湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

12/07 脳血栓ということ/平穏という価値のこと

2015-12-08 06:17:57 | 地震津波災害ボランティア

2015/12/07 記
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母の友人が市内の高齢者住宅にいた。1週間前、睡眠中、突然血栓が跳んで昏睡状態となり、発見が速かったので、半身不随状態で生還した。ところが退院となったものの規約により、医療ケアのある特養ホームに移転しなければならなくなり、せわしない話だが、今日、転居した。

先方は、独身の息子さんひとりが、通所見守りをしてきたのだが、介護事情が全く分からない不安を私の母にぶつけてきた。私の母とて、片肌脱げる歳ではなく、「お前、いけ」と、嫌な予感通り私が駆り出された。橋本の対面学習は、彼の通院帰りに海老名で行うことになっていたが、彼からも時間を遅くして欲しい旨の電話が来ており、日延べすることになった。

介護タクシーに便乗して、某施設までついていった。私の知り合いの多い施設で、職員が私が出てきたので、びっくりしていた。私の親戚ではないが、懇意にしてもらっている方と説明し、私がなにをしたというわけではないが、無事、この方は入所できた。

彼はその足で、最寄り駅から新幹線・新大阪まで出張で、私はその施設職員さんに、12/21の峯本さんの懇談会の件を無理矢理聞いてもらっていた。

しかし、一瞬のうちに血栓はひとを変えてしまう。口は半分閉じかけのまま、意味のある言葉を発することができなくなってしまったことに、当人がじれていることが伝わってくる。声さえ押し殺しているが、残酷なものだ。

帰りに市社協とサポセンに立ち寄り、ビッグイシュー誌配達と、金曜災害ミニカフェ12月分ポスター掲示依頼を済ませた。

サポチガの忘年会の欠席連絡を済ませた。鶴嶺高校ボラ塾の事故といい、2月のワイワイ祭りの参加の場無しのこと、相談無応答で無理せず参加取りやめ表明など私は空転続きで、忘年会の場でとても楽しめる状態ではないので、遠慮させてもらった。これらは方針以前の問題だったが、接点がなくなれば別れて進み協働の機会を待つ、これは原則だ。

ケンタッキー・フライド・チキンで母の今夜の夕食メニューをごまかしたが、健康で食事をしている母をしげしげとながめてしまった。あとどれだけの時間、こういう時間を共有していられるのだろう。

金曜災害ミニ・カフェは、今回、生前の黒田裕子さんが登場するカットが入った番組を流す。災害復興住宅入居後の医療・生活サポート十数年をたどるからだ。また、石巻市の当時の行政課長の話もたどりなおした。今週の金曜は、壊れて行く、都市の地域コミュニティの様子を論じる。

夜間傾聴:ふたり

(校正2回目済み)

 

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