2015/12/19 記
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糖尿病治療の主治医の診察。年内最期。薬をもらって橋本へ。新しい生徒の御宅にお邪魔。方針説明の最中に、何回も**子から電話あり。大声で怒りを撒き散らしている声が、携帯から離れていても聞こえてしまう。初回から生徒を怯えさせてしまった。**子の父親から事情を聞くと、使い込み医療費のことで、母親と激論になった模様。ともあれ、仲裁は今出来ないのでと伝え電話を切った。面談中の母親から**子の年齢を聞かれ、まもなく40に届くと答えると、キャパを超えたらしく、言葉を失って、40ですかと呆然としている。考えてみれば、この方と同世代だ。
おやつをご馳走になって、世間話。私が茅ヶ崎から来ていることに、またびっくり。たしかに片道1時間半かかる。この方のご母堂が民生児童委員をされていて、その情報ルートから塾長にたどり着いたらしい。この方の妹さんは、仙台にボランティアに行っていたという。大槌町に「カタリバ」という団体が、被災生徒への学習支援をしていた話があり、彼らが3.11以前から「斜めの関係」というのが好きだと伝え、若い先輩の言葉が大事な学習契機になると説明。爺ぃには真似の出来ないわざだと笑った。まあ、初回としては無事に過ぎたようだ。
茅ヶ崎経由で平塚中央図書館ポストに書籍を返す。日が落ちてコートを羽織っていても寒気がしみ込んでくる。12/21関連の月刊社協バックナンバーが欲しかったが、時間が間に合わなかった。障がい者団体関連は、高齢の話題に冷淡だ。地域から家族の結束で身を守っている感の強い障がい者活動の場合は、高齢者支援に登場する地域包括支援のセンスと遠いから、包摂的な地域環境を整えるという見通しから、戦略的に関わる感が強い。これは市民活動レベルではない。彼らが12月懇話会に参加することを祈るような気持ちになった。
今回は市民生児童協にチラシ配布をお願いした。反応が出て新規の方が参加してくれると嬉しいのだが。
**子、ライブに行ける様になったと、彼女のおばさんから連絡あり。ともあれ落ち着いた模様。
平塚に行くと、駅ビル地下で厚切りの鮭の切り身を買って帰ることにしている。焼くだけだから簡単と思っていたのがいけなかった。偏食の母の抵抗にあう。真空パックの煮魚(カラスカレイ)で対応。飯を残すので、ジャガイモの味噌汁で対応。悪戦苦闘の末、母は食事の大半を残してしまった。間食をしている感じだ。高齢者支援活動をしてこなかったのは、こういう偏屈の受け流しがいるからだ。即身仏になるつもりかと、猪介をかけても百戦錬磨の婆さんには通じない。こうして残したおかずは、私の胃というディスポージャーで粉砕される。糖尿病生産装置である。
<気になる新聞記事>
●「仙台「手話言語条例」議員提案で一致」
●「宮城・仮設集約 石巻は入居率30%以下」
●福島「復興住宅、高齢者率53・6% 県営住宅の3倍」
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)