2015/12/11 記
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「わーく No.60」の記事から・
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「わーくNo.60」p.2
///個人医療情報 QRカードの検討 No.019 ///
☆☆マイナンバー・カードを生活総合カードにするのは危険/機能分割し、災害対策『お薬手帳QRコード版』を作ろう!(2)☆☆
*今回は、「わーく」のメンバーN君とのオンライン対談でお届けします。と)は飛田です。
と)大災害があったとき、医療現場は大混乱を起こす。命の危機に時間がない重症者と、手足の骨折等、時間がとれる負傷者が病院に同時集中したりする為、トリアージという症状区分けをしているが、人数が多いから大変。入院しても、どのような持病があるか治療薬は何かもわからない。意識の無いひとや、自己表現が困難な高齢者や、乳幼児は、病歴を語ってはくれない。
N)でもそれは、お医者さんの仕事では。
と)静岡では、「市民トリアージ」という市民協力が試みられているし、今、始まろうとしている「マイナンバー・カード」では余剰機能で、病歴や治療薬を記録する機能もつけられるという。
N)カード落としたら大変じゃないの。
と)芋づる式にデータは探れない仕組みになっているけれど、もともと市民の課税管理のためのカードだから、なにもかにもプライベート情報を積め込むのは、別に市民が作ってくれという中で出来たものでもないから、持ち歩かず、結局箪笥カードになるんじゃないかな。
N)「と」が言っていたけど、「戸籍謄本見せないと買い物できないとしたら、戸籍謄本持ち歩くか」という話、あれ履歴かくの?引きこもっていたこと、見えたら絶対にいやだよね。
と)あれは例えだけど、「悪いことしていなければ、何隠すんだ」という発想、最悪だと思う。僕は病歴や治療薬などは、被災時に必要だから「おくすり手帳QRコード版」で、別に作ればいいと思っている、希望制でね。救急治療時というより、応急処置から入院になる場面で有効。複合化するなら、「今、どの避難所にいるか(生存証明)」をカード読み取り避難所管理者がまとめて送れるし、QRコードなら携帯で読み取れ、手入力しなくてもカルテの表計算ソフトにそのまま送れる。ただあくまでも、「おくすり手帳の電子拡張版カード」の範囲でとめるべきだ。
N)個人情報、全部1枚でというのはやめるべきだということだね。
と)そう。「マイ・ナンバー」始まるけど、定着まゆつば、
危ないよ。だから「お薬手帳QRカード」希望制で
別に作っていけばいいんだよ。ただ、医療機関の
協力がいるから、行政協力で市立病院から、テス
ト実現したいんだけどね。時期最悪かな。(続)
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異常気象。朝まで豪雨、降り続き、晴れた午後、暖かい南風が入って、12月というのに20数度まで気温があがった。
「わーく」は5円コピーで印刷している。ところが行きつけのところが、機器故障。金曜災害ミニカフェが終わってから夜に印刷することに。5円玉を無理に入れたらしい。
夕食が面倒なので、相模線の帰り、茅ヶ崎駅周辺で母と外食し、先に帰らせる。私はサポセンへ。
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金曜災害ミニ・カフェは、
<衰退する地域コミュニティと災害現場の柔軟性>
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●クローズアップ現代「町内会が消える?どうする地域のつながり」<<< 昔の隣組の時代ではない、新しい地域連携の必要性。
●あの日 わたしは「宮城県石巻市 斎藤一夫さん」
<<< 石巻市職員。生活物資調達と配達担当の斎藤さんの経験
被災者孤立を避けるための基礎議論。家庭事情の多様化と衰退する地域コミュニティ。要援護者をケア・サポートするのは、行政サービスだけなのか。行政職員も被災している。地域インクルージョンは絵に描いた餅なのだろうか。そして「消える障がい者家族」。疎開以外の道はないのか。
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★新聞記事から★
<被災者の孤立を防ぐ、地域コミュニティつくり>
●「仮設のつながり新天地でも 職員派遣し交流会」(宮城 2015年11月20日 金曜日 河北新報)
●「<災害公営住宅>新たな地域社会へ町内会設立」(宮城 2015年12月07日 月曜日 河北新報)
上記、注目。
夜間傾聴:**子(安定している)
ひとり
(校正1回目済み)