湘南オンラインフレネ日誌

フリースクール湘南オンラインフレネ学習的就労支援活動・災害ボランティアの実践を書き溜めていきます。

4/29 缶詰の一日、ハリージェイムスが流れて

2022-04-30 06:12:00 | 地震津波災害ボランティア

2022/04/29 

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天気が悪くなるということで、母は趣味サークルを欠席した。マンションの室内は、線路際の立地もあって防音対策がしっかりしていて、外の音がほとんど聞こえない。だからよっぽどの嵐でないと、全くわからない。買い物は昨日済ませておいたので、一日中母と睨めっこの事態。


私は、教材屋のお情け窓際リモートワークやら、眼と相談しつつ順待ち図書を読んでいる。今は

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人と人とが直接的に対峙し、向き合う、ケアや支援の現場。今日もまた、法制度や個々人の行為の限界を、掻い潜り、乗り越え、換骨奪胎するため、現場の人たちはミクロな「社...

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を交互に読んでいる。しかし、その光景は少し違っている。コピー・スキャナー機のような読み上げ機と、拡大ディスプレーを睨んでいるからだ。部屋の隅で小ぢんまりとやっているのではなく、耳障りな早送り音声が流れているからだ。


これが母には苛立ちの種。私に話しかけては、作業の中断を試みる。こうして、相互のフラストレーションは高まっていき、私は自分の部屋の布団の上にゴロリ。母もTVを切って、寝室のベッドによこたわる。このくりかえし。早く夜にならないかと、思っていた。

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気まずくて、幼児の頃、「Tennessee Waltz 」の偽歌を私が歌っていた昔話を蒸し返した曽祖父の大正琴のSPに紛れて、祖父がもらってきたハリー・ジェームス楽団をバックにキティ・カレンが「It's Been a Long,Long Time」を歌っている、そのSPをしょっちゅう聴いていたなあと、切り出した。母は、きょとんとしていた。やむなく、スマホから曲をえらんで聴かせた。ああ、聞いたことがあるとの応答。広義のJazzPopsである。残念ながらキティ・カレン抜きのハリー・ジェイムス版だったが。


なんとも古い話だが、こうして、しらじらと一日は終わって行った。


(校正2回目済み)



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4/28 これからの災害ボランティアの話

2022-04-30 03:49:00 | 地震津波災害ボランティア

2022/04/28 

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FBの災害ボランティア関連スレッドの##さんとチャットをした。西日本の高齢者施設職員の方だ。


ウクライナの話になった。戦闘避難出来ない方の話になった。寝たきり高齢者、障がい者の施設利用者さんと、在宅の方の話だ。


実はこの他にも刑務所入監者、触法逃亡者がいる。畜産農家、病院や危機行政・インフラ管理者等離脱に迷う人や、ペットの世話・文化財管理で居残りを決めた方等々様々な方が、保護の網からすり抜けてしまう方達がいる。


戦争と火災そして大事故(原発事故等)これら人災を、災害ボランティアは想定して来なかった。このとき、被災地から脱出できない方の人数は、膨大な数に膨らむ。


自然災害の場合も、今後想定されている南海トラフをはじめとした広域大震災も、脱出困難な方は膨大な数に及び、地域も拡散する。


果たしてボランティアになにがなし得るか。今までの流儀は成り立つのか。


こんな話題も私から投げかけた。自然災害との場合は、予防よりも、いわば後始末の場面にボランティアは出番をもっている。しかし、人災の場合は、その事態のただ中、つまり継続中の活動が求められ、活動は、より危険に晒される。自然災害のばあいは、疫病災害があてはまるが、こうした背景を負って、ボランティアは活躍できるのだろうか。生活余暇利用とか(挑発的だが)人道支援の方には荷がおもすぎるのではないか。


これから予測される災害対策活動は実務長期戦。要援護者支援の訪問支援は、ときに危ない環境の中、長期親和交流を、かつ、より広域で在宅避難者と、絆を取り結ぶ。しかも大勢を相手に。相手を知らねばならぬことから、顔見知りになるために、余暇利用の活動に太刀打ちできるのだろうか。


こんな大上段振りかぶった論議をした。##さん、しんどかっただろうなと、思いつつ、近くに住んでいなくてよかったねと笑った。口論絶えないだろうとおもったのだ。


私は差別やいじめ、障がいと貧困、格差というマイノリティの視座から語るが、##さんは、家族と政治からの変革重視という差がある。しかし、「また、やりましょう」というチャットを終えた。


(校正1回目済み)


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