2018/10/30 記
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録画しておいた下記の番組を観た。
●ハートネットTV「地域に暮らすということ〜西日本豪雨 被災した障害者〜」(11/30 ETV 30分)
2018年7月6日夜〜岡山県倉敷市真備町の豪雨災害
7/6夜豪雨〜7日にかけて浸水・土砂災害で、5800世帯が被災し、3000世帯が現在も仮設生活をしている。51名の死者を出した。その8割にあたる42名は市行政が把握している要援護者だった。その「要援護者」の中に障がい者が含まれているという。
5歳の娘を持つ知的障害のある母親Mさんは、福祉の担当者とのメールで、避難相談をしていた。しかし避難所が分からず、警察には電話が殺到していて、救援を求められず、逃げ遅れて親子ともども溺死した。福祉の支援の中で日々を暮らしており、近所付き合いはほとんどしてこなかった。また地域も平凡な母子家庭として受け入れていたが、防災避難関連の結びつきなどの連携を作ってこなかった。発災時、避難協力してくれる隣人がいなかった。戸惑いの中で母子は被災した。
一方、自前の地ビール工房を営んでいる精神障碍17名のグループ岡山マインド「こころ」は、避難先を地元精神病院とし3週間避難したのち、被災したビール工房に戻ってきていた。やり直しの七夕企画をたて、地域住民の再会イベントを 10/14 に実行、700人が再会した。地ビールを通して地域参加を柔らかな形で実現していた。
障がい者は福祉の支援を受けながら、関係者の世界の中で生活しており、個々の障がい者のご近所付き合いをしてこなかった。別の世界(人間関係)に生きることが、悲劇を生んだのではないかという。
地域という様々な事情を抱える雑居社会への関わりを育てたのが精神の「こころ」だった。
11/2の懇話会は石巻の「要援護者」の7年を語ってみる。番組でも指摘された「福祉と防災の乖離」という課題。「福祉」は、社会的弱者の日々の生活を支援し、「防災」は非常時の安全のために地域を守っている。お互いに接点はなく、交差する試みも少ない。しかし被災関連死の8割が「障がい者、高齢者、傷病者、乳幼児親子、在日外国人等の「要援護者」である実情からは、この「福祉と防災」の交差検討が問われている。
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明日のハートネットTVは「石巻」が取り上げられる。ゲストの山田葉子さんとの懇談に反映するだろう。
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今日は懇話会の配布資料を印刷した。石巻市の要援護者支援マニュアル(原子力災害編は、頁数も多く、見本をみてもらうことになるが、準備は一応整った。ただ山田さんがぎっくり腰を患い、無理を推して出席っしてもらっており、運営を考えねば。
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母、甲状腺機能亢のように、今日も暑さを訴えていた。ストレス性の自律神経失調症とみられているが、とにかく長期戦。家事終わりなし。
私は網膜色素変性症の土台の中で白内障が進行しており、また眼球の筋肉部分の古傷(ASPの子との格闘の後遺症)が炎症を起こして、視力が急低下しており、白内障とともに軽い日帰り手術をするか判断を迫られている。網膜色素変性症の進行に間接的な刺激にならないかという話。また飛蚊症に類似した視覚の脳神経の症状も慢性的に表れており、9日に脳神経外科の検査を受ける。全盲への道は、極力避けたい。やり残し解結のように、ついつい考えてしまうが、不登校引きこもり児者支援と災害ボランティアのライフワークは、後退させたくない。(すでに後ろはないからでもある。)
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)
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録画しておいた下記の番組を観た。
●ハートネットTV「地域に暮らすということ〜西日本豪雨 被災した障害者〜」(11/30 ETV 30分)
2018年7月6日夜〜岡山県倉敷市真備町の豪雨災害
7/6夜豪雨〜7日にかけて浸水・土砂災害で、5800世帯が被災し、3000世帯が現在も仮設生活をしている。51名の死者を出した。その8割にあたる42名は市行政が把握している要援護者だった。その「要援護者」の中に障がい者が含まれているという。
5歳の娘を持つ知的障害のある母親Mさんは、福祉の担当者とのメールで、避難相談をしていた。しかし避難所が分からず、警察には電話が殺到していて、救援を求められず、逃げ遅れて親子ともども溺死した。福祉の支援の中で日々を暮らしており、近所付き合いはほとんどしてこなかった。また地域も平凡な母子家庭として受け入れていたが、防災避難関連の結びつきなどの連携を作ってこなかった。発災時、避難協力してくれる隣人がいなかった。戸惑いの中で母子は被災した。
一方、自前の地ビール工房を営んでいる精神障碍17名のグループ岡山マインド「こころ」は、避難先を地元精神病院とし3週間避難したのち、被災したビール工房に戻ってきていた。やり直しの七夕企画をたて、地域住民の再会イベントを 10/14 に実行、700人が再会した。地ビールを通して地域参加を柔らかな形で実現していた。
障がい者は福祉の支援を受けながら、関係者の世界の中で生活しており、個々の障がい者のご近所付き合いをしてこなかった。別の世界(人間関係)に生きることが、悲劇を生んだのではないかという。
地域という様々な事情を抱える雑居社会への関わりを育てたのが精神の「こころ」だった。
11/2の懇話会は石巻の「要援護者」の7年を語ってみる。番組でも指摘された「福祉と防災の乖離」という課題。「福祉」は、社会的弱者の日々の生活を支援し、「防災」は非常時の安全のために地域を守っている。お互いに接点はなく、交差する試みも少ない。しかし被災関連死の8割が「障がい者、高齢者、傷病者、乳幼児親子、在日外国人等の「要援護者」である実情からは、この「福祉と防災」の交差検討が問われている。
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明日のハートネットTVは「石巻」が取り上げられる。ゲストの山田葉子さんとの懇談に反映するだろう。
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今日は懇話会の配布資料を印刷した。石巻市の要援護者支援マニュアル(原子力災害編は、頁数も多く、見本をみてもらうことになるが、準備は一応整った。ただ山田さんがぎっくり腰を患い、無理を推して出席っしてもらっており、運営を考えねば。
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母、甲状腺機能亢のように、今日も暑さを訴えていた。ストレス性の自律神経失調症とみられているが、とにかく長期戦。家事終わりなし。
私は網膜色素変性症の土台の中で白内障が進行しており、また眼球の筋肉部分の古傷(ASPの子との格闘の後遺症)が炎症を起こして、視力が急低下しており、白内障とともに軽い日帰り手術をするか判断を迫られている。網膜色素変性症の進行に間接的な刺激にならないかという話。また飛蚊症に類似した視覚の脳神経の症状も慢性的に表れており、9日に脳神経外科の検査を受ける。全盲への道は、極力避けたい。やり残し解結のように、ついつい考えてしまうが、不登校引きこもり児者支援と災害ボランティアのライフワークは、後退させたくない。(すでに後ろはないからでもある。)
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)