湘南オンラインフレネ日誌

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12/07 中村哲氏の仕事に思う/ヤングケアラーの会に

2019-12-08 05:44:11 | 地震津波災害ボランティア
2019/12/07 記
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中村哲氏の灌漑開拓の記録番組を見ていて、「諍いは窮乏が根底にあって、生活に豊かさが戻れば、諍いはなくなる」という論が流れているのが気になった。私は憲法九条関連の街頭インタビューで、年配者の応答に、「戦争の銃声がなくなった日本は平和ないい世の中になりました」という発言がその都度でてくる。広島や長崎の「平和」の祈りにも、中村氏の活動と共通の痛みを感じてしまう。武器による殺戮がなければ、いい世の中なのかということだ。
戦争を肯定するわけではない。「平和」と聞くと「のっぺらぼう」のような空疎感をかんじてしまうのだ。ひとの「差別」や「標準という抑圧」が、平和の明るさに塗り込められてしまう。私の仕事はその「差別」と「標準という抑圧」にたいして、「教育という場」から関わっててきた。「知識の習得=善」ではなく「知識の質を問う」、ということだ。
中村氏のまなざしの「彼方の平和と静穏なコミュニティ」を否定するつもりはない。ただ中村氏礼賛の言辞を書き込んでいる人の平和な顔をまじまじとみてしまうのだ。
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朝、母を浜見平の##さん宅に預けようと準備していると、「行かない。家にいるから大丈夫だ。」と言い出した。連日外出しているから、疲労は当たり前ではあるのだが、ひとり留守番させるには空き時間が長いので困ってしまった。
理由はふたつあった。身体が疲れているから自宅でという背景があるとき、私が鬱陶しいということで、うるさい奴がいないうちに、ひとりで風呂に入ってしまい、毎回私の注意を聞かないこと。「めまい」を起こす者ひとりの入浴は危ないから、「そばに私がいるときに」と言っているが、それがまた鬱陶しいらしい。
もうひとつは、季節は過ぎたが小発作が月1回は起きていること。突然座り込んだり、倒れたりするのだ。
説得しているうち、ヤングケアラーの講演会開始時刻・水道橋13時に間に合う10時半が過ぎてしまった。やむなく参加をあきらめた。悲しい、予約制¥2,000-を支払うので送金先口座番号を教えて欲しいと協会にメールを送った。信頼関係が大事だからだ。

夜間傾聴:なし
(校正2回目済み)
 
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