおそき桜を散らし尽くせり
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ふたつの短歌会 2

2005-11-21 | 短歌
 地元公民館の歌会と東京の歌会の作品をそれぞれ一首ずつ紹介します。

ちっちゃな手生れて間もない琴葉ちゃん壊れはせぬかとそっと抱きぬ Sさん

 初孫を抱いた喜びにあふれています。この場合は、文語に拘らず口語体にされたことで実感が出ました。美智子皇后も皇太子様ご誕生のとき、この作品とよく似た歌を詠まれています。

明け方にポンと音して咲くといふ蓮に会ひたし不忍池        Dさん

 私もその音を聞いてみたいものです。

 なお、写真は、今年9月に発行された、古今和歌集奏覧1100年、新古今和歌集奏覧800年の記念切手です。左側は小野小町で右側は藤原定家です。買いそびれてTさんに頂きました。ありがとうございます。

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中村久子女史

2005-11-19 | 岐阜県
 町主催の講演会があり、講師は手足を病のため無くした中村久子女史の次女の富子さんでした。子供のとき脱疽により四肢切断という苦境に立たされ、辛酸をなめつくした高山市生まれの中村女史については以前にもWFWPの機関誌のアイディアルファミリーに紹介されたりして知っていました。
 ビデオで彼女の一生を辿り、娘さんから生前のお話を聞きましたが、並みでない苦難はとても語り尽くせなかったと思います。裁縫、書道、料理、編物すべて口と僅かに残る腕でされるのです。ヘレンケラーにも感動を与え、3度も会われています。講演で驚いたことは、女史に冷たい言葉を浴びせるのはえてして社会的に上位にある人ということです。
 人間は苦労するほど人格が磨かれるのではないかと思いましたが、これは個人の資質にもよるでしょう。写真は筆を口にくわえて書かれた色紙です。変体仮名で
 「なせばなるなさねばならぬ何事もならぬは人のなさぬなりけり」
と書かれています。
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